冬ソナだけじゃない!忘れられない永遠の「名カップル」4組

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=放送画面キャプチャー、ポスター

“今の視聴率は視聴率でもない”

人気のあるドラマといえば、視聴率40%は簡単に超えていた時代があった。あの頃は最近よりもドラマへの関心が一段と熱かった。性別や世代に関係なく、お茶の間に集まって熱狂し感嘆していたあの頃。

特に恋愛ドラマは韓国のお茶の間をときめかせた。男女主人公の二人が視線を合わせるだけでときめき、二人が別れるとともに涙を流した。眼差し一つ、台詞一つでお茶の間の空気を左右していたあの頃のドラマで素晴らしい相性を誇ったカップルを集めてみた。

「ファイナル・ジャンプ」(1994) チャン・ドンゴン&シム・ウナ

「ファイナル・ジャンプ」は1994年、韓国全土にバスケットボールブームを巻き起こしたドラマ。若者たちの勝負と挫折、愛をテンポ良く描いた同作には、ハンヨン大学バスケットボール部のユン・チョルジュン(チャン・ドンゴン)とミョンソン大学に通っているチョン・ダスル(シム・ウナ)がいた。チョルジュンと昔からの親友であるイ・ドンミン(ソン・ジチャン)はチョン・ダスルのことを好きになり、チョン・ダスルは反抗的なチョルジュンに惹かれ、三角関係が作られた。清純さの代名詞として挙げられてきたダスルと反抗的な目つきと抜群のバスケットボールの実力、素敵なビジュアルまで兼ね備えたチョルジュンは、当時の男性、女性視聴者の両方を虜にした。


「砂時計」(1995) チェ・ミンス&コ・ヒョンジョン

「砂時計」は1980年代の憂鬱な時代を生きた若者たちの愛と野望を描いた作品だ。ユン・ヘリン(コ・ヒョンジョン)とパク・テス(チェ・ミンス)はカン・ウソク(パク・サンウォン)を通じて知り合い、切ない恋を始めた。しかし、二人の交際を許さないヘリンの父によって運命の別れを迎えた。当時の時代的な背景と相まってテスは死刑を言い渡され、ヘリンは彼の死を阻止するために奮闘した。切ない恋をしていたテスとヘリンの眼差しが、長い時を経ても視聴者の記憶に残っている。


「ミスターQ」(1998) キム・ミンジョン&キム・ヒソン

「ミスターQ」はホ・ヨンマンの漫画を原作にした作品。下着メーカー「ララ・ファッション」を舞台にストーリーが展開された。リストラ組が集まる開発課に配属された新入社員イ・ガント(キム・ミンジョン)は、同じ会社に務めるハン・ヘウォン(キム・ヒソン)に好感を抱いた。そんな中、デザイン室の室長ファン・ジュリ(ソン・ユナ)もガントに惹かれ、三角関係が形成された。落ちこぼれだと思われていたガントとヘウォンは隠されていた能力を発揮し、立ち直りに成功して愛も実るというハッピーエンドを迎えた。


「冬のソナタ」(2002) ペ・ヨンジュン&チェ・ジウ

「冬のソナタ」は春川(チュンチョン)のある高校で出会って互いを初恋の相手だと記憶しているカン・ジュンサン(ペ・ヨンジュン)とチョン・ユジン(チェ・ジウ)の物語から始まる。ジュンサンは不意の事故でこの世を去り、ユジンは10年後、親友のキム・サンヒョク(パク・ヨンハ)と婚約した。しかし、その後、ジュンサンと瓜二つのイ・ミンヒョン(ペ・ヨンジュン)に出会い、混乱する。別れと再会が繰り返され、ジュンサンとユジンの愛はより一層切なくなった。同作は韓国を超えて日本でも“ヨン様ブーム”を巻き起こすなど注目を浴びた。

記者 : チョ・ヘリョン