キムジョ・グァンス監督、婚姻届の却下に涙「裁判所は勇気を出してほしい」

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キムジョ・グァンスが裁判所の婚姻届の却下に対し、苦しい胸の内を打ち明けた。

キムジョ・グァンスは26日午前、ソウル鍾路(チョンノ) 区紫霞門路(チャハムンロ) にある参与連帯ケヤキホールで同姓夫婦・同性結婚を認めないという裁判所の決定に対し記者会見を開き、取材陣と会った。

この日、彼は「わずか50年前、アメリカでは人種が違うという理由で結婚できなかった。20年前には同姓同本という理由で結婚できなかった時代もあった。もう時間が経って韓国の中で誰も同姓同本は結婚できないと言わない。人種が異なって結婚できないといった時代は過ぎてしまった。ところが2016年、韓国の裁判所は性別が同じなら結婚できないと言っている」と語り始めた。

続けて「いったいどれほど時間が経てば性別が同じでも結婚できると認めてもらえるのだろうか。僕たちは韓国の国民だ。国民として義務を果たしているし、3年前に多くの人の前で結婚の意志を明らかにし、結婚式を挙げた。単に性別が同じだという理由だけでこのように制度の外に追い出されなければならないのか、その理由が分からない」と涙ながらに話した。

また「どれほどかかるかは分からないが、時間が経ったら何年か前に韓国では性別が違うという理由で婚姻届を認めなかったという話をすることになるだろう。裁判所が勇気を出してほしい。裁判所がもっと積極的に解釈しなければなければならないと思う。そうした点で今回の決定は不十分というレベルを超え、酷い。抗告審で裁判所が1審の裁判所とは異なる判決をすることを願う」という立場を明らかにした。

2013年、キム・ジョグァンスとキム・スンファンはソウル西大門(ソデムン) 区役所に婚姻届を提出したたが、区役所側は婚姻届を受理しなかった。

記者 : チョン・ソヨン