「初めてだから」SHINee ミンホ“20歳の頃の情熱を思い出してもらえたらうれしいです”

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撮影=宮田浩史

SHINee ミンホ主演ドラマ「初めてだから(原題)」がCS衛星劇場にて、5月11日(水)より日本初放送! 本作は、「恋愛の発見」<ロマンスが必要シリーズ>の脚本家と「魔女の恋愛」の演出家がタッグを組んだ初々しい恋に胸キュン必至の王道ラブロマンス。歌もダンスもバラエティもマルチな才能でファンを魅了するSHINee ミンホのキュートな魅力が満載となっている。
今回、日本初放送を記念して、撮影秘話や演じた役どころについて語ったSHINee ミンホのインタビューをお届けする。

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―演じられたのはテオというとても明るいキャラクターでした。演じていて気を使ったことは何ですか?

ミンホ:今までいろいろな役柄を演じてきましたが、中でもテオはいちばん明るく活発な役柄でした。僕と年齢も近いですし、他の俳優さんたちと呼吸を合わせることを心がけて演じました。

―実際に共演者との呼吸は合いましたか?

ミンホ:はい。あまりにも合い過ぎてクランクアップした時、このまま終わるのは、ちょっと惜しいな、という気持ちになったくらいです。

―撮影現場で楽しかったこと、思い出に残ったことはなんですか?

ミンホ:たくさんあり過ぎて選ぶのは難しいのですが……。今も共演の俳優さんたちとは連絡を取り合うくらいに仲良くなりました。ある暑い日の撮影では、あまりにも楽しくてふざけ合い過ぎてしまって、監督からカットがおりない、ということもありました(笑)

―他に楽しかったシーンを具体的に教えてください。

ミンホ:基本的にはソウルで撮影をしたのですが、旅行で海に行くシーンがあり、俳優全員がすごく楽しんで撮影できたんです。本当に旅行に来ているような感覚で……。楽しい雰囲気が映像を通して、みなさんにも伝わると思います。

撮影=宮田浩史
―テオの性格について、ミンホさん本人と似ていると思うところや惹かれる部分を教えてください。

ミンホ:演じていてうらやましいと思ったのは人を好きになった時に、自分の気持ちを直接口に出していえること。頼もしいと思い、惹かれました。

―ではミンホさんは積極的にアプローチをしないタイプでしょうか。

ミンホ:積極的にいくときもありますが、いい悪い、好き嫌いを伝えにくいタイプだと思います。

―ソンイを気にしながらもセヒョンにアタックしたテオ。どう思いながら演じましたか?

ミンホ:ソンイに対しての想いは友情に重点を置いていました。20歳の気持ちを思い出しながら演じました。

―ソンイが好きだけれど、自分の気持ちに気付いていなかったというのは理解できましたか?

ミンホ:すごく理解できました。テオがかわいそうだと思ったけれど、20歳の頃には誰もが経験する感情だと思います。

―切ない場面やドキドキする場面、演じていてどうでしたか?

ミンホ:怒るシーンや楽しいシーン、どのシーンも自然な演技を心掛けました。僕は感情がこみ上げてきてから涙が流れるタイプなのですが、切ないシーンではそれができたんです。それは感情移入ができたからだと思います。怒りや悲しみは、自分が経験しているからこそ自然に演じることができました。

―テオのおしゃれなファッションも注目でした。衣装についてご本人が意見を出すこともありましたか?

ミンホ:自分の意見も取り入れてもらいました。テオは裕福な家庭で育った息子なので、ファッショナブルに着こなせるんじゃないかと……。例えば男っぽく見せたいときはタイトなファッションにしたり、でもまだ20歳の未熟な大人ですから、ふだんはダボッとしたトップスにハーフパンツを着たり。色づかいも気にしましたね。

―パク・ソダムさんと撮影中にどんな会話をしましたか? ふたりのシーンについて、話し合ったりされましたか?

ミンホ:ソダムさんは同じ歳なのですが、演技への熱意はすごいと思いましたし、より良いものを作ろうとたくさん意見交換をしました。ソダムさんはたくさんの映画出演作がありますが、ドラマは初めてなので、ドラマのアドバイスをしたり、逆にアドバイスをもらうこともありました。意思疎通はとても上手くできたと思います。

―どんなアドバイスをしたり、されたりしたのでしょうか?

ミンホ:韓国の場合、映画とドラマでは撮影現場の雰囲気が異なります。ドラマが初めてのソダムさんにドラマの撮影現場についてさまざまなアドバイスをしました。また「こんな感情でこんな演技をしようと思うんだけれど、どうかな?」とソダムさんに相談したりもしました。

撮影=宮田浩史
―共演者さんたちに刺激を受けたことはありますか?

僕もまだ未熟なのですが、経験の少ない新人俳優さんから刺激を受けました。初心を思い出させてくれて、現場での態度、演技への熱意、考え方を改めて教えてもらった気がします。

―少女時代のユナさんがカメオ出演しています。アドバイスを受けられたそうですが、撮影現場ではどうでしたか?

ミンホ:ユナさんとはプライベートでも仲がいいので、出演してもらってありがたかったです。いつか一緒にドラマに出たいねと言っていたので、実現できてうれしかったです。「長くなるドラマだから集中力を切らさずに頑張って」とアドバイスをもらいました。

―今のご自身から、20歳の自分に対して言ってあげたいことはありますか?

ミンホ:もっと楽しめよ、と言いたいです。当時は、大人っぽい考えをしなくてはと考えていたのだけれど、今思えばそれが子供っぽい考えだった気がしますね。

―今後どんな俳優になりたいですか?

ミンホ:作品をつくるたびに期待される、記憶に残る俳優になりたいです。

―今後はどんな作品に出たいですか。

ミンホ:あらゆるジャンルの役柄をやってみたいです。今の歳でなくてはできない役柄もやりたいし、もっと欲を出してチャレンジしたいです。

―最後に「初めてだから」の見どころをお願いします。

ミンホ:日本の20代のみなさんにも共感してもらえるドラマです。ひとりひとりの登場人物の感情に寄り添ってもらえたらと思います。ドラマを観終わった後、自分がどんな20歳だったか、当時の情熱を思い出してもらえたらうれしいですね。

撮影=宮田浩史

「初めてだから(原題)」
CS衛星劇場にて、5月11日(水)より日本初放送!
毎週(水)午後11:00~深夜1:00(2話連続放送)
詳細:http://www.eigeki.com/special/hanryu_drama_sengen

記者 : Kstyle編集部