VIXX LR レオ&ラビ「VIXXだけの独特な演出は絶対に必要な要素」

@STYLE |

VIXXのレオとラビに出会った。昨年LRというユニットを結成して活動した彼らは、2015年について非常に多彩で成長できる一年だったと評価した。「別れの公式(Love Equation)」「Chained Up」、そして所属事務所のアーティストらと共に歌ったキャロル「Love In The Air」まで。目や耳を楽しませてくれたVIXXに2016年について尋ねた。去年のように精力的に活動してほしいという個人的な希望も込めて。



―年末年始、厳しいスケジュールで気が気でない日々が続いたと思います。

レオ:年末は授賞式ごとに違うパフォーマンスを準備したので忙しかったです。他のグループとのコラボステージもありましたし。そのためか、まだ新しい年の始まりが実感できません。海外での仕事も準備していますし、また、昨年のように忙しく過ごしています。

ラビ:僕もスケジュールをこなすかたわら、楽曲を作っています。ほとんどレコーディングスタジオに閉じこもっています。

―2015年は「別れの公式」「Chained Up」、そしてLRまで、VIXXの様々な姿を見ることができる1年でした。

ラビ:様々な姿をお見せし、個人的にもものすごく成長できた1年でした。レオ兄さんとユニット活動をしながらたくさんのことを学び、感じることができました。僕にとっては非常に有意義な一年でした。

―「別れの公式」と「Chained Up」は正反対の雰囲気ですが、どちらのコンセプトが楽でしたか?

レオ:(笑) もちろん「Chained Up」です。VIXXが最初からやってきたコンセプトじゃないですか。僕は「Chained Up」のような雰囲気の方がずっと楽です。

ラビ:(笑) 僕もです。僕たちが一番上手く表現できるコンセプトで、一番自信が持てると思います。

―もうVIXXだけのカラーを構築したようですね。

レオ:ありがたいことです。「傷つく準備ができている」という楽曲の影響が大きかったと思います。その後どんどん僕たちの個性を作っていくことができたと思います。ファンの方々に『暗くてマニア的なコンセプトをよくこなしているし、よく似合っている』と言っていただけると本当に力が湧きます。

―ネイル、チョーカー、濃いメイクなど独特な演出が負担になるときはありませんか?

ラビ:負担を感じるというよりは、序盤より僕たちが上手く表現できる方法が分かった気がします。メイクが濃すぎるときは僕たちもスタッフにたくさんフィードバックする方です。楽曲をより効果的に表現し、また僕たちを曲に上手く入り込ませる小道具で、絶対に必要な要素だと思います。

レオ:僕たちが負担を感じると、見ている人の方がもっと居心地が悪くなるじゃないですか。まず僕たちがリラックスして、入り込んで、ステージにいる瞬間は何も考えず、ただ集中しようとしています。そうしてこそ見ている方々も僕らと同じくらい集中できると信じていますので。

―VIXXの末っ子ヒョギが出演した映画「チェイス-夜明けまで走れ-」が公開されました。末っ子の演技力を見て誇らしく思ったでしょう?

レオ:僕が感じるよりも、周りの方々から良い言葉をたくさんいただきました。「ヒョギ、演技うまかったよ~」と。そう言ってもらえると、胸がいっぱいになります。僕はヒョギを本当に幼い頃から見てきました。いつの間にか演技もして個人活動もしっかりやっているのを見ると、嬉しいです。

ラビ:ハハ。僕が演技で役に立つことはできないと思いますが、ヒョギが撮影している間、時々応援のメッセージを送ったりしました。無愛想な人で反応は特にありませんでした。それでもいつも一生懸命やっているし、ベストを尽くす人だと分かってますから、心強いです。

―2016年の計画を教えてください。必ず成し遂げたいことはありますか?

レオ&ラビ:良い楽曲をお聞かせすることです。ファンの皆様と頻繁に会いたいです。


#レオ

―今年3月、ミュージカル「マタ・ハリ」が上演されます。

レオ:素晴らしい先輩方とご一緒することになって早くから緊張しています。まだ正式に団体練習は始まっていませんが、僕なりに一生懸命準備しています。個人レッスンも受けています。

―“レシンセット(レオが気になったらゲームセット)”というあだ名を聞いたことがありますか?

レオ:はい。フッ。

―嬉しいあだ名ですか?

レオ:もちろんです。僕より両親の方が気に入ってます。姉さんたちが親にそういう話をたくさんするので。

―自分ではどうですか?

レオ:(しばらくの間、頭を下げて笑って) 恥ずかしいですね。ありがたいです。言われるたびに癒される感じです。

―特別な行動をしなくてもファンがハマってしまう理由は何だと思いますか?

レオ:(ただ笑うだけ)

―ノーコメントですか?

レオ:はい。

―こんなに落ち着いた性格だと失言することもないでしょう。

レオ:習慣です。父の教育がそうでした。話す前に3回ほど考えるようにと教えてもらいました。今はそれが習慣のようになって、逆に何かしゃべらなければならないときも返事が遅くなります。

―今年はバラエティ番組でも活躍してみたらどうですか?

レオ:バラエティは違うと思います。そんなセンスもないし。ただ一生懸命に歌う人になります。

―話してみたら話もうまいし、センスもありそうに見えます。

レオ:親しい人の前では口数も多いし、よく笑います。仲良くなるまで時間がかかる方ですが、バラエティ番組でそれではいけないでしょう。まだ自信がありません。

―私たちが会うのももう3回目です。4回目になると、もっと仲良くなれるでしょう?

レオ:もちろんです。記者さん、ミュージカル、ぜひ見にいらしてください(笑)


#ラビ

―昨年、年末の授賞式で上半身ヌードを披露し、話題になりました。

ラビ:LRとして活動していたときより痩せたので不安でしたが、女性の皆さんが筋肉質な体つきばかり好きなわけではないと思ってチャレンジしました。悪くなかったと言ってもらえて良かったです(笑)

―身体がとてもきれいでした。

ラビ:いいえ、体重が結構減りました。LRとして活動していたときの方がもっと良かったのに。少し残念です。

―Mnet「4つのショー」で聴かせてくれた自作曲の公開計画について知りたいと思っているファンがたくさんいます。

ラビ:実は、当分計画はありません。

―Instagram(写真共有SNS)を一番よく使ってるメンバーですが。

ラビ:最近ではVIXXとしてデビューした頃よりは活動量が減りました。だからSNSでファンとコミュニケーションするため努力する方です。SNS以外には僕の姿を公開し、親しみを込めて触れ合う方法があまりなかったんです。

―ファッション、旅行、食べ物など、様々な写真がとても面白かったです。

ラビ:SNSを始めてからもっと写真を撮るようになりました。このような姿も見せたいし、こういうのやってるよ、ああいうのやってるよなど、些細なことまで伝えたくなりますので。

―コメントも全部読みますか?

ラビ:全部ではありませんが、一度ずつ見る方です。

―悪質なコメントはないと思いますが。

ラビ:主に僕とファンがコミュニケーションするスペースなので、まだ悪質なコメントは見てません(笑)

―ものすごく静かな性格のレオ兄さんとユニット活動をしていて、居心地が悪かったときはありませんか?

ラビ:全くありません。兄さんとはたくさん話し合って色々意見の提案もする方です。レオ兄さんも年上扱いされたいと思う人ではなく、友達のように気楽にしてくれます。だからもっと楽しく活動することができました。また、兄さんは仲の良い人たちといるときは結構しゃべるし、面白いです。ご存じないと思いますが(笑)

―“面白い人”と言えばエンさんじゃありませんか?

ラビ:エン兄さんは面白いタイプではありません(笑) お互いに「お前、面白くないよ」「兄さん、面白くない」と言ってあげるほどです。面白いのはヒョギとケン兄さんです。エン兄さんはしゃべるのが上手くて口数が多いくらい?

―制作会社の立場で、VIXXから別のユニットを作るなら誰を選ぶと思いますか?

ラビ:ああ、僕はエンとヒョギです。二人とも暖かい声で女心を掴むことができると思います。ソウルフルな歌を歌えばよく似合いそうです。

エディター:イ・ジオン、インタビュー:キム・ドゥリ、フォトグラファー:シン・チェヨン(シン・チェヨンスタジオ)、ビハインドフォトグラファー:アン・ソンフ、ヘア:ソフィア(ジェニーハウス)、メイク:キム・スヨン(ジェニーハウス)

記者 : キム・ドゥリ