「スーパーマンが帰ってきた」プロデューサーが子供たちの魅力を語る“サランちゃんの成長を見守ってきた1人として感無量”

OSEN |

写真=KBS

KBS 2TV「スーパーマンが帰ってきた」の最大の魅力は、何と言っても子供たちにある。もちろん、この世の全ての子供は愛されて当然だが、「スーパーマンが帰ってきた」の何をするかわからない子供たちの姿は特に愛らしい。

何より、性別から年齢、性格、外見、口調まで全て違う魅了がなかなか画面から目が離せなくさせる。画面だけで視聴者もすぐに恋に落ちたのに、ましてや一番近いところで子供たちを見守る制作陣は言うまでもないだろう。そこで、「スーパーマンが帰ってきた」の演出を担当したカン・ボンギュプロデューサーに子供たちのことを聞いてみた。

―イ・ボムスの家族が新たに合流した。これまでの家族と違う魅力は?

カン・ボンギュ:これまでは友達のようなパパがいたなら、イ・ボムスさんは年輪があるからか現実的な父の姿が多く見えた。私たちの周りでよく見ることのできる父のようだ。ソウルとダウル姉弟の場合は韓国の平均的な兄弟・姉妹のような雰囲気が大きかった。以前から私たちの周りには、姉弟は多いと思う。三つ子やご兄弟が合流し、「スーパーマンが帰ってきた」は大兄弟にこだわるのかという誤解もあったが、ソウルとダウル姉弟を通じて現実の中で共感できる家族の姿を見せたいと思った。

写真=KBS
―これからソウルとダウル姉弟がどのような活躍を見せると思うか。

カン・ボンギュ:全くわからない。かえって、そこがこの番組のポイントとなる。ある面、子供たちの行動があまりにも予想できてしまうと時間が立つにつれ飽きるかもしれない。しかし、番組がスタートした当時からこれまで、けっこう時間が経ったにも関わらず、子供たちの行動は依然として全く予想できない。ソウルとダウル姉弟がこれからどのような姿を見せてくれるかは私も期待している。

―“初心者パパ”キ・テヨンの姿も多くの話題を呼んでいる。

カン・ボンギュ:キ・テヨンさんの姿は新鮮だった。私の知っている人の中で最も多くの育児の知識を持っているが、全部文章でのみ学んだものなので、それをどのようにして現実に適用するかは見ている状況だ。その過程で、ロヒちゃん一家が視聴者に見せられることがあるのではないか。

―サランちゃんは、番組最初から共にしてきた立役者だ。彼女の成長を見守ってきた1人として、嬉しいと思うが。

カン・ボンギュ:嬉しい。最初会った時は、「パパ」などのいくつかの単語しか話せなかった子が、今は2ヶ国語を話す。日本語と韓国語を同時通訳するレベルだ。ユウト君と 秋山成勲(韓国名:チュ・ソンフン) が会話するとき、サランちゃんが同時通訳をしてくれた。本当に偉いと思ったし、関心した。初めての撮影の時のエピソードだが、朝から撮影を始めて、VJたちが一日中食事もできずに疲れていた。それで皆食事するように外させて、私一人でカメラを持って撮っていた。その時、サランちゃんが私に走ってきて抱きつくシーンが放送されたりもした。それが昨日のことのような気がするのにもうこんなにも大きくなったなって、感無量だ。

―テバクが新しい人気者となった。人気の要因は何だと思うか。

カン・ボンギュ:テバクと初めて会ったのが8ヶ月くらいの頃だったが、あまりにも幼かったので撮影をお母さんと一緒にするべきか悩んだ。でも、いざ撮影を始めたら、本当におとなしかった。それで、「一緒に撮影できる」と思ったが、自然とカメラがテバクに向かっていった。テバクが「平凡な子供ではない」と感じた。おとなしい面もあるが、たまにテロップで「空気を読むテバク」という表現を使うほど、周りの状況をよくわかっている。どうしたら子供がそのように空気が読めるのだろう。そのような姿を見て私たちが不思議に思ったように、視聴者も同じように感じ、テバクが“テバク(大ヒット)”したのではないだろうか。

写真=KBS
―テバクの人気は海外にまで届いているようだ。

カン・ボンギュ:少し前に、テバクがお母さんと一緒にタイ旅行に行った。そこで、テバクの人気が高すぎて驚いたと聞いた。実際、「スーパーマンが帰ってきた」は香港、台湾、タイなどの東南アジアでも放送されているからか、現地でもテバクは人気を博していると聞いた。そういう意味では、私たちの番組は韓国の家族の姿を海外に見せるものなので、そのような意味でもっと良い姿を見せなければならないのではないかという気もする。どれくらい、どのように見せていくべきか今も悩まされているし、難しい部分でもある。

記者 : チョン・ソヨン