INFINITE ソンギュが見せた新たな“エルヴィスの姿”…「ALL SHOOK UP」で真のミュージカル俳優に飛躍(総合)

OSEN |

写真=チェ・ギュハン
INFINITEのソンギュが“ギュヴィス”になった。アイドルからボーカルへ、すでにミュージカル俳優に生まれ変わったソンギュの成長は眩しかった。

「ALL SHOOK UP」は、一世を風靡したロックンロールの神エルヴィス・プレスリーの名曲で構成されたミュージカルで、2005年2月ブロードウェイで初演された後、ジュークボックス・ミュージカルのステディセラーになった。

今回韓国で公演される「ALL SHOOK UP」のエルヴィス役は、3人の歌手が担当する。優れた歌唱力を持つ歌手フィソンからアイドル最高のボーカルの一人として認められているINFINITEのソンギュ、「フランケンシュタイン」で主役デビューしたチェ・ウヒョクがその主人公だ。

彼らの実力は22日に行われた「ALL SHOOK UP」のプレスコールを通じて確認することができた。フィソンのエルヴィスは老練で、チェ・ウヒョクのエルヴィスは新鮮で、ソンギュのエルヴィスは元気ハツラツで爽やかな雰囲気が魅力的だった。

また、ソンギュはINFINITEとしてステージに立つ時とはまた違ったカリスマ性と存在感で演技と音楽に真剣に向き合う姿をアピールした。若いエルヴィスという役にぴったりなユニークさと爽やかな音色が彼の特長だった。

それだけでなく、エルヴィスが好きで男装まで決心するしっかり者の少女ナタリー役にはパク・ジョンア、アン・シハ、J-Minらが合流し、公演に活気を吹き込んだ。3人3色のそれぞれ違ったナタリーは見る人を楽しませてくれる。

また、ナタリーを片思いする人物でエルヴィスを羨むデニス役のアン・セハはドラマだけでなく、ミュージカルでも特別な存在感を発揮し、視線を引きつけた。

舞台を終えた俳優らは続くインタビューで、それぞれのキャラクターを演じるにあたっての感想を述べた。特に青年時代のエルヴィスと高いシンクロ率を誇ったソンギュは「音楽を愛するところが似ていると思う。僕も歌手という夢を叶えるために旅をしているのだと思う」とセンスあふれる答えを述べた。

また、エルヴィスと異なる点として、エルヴィスは世界的に有名なスーパースターだったが、自身はまだスーパースターではないと謙遜し、笑いを誘った。

ソンギュのミュージカル挑戦はすでに4回目だが、アイドル活動を通じて得た高い人気にあぐらをかくことなく、絶えず挑戦し続ける彼の活躍はこれからがスタートだ。果たして彼の成長はどこまで続くのか、期待が高まっている。

記者 : チョン・ソヨン