アイドル戦国時代、人々の心を惹きつけるには必殺技が必要だ。最近はグループごとに“イプドク(オタク入門)メンバー”が重要な要素として浮上している。老若男女を問わず、オタク入門メンバーが一人いれば、競争の激しい戦国時代に生き残る可能性が高いためだ。

これに先立ち、ボーイズグループ編でEXOのシウミン、防弾少年団のV、Block Bのジコ、INFINITEのエル、BTOBのチャンソプがオタク入門メンバーに選ばれた。今回はガールズグループ。K-POP界の世代交代に成功した売れっ子ガールズグループの“オタク入門メンバー”5人を紹介したい。

TWICE サナ

TWICEはデビュー前から台湾出身メンバーツウィの存在で有名になったが、最近ではサナが人気だ。先月リリースされた「CHEER UP」で音楽配信チャートはもちろん、音楽番組でも1位を独占したが、その一番の貢献者がサナであるためだ。日本人の彼女は、やや拙い韓国語で「友達に会いにShy Shy Shy」の歌詞を“シャシャシャ”と発音し、予想外の人気を集めた。このパートが強力なフック(同じフレーズを繰り返し、頭に残りやすい部分)となり、サナの魅力を倍増させている。最近のTWICEのオタク入門担当は何と言ってもサナだ。

LOVELYZ リュ・スジョン

その名の通り愛らしいLOVELYZには、強力な“オタク入門メンバー”が存在する。“パントク(パン餅)”として有名なメンバースジョンがその主人公だ。20歳になった彼女だが、ふっくらとしたほっぺたや可愛い八重歯がキュートさをさらにグレードアップさせる。最近は「Destiny」を歌い、蠱惑的なイメージまで加え、成長期を見守る楽しさも与えている。

OH MY GIRL ユア

“B1A4の妹グループ”としてデビューし、全国のおじさんファンたちの支持を受けているOH MY GIRL。メンバー数は8人で多彩な魅力を持つグループだが、断然際立つのはユアである。大きな目をぱちくりさせる時には妙な雰囲気がある。可愛いビジュアルに神秘的な魅力まで備えており、見る者を一気に惹きつける。名前まで愛らしいユアに多くの人が魅了された。

GFRIEND ユジュ

イェリンの笑顔も魅力的だが、ユジュの声ほど強力な武器はない。GFRIENDのメインボーカルを担当しているユジュは、デビュー曲「ガラスの玉」から「今日から私たちは」「時間を走って」まで、3連続でホームランを放つ上で絶対的な影響力を与えたメンバーだ。ガールズグループのメンバーらしく、か弱いビジュアルだが、伸びのある歌唱力でステージを圧倒する。

I.O.I チョン・ソミ

国民的プロデューサーが手がけ、国民的な支持を受けているI.O.Iだ。そのため11人のメンバーそれぞれが幅広い人気を得ているが、“オタク入門”メンバーを選ぶとしたら、最終的に1位を獲得したチョン・ソミだ。10代の少女らしい清らかで明るいイメージに、エキゾチックな顔立ちやハツラツとした個性が全国民を“オタク入門”させた。I.O.Iの末っ子でセンターのメンバーとして遜色のないチョン・ソミだ。