追跡スリラー映画「少女は悪魔を待ちわびて」が15年間待った少女、刑事、殺人犯の3人の人物の独歩的なキャラクターポスターおよびキャラクター映像を公開した。

「少女は悪魔を待ちわびて」(監督：モ・ホンジン、制作：映画社スジャク、MOTIVE LAB、DCG PLUS、配給：NEW) は父親を殺した犯人が出所したその日に類似したパターンの連続殺人事件が発生し、15年間にわたり彼を待ち望んだ少女と刑事、そして殺人犯の7日間の追跡を描いたスリラー映画だ。

今回公開されたキャラクターポスターは、それぞれ異なる理由で15年という長い間を待たなければならなかった3人の人物の息を殺す待つ時間の瞬間を捕らえた。

まずヒジュ(シム・ウンギョン) のキャラクターポスターは、純粋でか弱い少女のイメージとは似合わない大きな石を持っているヒジュの姿が写っている。ここに、「あなたがうちの父さんを殺したんでしょう？」というコピーが加わり、映画の中で父親を殺した犯人を追う少女ヒジュのビハインドストーリーを気がかりにさせる。

潜伏捜査中のパトカーの中で鋭い目つきをしているデヨン(ユン・ジェムン) のキャラクターポスターは、「今度は俺が必ず捕まえる！」という強い意気込みを盛り込んだコピーを通じて、ベテラン刑事としての活躍を期待させる。

最後に黒い帽子をすっぽりと深くかぶった鋭い目つきの持ち主ギボム(キム・ソンオ) のキャラクターポスターは、「俺一人がしたと思うのか？」という意味深長なコピーが加わり、映画の中の3人の追跡に注目させる。



また、刑事だった父親の死から毎日のように警察署に出勤する少女ヒジュの日常から始まるキャラクター映像は、「神が死んだので怪物が必要なのよ」というセリフとともに、正反対の姿に変化するヒジュの姿を見せることによって、今後の予測不可能なストーリーを予告する。

続く映像は、殺人犯の前でも圧倒的な存在感を見せるベテラン刑事デヨンのシーンだ。「期待しろ。俺がどんな手を使っても再び放り込むから」というセリフとともに、犯人を捕まえるための強烈な追跡に突入するデヨンの姿は、映画の中の緊張感を生き生きと感じさせる。

映像の最後は、完璧だった自身の殺人行為に汚点を残した情報提供者を探すために、すべてのエネルギーを注ぐギボムが飾る。特に「深く埋めれば探せないだろう、お前たち」という背筋がぞっとするセリフを吐きながら残酷な表情で笑う最後のシーンはまさに圧巻で、心臓のコシを強くさせる映画に対する期待感を膨らませる。韓国で来月10日に公開される。