韓国人女性×日本人男性の特別な恋…映画「ひと夏のファンタジア」6月25日(土)より日本公開が決定!

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写真=(c)Nara International Film Festival+MOCUSHURA
昨年韓国の夏を盛り上げた映画「ひと夏のファンタジア」が今年は日本の夏を熱く盛り上げる。

2015年6月11日、韓国で公開され、少ないスクリーン数にもかかわらず、3万6000人の観客を動員したインディーズ映画「ひと夏のファンタジア」が来月25日に日本で公開される。

「ひと夏のファンタジア」は、奈良県五條市で偶然出会った韓国人女性と日本人男性、彼らの神秘的な縁と花火のように広がる心の波動を描いた映画だ。

“次世代シネアスト(映画人)”と呼ばれるチャン・ゴンジェ監督が演出を担当し、“カンヌが愛する巨匠”の河瀨直美監督が共同プロデュースを務め、公開前から話題を呼んだ本作は洋画の勢いが強かった韓国の多様性映画市場で興行成績1位を記録し、注目を集めた。

また海外の映画祭からの招待が相次ぎ、第16回Asiatica Film Medialeで最優秀劇映画賞を受賞し、話題となった。日本では、2014年9月に奈良国際映画祭、2015年9月にぴあフィルムフェスティバル(PFF)、2016年4月には高崎映画祭など、各地の映画祭を通じて紹介された。

日本公開の決定後、チャン・ゴンジェ監督は自ら新しいバージョンの予告編を制作し、本編の字幕を監修した。日本では監督版が上映される。ポスターも、韓国とは異なるものとして制作され、日本版と韓国版の違いを比較してみるのも、もう一つの面白さのポイントになりそうだ。

日本公開を控えて各界の有名人たちのおすすめコメントも続いている。

映画評論家の相田冬二は「時間を蘇らせ、時間を生み出す。『ひと夏のファンタジア』は、天使と出逢う映画である」と高く評価した。

音楽家の梁邦彦は「偶然と必然が交差するロマンスを淡いトーンで描いた秀作。奈良五條市の映像美、そして、ひと夏の出会いを演じる岩瀬亮、キム・セビョクの透明な演技から目を離せない」と評価した。

また女優ハン・ヒョジュは「夏の音、緑の木、夏の空気、古い教室の匂い、花火、ひと夏の夜に夢のような。久々に“静かにときめく感情”を感じさせてくれた映画」と絶賛した。

日韓合作映画「ひと夏のファンタジア」は6月25日より東京・ユーロスペース、7月2日より大阪・シネ・ヌーヴォで上映される。


A MIDSUMMER'S FANTASIA Trailer(JP) from mocushura on Vimeo.

記者 : キム・ミリ