「悪夢先生」キム・ソヒョン、国民の初恋からスリラークイーンに…制作発表会を開催(総合)

OSEN |

女優キム・ソヒョンがしばらくの間“国民の初恋”というイメージを切り捨て、スリラーに挑戦する。

10日午後、ソウル江南(カンナム) 区清潭洞(チョンダムドン) ILCHIアートホールではウェブドラマ「悪夢先生」(脚本:ヒョン・ムンソプ、チョン・ユソク、演出:ヒョン・ムンソプ) の制作発表会が開かれた。

この日の現場にはヒョン・ムンソプ監督をはじめ、俳優オム・ギジュン、キム・ソヒョン、BTOBのミンヒョク、ソ・シネ、キム・ダイェ、チャン・ギョンオプ、キム・ジアンなどが出席し、作品と関連したエピソードを伝えた。

「悪夢先生」は時計の歯車のように毎日同じ流れが繰り返される学校の中で繰り広げられる事件を描いたミステリー学園ドラマで、夢を見た瞬間に起こる奇妙で見慣れない、しかし逆らうことのできない甘い誘惑にハマッてしまう学生たちの話を描く作品だ。

キム・ソヒョンはミステリアスな学校の秘密を暴くしっかりした班長カン・イェリム役を演じる。成績も容姿も完璧な優等生だが、内面には全く違う本能を隠している人物だ。先月公開された「純情」では初恋のアイコンに扮したが、今回はスリラークイーンに変身する。

これと関連し、キム・ソヒョンは「この頃社会生活をする方々にとっても共通したものになれると思う。現実にありそうな感じで、平凡に演技しようとした」と自身のキャラクターへの期待を呼びかけた。

特にグループBTOBのミンヒョクがKBS 2TVドラマ「恋するジェネレーション」に出演した同じグループ所属のソンジェに続き、キム・ソヒョンと息を合わせることになり、視線を引きつける。これと関連し、ミンヒョクは「実際には少し年が離れているので僕は自然にしたが、キム・ソヒョンが負担を感じたのではないか」と言いながらも劇中のセリフである“妻”という呼称でときめくシーンを演出した。

ミンヒョクは「悪夢先生」でハン・ボング(オム・ギジュン) が赴任してから学校内で起きる謎の事件を追うソ・サンウ役を演じる。明るくて気さくなキャラクターが実際のミンヒョクのイメージと似ており、期待を集める。これに対し、ミンヒョクは「ほとんどの出演者の中で悩みがなさそうに見えるポジティブなキャラクターを演じる。唯一の愉快なキャラクターだ。潤滑油のような役割を果たしたい」と自身のキャラクターを説明した。

作品の中心にいるオム・ギジュンは作品の背景になるヨサン高校2年3組の臨時担任ハン・ボングに扮した。学生たちとミステリアスな契約を結んだ後、彼らの希望を実現させた見返りに、彼らをひどい目に合わせる正体不明の人物だ。これと関連し、オム・ギジュンは「先生役は2回目だ。ミステリアスだと言われるが、直接ご覧になって確認して頂きたい。僕も僕がどれほどミステリアスか、よく分からない」と笑った。

ヒョン・ムンソプ監督は「学生時代には容姿や成績、未来、交友関係など、色々と悩みが多い。重点を置いたのは、学生時代にだけ悩みが存在するわけではないということだ。この話が社会にも適用できるし、大人になっても悩める問題だと思う。それで『悪夢先生』を見たとき、大人たちにも共感してもらえるドラマを作るため努力した」と期待を呼びかけた。

「悪夢先生」は、韓国で14日午前10時にNAVER TVcastを通じて放送スタートする。

記者 : イ・ソダム、写真 : イ・ドンヘ