CJ E&M、ヒップホップレーベルAOMGを買収…事業を拡大

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写真=AOMG
CJ E&MがヒップホップレーベルAOMGを買収した。CJ E&Mは今回の買収で事業拡大に乗り出すと見られる。AOMGは大手企業に吸収されることで、より丈夫な垣根の中で成長するという意思であると見られる。

音楽事業部門を率いるCJ E&Mは昨年からレーベルの買収に積極的に乗り出している。9月にはニコル、SPICA、EricNamらが所属しているB2Mエンターテインメントと戦略的事業提携を結んだ。10月にはヒップホップレーベルのハイライトレコードを買収し、年末にはコンサートも行った。

AOMGは2013年8月の発足後、ヒップホップ専門のレーベルとして力を培ってきた。パク・ジェボム、チョン・ギソク(Simon D)共同代表の相次ぐアルバムの成功を皮切りに、GRAY、Loco、ELO、Ugly Duck、DJ Wegun、DJ Pumkin、Hoodyらがそれぞれのキャリアを積んだ。同時にAOMGの認知度を高めた。

6日、CJ E&MはAOMGの買収を発表し、「AOMGをR&Bやヒップホップ音楽をはじめ、最終的には韓国国内外のライフスタイルを先導する最もトレンディーなレーベルに成長させられるように支援していく。音楽事業に関するインフラとノウハウの支援はもちろん、多彩な事業機会の発掘を通じて音楽市場の拡大や発展を率いる」と伝えた。

今後もAOMGの音楽制作や運用は独自に行われる。CJ E&Mが保有している流通・マーケティング・グローバルネットワークなど音楽事業のインフラのみを積極的に活かし、本格的な成長を図る予定だ。

記者 : キム・イェナ