「太陽の末裔」が災難の現場を初公開した。

5日、KBS 2TV新水木ドラマ「太陽の末裔」(脚本：キム・ウンスク、キム・ウォンソク、演出：イ・ウンボク、ペク・サンフン、制作：太陽の末裔文化産業専門会社、NEW) のメイン予告編第一弾が公開された。

「マグニチュード6.7の強い地震が発生した」というニュースキャスターのコメントに続き、崩壊する建物の間で待避する人々や、怪我人を救助し、命を救おうとする人々の姿が緊迫感溢れる状況で描かれた。本格的なストーリー展開の背景になる見慣れない土地、ウルクで繰り広げる極限の状況が初公開された。

先日公開された「あの女、あの男の話」と題した映像ではユ・シジン(ソン・ジュンギ) とカン・モヨン(ソン・ヘギョ) の個性溢れるキャラクターと2人の男女が駆け引きする姿が登場した。キム・ウンソク脚本家の爽やかでクールな台詞は“ソン・ソンカップル”の甘い恋愛模様を期待させた。

しかし、今回公開されたメイン予告編の雰囲気は確かに違った。突然起きた大規模な地震、地盤が崩壊して命が危ぶまれる極限の状況で、これを克服していこうとする人々の話が描かれたためだ。

また「僕は軍人です。誰かは必ずしなければならないこと」と言う軍人ユ・ジシン、そして「生命は尊いもので、それを越える価値や理念はないと思います」と言う医師カン・モヨンのナレーションは二人の価値と目標が対立することを示す。彼らの愛が特別な理由がここにある。特に「だから今私に選択しろと言ってるんですか。二人の中で誰を殺して誰を救うのか」というエンディングは「太陽の末裔」が伝えようとする“人間の価値”というメッセージについて考えさせる。

制作陣は「『太陽の末裔』は、極限の状況によって発生する苦痛を共に克服し、連帯する人々の話を通じて絶望の瞬間にも奇跡を作り出す人類愛を描こうとする」とし「新たな見どころと面白さ、バラエティに富んだ深みのあるストーリーで2016年、視聴者たちに良い響きを伝えたい」という希望を伝えた。

「太陽の末裔」は、名前だけで全てが説明される、ヒット連打の無敗神話の主人公キム・ウンスク脚本家と、「女王の教室」で温かく繊細な台詞でファン層を形成したキム・ウォンソク脚本家、「秘密」「ゆれながら咲く花」「ドリームハイ」などで最高の演出力を披露したイ・ウンボク監督、「秘密」「恋するジェネレーション」などのペク・サンフン監督がタッグを組んだ作品だ。映画投資配給会社NEWの初のドラマ進出作で、100％事前制作で韓国と中国で同時放送される最初のドラマとして注目を集めている。韓国で24日に放送スタートする。