2015年、騒動に巻き込まれた5人…2016年は明るい?

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写真=TVレポート DB
いよいよ2016年。長かった2015年が終わり、誰もが新しいスタート地点に立つ。特に、辛い2015年を過ごしたスターたちの再起が、2016年、さらに活発に行われると見られる。

賭博から脱税疑惑、そして盗作疑惑まで、国民の叱咤を受け、ファンを心配させた人々。自分自身が起こしたことを受け入れ、罰を受け止めたスターたちの2016年は、昨年より明るいだろうか。イ・スグン、キム・ジュノ、チャン・グンソク、そしてノ・ホンチョル、ユン・ウネ、2015年を早く忘れたいであろうスターたちは2016年を明るく迎えられるだろうか。


◆イ・スグン:違法賭博、その後…1年半ぶりのテレビ復帰

2009年5月から2012年3月まで、3億7000万ウォン(約3700万円)を投じた違法スポーツ賭博に参加した疑いで2013年11月に起訴され、同年12月、懲役6ヶ月執行猶予1年を言い渡された後、昨年まで自粛した。復帰のスタートは昨年5月に放送されたtvN「SNL KOREA」シーズン6のキム・ビョンマン編。小さな役で出演したイ・スグンは「SNL KOREA」を皮切りに様々な番組に合流することになった。

ナ・ヨンソクプロデューサーの大ヒットバラエティ「新西遊記」で新たな一歩を踏み出したイ・スグンは、JTBC「知ってるお兄さん」に合流し、MBN「全国制覇」、そしてXTM「タイム・アウト」に合流し、忙しい年末を過ごした。イ・スグンの2016年の見込みは青信号。現在、様々なバラエティ番組で活躍しているだけに、今年も忙しい一年が過ごせるとの見込みだ。長い間自粛してきたイ・スグンが視聴者たちから再び愛を受けることが出来るだろうか。


◆キム・ジュノ:CoKoエンターテインメント事件、その後

2014年11月、CoKoエンターテインメントのキム・ウジョン共同代表が資金を横領してアメリカに逃亡し、“CoKoエンターテインメント事件”が始まった。キム・ジュノはCoKoエンターテインメントを生かすために努力すると話したが、キム・デヒを軸にしたJD Brosの設立が知られ、少額株主たちはCoKoエンターテインメントの廃業責任をキム・ジュノに問うた。

キム・ジュノと少額株主たちの真実を巡る攻防は2015年まで続いた。キム・ジュノはインタビューを通して疑惑をすべて解決しようとしたが、まだ株主たちの疑いは終わっていない状況。それでもキム・ジュノはKBS 2TV「1泊2日」を通して視聴者に愛され続けている。キム・ジュノと「1泊2日」が「このメンバーリメンバー」を叫んでいる中、今年は疑惑を払拭して上に行けるのか期待が高まる。


◆チャン・グンソク:思いがけない疑惑と「三食ごはん」降板まで

とりわけ期待を集めた「三食ごはん」出演者だった。これまでベールに包まれていたスターチャン・グンソクの姿、晩才島(マンジェド)の働き者で、末っ子チャン・グンソクの姿が見られるという期待もあった。しかし、脱税疑惑によって一瞬にして降板を決め、視聴者に惜しまれた。チャン・グンソクはすでに課徴金を納めていたにもかかわらず、人々の懸念を考え、「三食ごはん」を降板した。

昨年頭に「三食ごはん」を降板してから大衆に顔を見せなかったチャン・グンソクだった。しかし、今年からは再びテレビで活躍する予定。チャン・グンソクは女性アイドルの練習生たちのオーディション番組であるMnet「プロデュース101」を通じて国民的プロデューサーの代表であり、メッセンジャーの役割を行う。


◆ノ・ホンチョル:掛け間違えた復帰のボタン、しっかり掛け直せるか?

残念な復帰の第一歩だった。2014年11月、飲酒運転(血中アルコール濃度0.105%、免許取消水準)で「無限に挑戦」およびすべての番組から降板したノ・ホンチョルは、昨年秋夕(チュソク:日本のお盆休みに当たる韓国の祭日)のパイロット番組MBC「剰余たちのヒッチハイク」で復帰した。初心を取り戻すという夢と共にヨーロッパに無銭旅行に出るも、視聴者の反応は冷淡だった。低い視聴率と共に“剰余”の意味をしっかり把握できなかったという評価を受けざるを得なかった。

そしてまた空白。ノ・ホンチョルは掛け間違えた復帰のボタンを掛け直すために苦心し、2つの番組を選んだ。tvNと手を組んで「道端ショー」と「私の部屋の品格」を立ち上げたのだ。「私の部屋の品格」は2回の放送後、悪くない評価を受けている状態で、今年は「道端ショー」が公開される予定だ。道端でスタートを切ったノ・ホンチョルが再び初心に戻り、視聴者から信頼を得ることが出来るか関心が集まる。


◆ユン・ウネ:盗作議論後の謝罪、韓国で活動できるか?

中国で巻き起こった盗作議論の主人公はユン・ウネだった。昨年出演した中国東方TVのデザインバラエティ番組「女神のファッション」で公開した衣装が、韓国のユン・チュノデザイナーの衣装と似ていると指摘されたのだ。当時、ユン・ウネは「盗作ではない」とコメントしたが、人々の疑惑と非難の声は続いた。

その後、口を閉ざしていたユン・ウネ。何の釈明も謝罪もなく時間が過ぎたのだ。ユン・ウネは昨年11月、事件後初めての公の場に現れ、大衆に頭を下げた。自分がモデルとして活動しているブランドのイベントで取材陣に向けて短い謝罪の言葉を伝えたのだ。彼女は「議論を起こして申し訳ない。失望させないよう努力する」と話し、今年の活動に対する期待を高めた。

記者 : ムン・ジヨン