I.O.I イム・ナヨン&チョン・ソミ&チェ・ユジョン、それぞれの夢を語る

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デビューに向けた険しい道のりが終わり、今は誰よりも華やかな道を歩んでいる。目が回るほどの多忙なスケジュールに疲れているはずだが、グラビア撮影現場は少女たちの笑い声と生気に満ちていた。愛らしい3人の少女、チョン・ソミ、イム・ナヨン、チェ・ユジョンに話を聞いた。

―Mnet「プロデュース101」から6ヶ月が経ちました。1年は経ったような気がしますが……1番変わった点は何ですか?

チョン・ソミ:デビューです(笑) デビューしてから、様々な経験ができました。音楽番組にも出演して、CMも撮影しました。特に、テレビだけで見ていた先輩に実際に会えたことが本当に不思議でした。

イム・ナヨン:日常生活そのものが変わったと思います。それから目標も。練習生の時の私の目標はもっぱらデビューでした。デビューすると、成し遂げたい目標がさらに増えました。コンサートをしてみたら、もっとたくさんコンサートをしたくなるし、またもっと時間が立てば、私の名前でデビューして単独コンサートをしてみたいという、大きな夢や目標もできました。

チェ・ユジョン:ご飯を食べながらもびっくりします。まだテレビに映る自分が不思議で、オフの日に家族に会いに行く時や、歯医者さんに行く時に地下鉄に乗るんですが、電光掲示板の広告の中の私は、自分で考えても不思議です。だから写真を撮ったりして(笑) 様々な面でデビューしたことを実感する時が多いです。インイヤーイヤホンをつける時、それから撮影する時もたくさん感じます。

―8月にはユニットで活動しました。自分でユニットを作るとしたら、誰と組みたいですか?

チョン・ソミ:チョンハ姉さんです! ユニットをしてみて、それぞれ得意なものがもっと良く分かりました。うん、一度組んだユニットのメンバーで、もう一回やるのも楽しいと思います。お互いを良く知っているから、もっと上手くやれるのではないでしょうか。

イム・ナヨン:私はユジョンと一緒にやってみたいです。ラップをする人がユジョンしかいないから(笑) 私だけのストーリーと真心を込めて歌詞を書いて聴いてもらいたいです。歌詞は合間を縫って書くことができるから、ぜひI.O.Iが終わる前にやってみたいです。

チェ・ユジョン:元々ユニットはボーカルチームとパフォーマンスチームがあったんですが、1組しか出られませんでした。長所を集めてユニットを組めば面白いと思います。私もナヨン姉さんとラップだけの曲で一度やってみたいです。

―最近グループでカムバックしましたが、心境を教えてください。

チョン・ソミ:正直すごくドキドキしています。最後なので残念でもありますし。だから本当に頑張って準備しました。

イム・ナヨン:グループは相乗効果も発揮されますし、いっぱいに詰まっている感じが良いです。完璧に準備したい気持ちと、美しく終えたい気持ちが同時にあります。

チェ・ユジョン:実はデビューの時は一緒に番組をしたんですが、少し気まずい人もいました。最初は少し気まずかったんですが、11人全員で広告を撮影してすごく仲良くなりました。今はみんな仲良くなって雰囲気がすごく変わりました。最初は少しぎこちない雰囲気もありましたが、今回は11人で本当のケミ(ケミストリー、相手との相性) を披露できると思います!

―プロジェクトグループなので、ファンたちは活動が終わるのを残念に思っています。今後の計画はありますか?

チョン・ソミ:再びJYPに戻ります。そこでも頑張らなきゃ! まだ特に計画はありません。

イム・ナヨン:メンバー同士で、5年後にまた会えたら会おうね、という計画を立てました。でも、それぞれの意見もありますし、所属事務所もありますから、現実的に可能かどうかは分かりません。ファンの方々が望めば、もう一度活動できるんじゃないでしょうか。

チェ・ユジョン:新しい姿でファンの皆さんにお会いすると思います。


チョン・ソミ

―お父さんと一緒に芸能界活動をしています。チョン・ソミさん自身も「国際市場で逢いましょう」に子役として出演しましたが、演技をしたいという思いはありますか?

チョン・ソミ:私が歩んでいる道が本当に私に適していると思います。まだ演技まで欲を出すには早いと思います(笑) 演技をするなら、時代劇に出演してみたいんですが、私はハーフなので、外国から来た特別な役しかできないと思います。

―家では長女、外では末っ子ですが、どっちが好きですか?

チョン・ソミ:実は私、家では完全に赤ちゃんなんですよ。ハハハハ。お父さんも私にまだ子供だと言っていますし。だから家に帰ると楽です。大の字になって寝そべったりして(笑) でも、最近私が家にいないので、妹が苦労するんじゃないかと心配です。

―パク・ジニョンプロデューサーの真似をする所属事務所の先輩が多いですね。

チョン・ソミ:私も笑い方を真似してみました。肩を揺らしながら笑うのです。プロデューサーさんは全身を動かしますから。そして基本的な振り付けを通らなければならないんですが、振り付けがJYPスタイルなんですよ。だから私はJYP流の振り付けが習慣になりました。実はJYPスタイルというのが、パク・ジニョンプロデューサーが踊るのを真似したものです(笑)

―歌とダンスのうち、どっちが得意で、どっちが好きですか?

チョン・ソミ:私は事務所に歌で入りました。8年間テコンドー子供韓国代表として活動してきたので、踊る時、少し硬いんです。レゴや角材みたいだとよく言われます。SIXTEENの時に落ちた理由もダンスのせいだったんです。だからダンスの練習をたくさんしています。

―モッパン(食べるシーン) で美味しそうに食べますが、そんなによく食べるのに腹筋を維持できる、ソミならではの特別な秘訣はありますか?

チョン・ソミ:実は調整はしているんですけど、私は血の巡りが良くないみたいです。本当によくむくみます(笑) それから、実は肥満児だったんです。お父さんがスポーツが好きなので、子供の頃から管理してくれました。食事から運動まで。だから特別な日にだけ綿菓子を食べることができました。砂糖の固まりだと食べさせてもらえませんでした。でも、今はお父さんに感謝しています。すごく役に立ちました。そして最近は毎晩インターネットを見ながら、宿舎でキム・ソヘ姉さんとチュ・ギョルギョン姉さんと一緒にヨガマットを敷いて運動もしているんです!

―“ビタソン(ビタミン+ソミ)”のエネルギーはどこから来るんですか?

チョン・ソミ:SIXTEENの時からビタミンとして通じています。事務所の末っ子で可愛こちゃん!? みんな私に赤ちゃんのように接したりして、明るい雰囲気の中で生活しているので明るくなるのだと思います。だから事務所に行くのが本当に楽しいです。雰囲気も良いし……それから私の家族がすごく明るいんです。チョン・ソミが4人いると思ってもらえれば(笑) 明るい雰囲気の中で育ったので、それがそのまま表れるのだと思います。

―10年後は26歳です。10年後にはどんなチョン・ソミになっていると思いますか?

チョン・ソミ:ずっと頑張ってやっていると思います。私は社交性があるので、おそらくテレビ局のスタッフの方々と仲良くなっているのではないでしょうか。2PMのJun. K兄さんを見ると、プロデューサーさんとも仲良くしているんですけど、私もそのようになっていると思います。


イム・ナヨン

―「プロデューサー101」以来、久しぶりに制服を着ましたね。

イム・ナヨン:高校1年生の時から練習生を始めて、3年間の記憶が給食の時間と体育の時間しかありません。記憶がぼんやりしています。制服を久しぶりに着られて嬉しいですし、懐かしく感じています。実は成人してから制服を着るとは思っていませんでした(笑) 妙な気分で、少し恥ずかしいです。

―I.O.Iのリーダーをしていることに関して、特別なエピソードはありますか?

イム・ナヨン:定番の挨拶が、リハーサル、基本挨拶、先輩への挨拶の3通りあるんですけど、一度も合ったことがないんです(笑) 10回は言ったと思います。ステージに上がる前のリハーサルをする時、ユジョンから挨拶する方法を聞かれたんですが、当然知っていると思って言いませんでした。しかし、あんなに堂々と言っておいて、私が間違えてしまいました(笑) いざ私が間違えると、何も言う言葉がありませんでした。そしてリーダーをやってみると、大変ではあるんですけど、責任感も生まれて、学ぶことが本当に多いです。

―Ara、オム・ヒョンギョン、AFTERSCHOOLのユイ、すべて“イム・ナヨン”と顔が似ている人は全員女優として活躍しています。女優になりたいと思うことはありませんか?

イム・ナヨン:放送演技科専攻なので、機会があればもう一度やってみたいです。実は、tvN「アントラージュ」にカメオで出演して「簡単な仕事はないなあ」と思いました。ワンシーンの撮影に本当に時間がかかりました。でも、新たなキャラクターを披露できる点が嬉しいです。

―バラエティー番組で緊迫した瞬間にも平穏を維持するんですね。

イム・ナヨン:緊張もしますし、真面目な性格でもあります。バラエティ番組でもう1つの自分が表れるみたいです。たくさん話すことはできないんですけど、このポイントでこんなことを言ったら面白いだろうと思って、一度爆笑させたことがあります。

―大学生だと合コンもたくさんしてみたでしょうね。デビュー後、アプローチもたくさんされたんじゃないですか?

イム・ナヨン:学校に通っているのに、学祭もしっかり楽しむことができませんでした。チヂミを焼く途中で撮影に行ったりして。実はアプローチされたこともありません。楽屋に行くと、寝るばっかりですから(笑)

―理想のタイプは?

イム・ナヨン:笑う時に優しく見える印象の方です。

―小指を曲げる独特な芸があるんですね。まだ見せていない芸はありますか?

イム・ナヨン:テレビでは鶏の鳴き声、ナマケモノ、おじいさんのモノマネをしてみました。同じものばかり披露すると飽きられてしまいそうなので、地道に開発していこうと努力しています。

―本当にプロポーション抜群です。維持する秘訣はありますか?

イム・ナヨン:少し太ったと思ったら、夜食はなるべく避けています。練習生の時にジムに通ったんですけど、デビューした後は疲れて行けていません。おやつが好きで、ご飯を食べた後もアイスクリームを食べるんですけど、デビューしてからはコンビニに行く時間もありません。だから痩せるみたいです。


チェ・ユジョン

―6年前にEBS「ボニハニ」に出演しました。才能がすごいですね。

チェ・ユジョン:母が私を妊娠していた時、god先輩の曲を胎教で聴いていたらしいんですが、歌が流れると私がお腹の中で動いたそうです(笑) ああ!それから数日前に母が写真を送ってくれました。小さい頃、泣いていたんですけど、イム・チャンジョン先輩の音楽を聴かせたら、泣き止んで笑っていました。また、子供の頃に東大門(トンデムン) で母とはぐれてしまったことがあります。母は3時間以上を探し回ったのですが、その時、おばさんたちがどこかで拍手をしていたそうです。そこに行ってみたら、ある子供がおばさんたちに囲まれて踊っていたんです。予想できると思いますが、その子供が私です。ハハ。たぶん私は生まれつき、芸能人になる子供だったみたいです。

―顔が魅力的です。自分のルックスに満足していると思いますが。

チェ・ユジョン:ファンの方々と両親には申しわけないんですけど、実は自身をチェックしながらこのように具体的に細かく見たのは初めてです。カメラによって顔が違うように映るみたいで、何が自分の顔なのか分かりません。ずっと憂鬱に思っていたんですけど、私の姿を愛してくれる方々が多くて、今はそんな気持ちがだいぶ無くなりました。

―芸能人の友だちはたくさんできましたか?

チェ・ユジョン:GFRIENDのイェリン姉さんと親しいです。グループトークルームもあります。GFRIENDとI.O.Iのグループトークです。

―fantagioは俳優がたくさん所属している事務所じゃないですか。チェ・ユジョンが登場した後、オーディション参加者が爆発的に増えたと聞きました。

チェ・ユジョン:たまに事務所に行くと、社員の方々が「わあ、チェ・ユジョンだ!」と言ってくれます。慣れなくて恥ずかしくて照れます(笑) 以前、練習生の時はたくさん叱られたチェ・ユジョンですが、今は褒めていただいて、可愛く見ていただいて、恥ずかしいですが気分は良いです。練習生の妹から電話がかかってきたんですけど、最近fantagioというと、チェ・ユジョンがいる事務所だと言うらしいです。プレッシャーが大きいですね。私はそのままなのに、状況と周辺が大きく変わったと思います。

―ぜひ出演したいバラエティ番組はありますか?

チェ・ユジョン:出演したい番組が本当にたくさんあります。KBS 2TV「ハッピーサンデー-1泊2日」「黄金漁場-ラジオスター」、そしてMBC「マイ・リトル・テレビジョン」も! あっ! 「ニュー!日曜日は楽しい-ランニングマン」も本当に出演してみたいです(笑)

―ステージでものすごい才能が見えます。

チェ・ユジョン:サバイバル番組であったため、競争よりはステージに気を配りました。「最初は落ちないようにしよう。ステージで頑張ろう!」という思いが大きかったです。毎回違うようにしようと努力しているのを、ファンの方々に分かっていただいて本当に感謝しています。

進行:キム・ドゥリ、インタビュー:イム・アヒョン、スタイリング:イ・ジオン、フォトグラファー:イ・ギョンジン、ビハインド・フォトグラファー:アン・ソンフ、ヘア:ジソン(BRANDM)&イ・ギョヌン(BRANDM)


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記者 : イム・アヒョン