iKON、待望の日本デビュー「日本ツアーでは成長した姿を見せたい」

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今や世界規模のアーティストとなったBIGBANGの系譜を継ぐ、次世代モンスターグループ「iKON(アイコン)」。BIGBANG以外にも、2NE1、PSYら多くの実力派アーティストが所属するYG ENTERTAINMENTが放つ、平均年齢19歳の7人組ボーイズグループだ。
2015年秋には東京、愛知、福岡、大阪の全国5会場12公演でファンミーティングを開催し、2万6千人を動員という、デビュー前のアーティストとして異例の盛り上がりを見せた。

そして、2016年1月13日には待望の日本デビューアルバム『WELCOME BACK』をリリース。2月からは総動員14万人6千人規模のアリーナツアーも決定している。2016年、満を持しての日本デビューとなったiKONが今の気持ちや今後の展望等を語った。

【PHOTO】iKON「新人なので色々なジャンルを皆さんに見せたい」

待望の日本デビュー「新人なので色々なジャンルを皆さんに見せたい」

―日本デビューおめでとうございます! まずは皆さんの事を教えていただきたく、隣にいるメンバーの“他己紹介”をお願い出来ますでしょうか?

ジュネ:ユニョンさんは、ユニョンさんは……。“情熱マン”と言われていますけど、本当に情熱マンです。ボクとちょっと違うので、魅力的です。

ユニョン:B.Iさんは、カリスマ性があってスーパーリーダーです。でも僕達と一緒にいる時は可愛いところもあります。

B.I:ジナンさんは見た目は可愛いんですけど、実は男前なところがあります。

ジナン:BOBBYさんは声がすごく格好良くてうらやましいです。

BOBBY:ドンヒョクさんはグループの中では弟って感じで、お兄さん達の心をよく理解してくれるし、可愛いです。ドンヒョクがいて幸せです。

ドンヒョク:チャヌさんは、可愛いです。毎日一緒に遊んでいて面白いです。

チャヌ:ジュネさんはセクシーな声で、男らしい魅力があって、女の子によくモテます。

B.I
―今回待望のデビューを迎えましたが、皆さんがアーティストを目指したきかっけを教えてください。

ジュネ:小学生の時に、マイケル・ジャクソンを初めて観て、その時にダンスをはじめたのがきっかけです。

ユニョン:歌手をやりたいと思ったのはメンバーのおかげです。YGに入ってからでも、歌手になりたいという気持ちはそこまでありませんでしたが、メンバーと一緒に生活する中で踊りと歌が好きになりました。永遠に一緒に出来たら良いなと思います。

一同:「おお~!」と歓声。

ユニョン:本当です(笑)

B.I:小学5年生までは将来の夢が毎日変わっていましたが、6年生には「ラッパー」と夢が決まっていました。その時から歌はずっとやっています。

ジナン:お姉さんが男性アイドルグループに興味があって、僕も興味を持ちました。

BOBBY:中学生の時に初めて作詞をしたのですが、それまでも色んなラッパーの真似をしたりしていました。歌詞を書くほどに面白くなって、一生やっていきたいと思いました。

ドンヒョク:小さい頃はパフォーマンスをするより楽器を弾くのが好きでした。小学6年生からダンスを始めて今に至ります。

チャヌ:9歳の頃から先輩の舞台やステージを観て、僕もそうなりたいなと思っていました。YGに入ってからはもっと強くそう思うようになりました。

―日本デビューアルバム『WELCOME BACK』がリリースとなりましたが、どんなアルバムになりましたか?

B.I:このアルバムの為に今まで長い時間準備してきました。僕達の色々な姿を見せたかったので、未熟な所もまだありますが、すごく頑張って作業しました。決まったスタイルでは無く、新人なので色々なジャンルを見せたいと思いました。

―皆さんがそれぞれ思い入れの強い曲、お気に入りの曲を教えてください。

ジュネ:『APOLOGY』です。プロデューサーであるTEDDYさんが作った曲で、僕達はヒップホップグループですが、個人的にはロックを歌いたいなと思っていました。なので、この曲が歌えて嬉しいです。

ユニョン:僕がオススメしたいのは『MY TYPE』です。

B.I:『RYTHME TA』です。iKONに一番似合う曲だと思っています。

ジナン:『M.U.P』です。僕達が家族やファンの皆さんに伝えたい内容が入っていると思います。

BOBBY:『TODAY』です。複雑な感情を歌っていて、面白いなと思っています。

ドンヒョク:『AIRPLANE』です。これはデモ曲をもらった時から、メンバー皆が良いなと思った曲です。皆さんが共感出来る内容だと思うので、歌詞の意味を感じながら聴いて欲しいと思います。

チャヌ:『JUST ANOTHER BOY』です。アルバムの中で個人的に楽しく歌える曲だと思うのでオススメしたいです。

チャヌ
―皆さん楽曲制作に携わっていて、特にB.IさんとBOBBYさんは多く曲を作っていますが、制作で意識している事はありますか?

B.I:作詞作曲する時に一番重要だと思うのはタイトルです。僕たちはまだ経験が足りないので、新しい人に会って会話したり、どこかに行ってインスピレーションを受けています。メンバーと一緒に映画もよく観ています。

―このアルバムでは日本語でのレコーディングに挑戦していますが、苦労した曲はありますか?

B.I:僕は大変だったとは思いませんでしたが、発音は難しかったです。

BOBBY:レコーディングは大丈夫だったのですが、MVの撮影の際に歌詞を覚えないといけないのが大変でした。

ドンヒョク:僕は他のメンバーより日本語を習いはじめるのが遅かったので、大変でした。噛んでしまったり、失敗する事もありました。僕からするとB.I、BOBBYさんのラップを担当する2人のレコーディングが面白かったです。緊張している姿を初めて見ました。

ユニョン:僕は「つ」が入っている部分がたくさんあって、難しかったのですが、今は大丈夫です(笑)

― 一番日本語の上手なメンバーはどなたですか?

B.I:やっぱりジナンさんです。

ジナン:練習生になった時からずっと勉強しているのと、日本人の友達とたくさん話す事です。

ジナン
―日本語で好きな歌詞はありますか?

ジュネ:『APOROGY』の「ゴメン ゴメン 君を守れなくて」。レコーディングでは一発で終わらせました。詩がすごく良いです。

B.I:僕は『RHYTHM TA』の歌詞が特に好きです。

ジナン:僕も『RHYTHM TA』の「後悔したくないんだったら 後悔なんかすんな」というBOBBYのパートが大好きです。

BOBBY:ラップする時に「かきくけこ」とか日本語の面白い発音の「音」がたくさん入っていたので、楽しみながらやりました。

ジナン:BOBBYさんはレコーディングの時、超ハイテンションになるので面白いです。レコーディングもライブの時の様に動きながらやっています。

―BOBBYさんは常に現場を明るくしようと心がけているんですか?

BOBBY:心がけているわけでは無いです(笑) 自然と楽しく努力しています。


チームワークを意識しないのが良いチームワークの秘訣

ジュネ
―MV撮影はいかがでしたか?

ジュネ:日本語ver.のMVを初めて観た時は格好良くてビックリしました。『RHYTHM TA』が一番格好良いと思います。

ユニョン:「APOLOGY」のMVでは初めて演技に挑戦しました。一人一人撮影をしましたが、女優さんもいて楽しかったです(笑)

ジュネ:演技をしたのが初めてだったので、すごく緊張しました。女優さんの力があって、集中出来たと思います。

BOBBY:彼女と別れて走るシーンがあったのですが、思い切り走りました。疲れました(笑)

―たくさん走ったBOBBYさんはもちろん、皆さんもハードな撮影だったと思います。疲れを癒す為に何かしましたか?

チャヌ:長い時間撮影をやっているので、メンバーはそれぞれ、撮影していない時間にちょっとずつ寝ています。その時にイタズラをしたり、楽しくやりました。お兄さん達に意地悪するのが好きなので、「動物が寝てるな」って感じで、可愛いなと思って見ています。

―誰がどの動物っぽいと思いますか?

チャヌ:ジュネさんは女の人の好きな優しさを持っているので、犬です。BOBBYさんは、海のアンコウですね。

ユニョン:BOBBYさんはアンコウみたいな表情をする事があります。

チャヌ:ジナンさんは可愛いネズミです。ドンヒョクさんは「スキニーギニアピッグ」というハムスターみたいな動物です。B.Iさんはカメレオンです。どこに行っても(スタイルが) 良くあうし、どこでも積極的だから。ユニョンは、髪型がイーグルに似ています。

―こうしてお話を聞いていると、皆さんとても仲が良いのですが、iKONのチームワークの秘訣はどんな事にありますか?

B.I:チームワークを良くしようと考えない事が、良いチームでいる秘訣かなと思っています。長い時間一緒に生活しているから、相手に合せようと考えなくても自然に過ごせます。

ユニョン
―先輩であるBIGBANGについてもお伺いします。「MelOn Music Awards」の後BIGBANGに焼肉をごちそうしてもらったそうですね。

ユニョン:T.O.Pさんは無口でアドバイスを言ってくれそうにないなと思っていたのですが、たくさんしてくれてビックリしました。「普段の生活では頑張り屋さんで無くても良いけど、ステージの上では思い切り頑張った方が良い」と言われました。また、「それぞれのメンバーで個性を見つけた方が良い」と言ってくれました。

―BIGBANGが一番憧れの存在であるとは思いますが、ここは先輩達に勝っているぞ、と自負している事はありますか?

B.I:まだ無いと思うんです。一つ選ぶとしたら、僕達の若さじゃないかなと思います。若いから出来る事、機会もたくさんあるんじゃないかなと思います。

―皆さんは韓国のサバイバル番組にて鍛えられていると思いますが、夢を叶える秘訣は? 挫折しそうなときどう乗り越えたか。

B.I:自信感を持つのが大事だと思います。その時に(サバイバル番組出演時) 僕はすごく子供だったので、僕達は負けたんですけど、ステージ上では僕達は最高だと思う事が大事だと思います。皆と一緒だったからこそ乗り越えたと思います。

ジナン:失敗を恐れずに走るべきだと思います。


全国ツアーもスタート 日本での活動について

ドンヒョク
―2月から日本全国ツアーがスタートしますが、意気込みを聞かせてください。

ドンヒョク:昨年日本でファンミーティングのツアーを行いましたが、本格的なライブは初めてなので、成長した姿を見せたいと思っています。

BOBBY:そして、このライブも大きな成長が出来るチャンスだと思っています。

―その他、日本でやってみたい事はありますか?

ユニョン:日本語の勉強を頑張って、日本のバラエティ番組に出たいです。

ジュネ:日本の活動をしながら、日本の美味しい食べ物を全部食べたいです。焼きそばとお好み焼きが大好きです。

ジナン:僕はメンバーと温泉旅行に行きたいです。

チャヌ:日本の番組に出演したいです。例えばバラエティや料理の番組など。料理は得意では無いのですが、ユニョンさんが上手です。だから番組の中で皆で作ってみたいです。

ユニョン:料理は、チャーハンやパスタが得意です。

―ユニョンさんのお料理は美味しいですか?

一同:大きくうなずく。

―日本のファンの印象を教えてください。

B.I:日本の女の子は可愛いです(笑) アジアの国はまだそれほど行っていないのですが、日本の皆さんはいつも歓迎してくれるし、安全を優先してくれるので、僕達が安心してステージに立てると思います。

BOBBY
―日本でコラボしてみたいアーティストはいますか?

ジュネ:僕のお姉さんは子供の頃から日本のアーティストが大好きでした。浜崎あゆみさんに会ってみたいです。

ユニョン:僕は正直に、今日本のアーティストさんは詳しくないのですが、ドラマをよく観ているので、ドラマのOSTを聴くと良い音楽がたくさんあります。興味を持って探します。

B.I:NIGOさんと機会があればコラボしてみたいです。あと日本のドラマが好きなのでよく見ていますが、一緒に演技をするのは無理なので、MVに出演したりしたいです。

ジナン:日本のアーティストさんはまだ詳しくないですが、僕は誰とでもできる準備はできています。

BOBBY:KOHHという日本のラッパーがいますが、日本のラップはあまり知らなかったのですが、彼のラップは特別に感じました。

ドンヒョク:歌手では無いのですが、DEPAPEPEのギタリストの大ファンなので、いつか共演してみたいです。

チャヌ:これから覚えていきたいです。これから探してみます!

ライター:中村梢

■リリース情報
JAPAN DEBUT ALBUM 『WELCOME BACK』
2016.01.13 on sale

■ファンクラブ情報
iKON JAPAN OFFICIAL FANCLUB【iKONIC JAPAN】
1/19(火) 正午iKONオフィシャルサイトにてファンクラブサイトや入会方法などの詳細発表
会費:入会金 1,000円(税込) 年会費:5,200円(税込)
※手数料として、別途200円(税込) かかります。ご了承ください。

■ライブ情報
iKON JAPAN TOUR 2016
・2月11日(木・祝) 福岡 福岡国際センター (2回公演)
①12:00開場 / 13:00開演 ②16:00開場 / 17:00開演
・2月15日(月) 東京 日本武道館
17:30開場/18:30開演
・2月16日(火) 東京 日本武道館 (2回公演)
①13:00開場 / 14:00開演 ②17:30開場 / 18:30開演
・2月20日(土) 兵庫 神戸ワールド記念ホール (2回公演)
①13:00開場 / 14:00開演 ②17:00開場 / 18:00開演
・2月21日(日) 兵庫 神戸ワールド記念ホール (2回公演)
①12:00開場 / 13:00開演 ②16:00開場 / 17:00開演

席種 / チケット料金 指定席:8,800円(税込)
※3歳以上よりチケット必要。3歳未満は入場不可。
※出演メンバーは予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。

iKON オフィシャルサイト:http://ygex.jp/ikon/

記者 : Kstyle編集部