チョン・リョウォン「風船ガム」放送終了の感想を伝える“幸せな時間だった”(動画あり)

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写真=キーイースト
女優チョン・リョウォンが「風船ガム」を通じて一層深くなった演技の熟練さを披露して、誰とも代わることのできない魅力を立証した。

チョン・リョウォンは15日に韓国で放送終了したtvN月火ドラマ「風船ガム」(脚本:イ・ミナ、演出:キム・ビョンス)を通じて、明るくて元気なラジオプロデューサーのキム・ヘンア役を務め、まるでオーダーメードの服を着たようにキャラクターを完璧に消化して視線を引き付けた。表面ではいつも笑っているが、孤独な傷を持つ立体的なキャラクターの内面心理を繊細に描き出して、女優としての真価を発揮した。

また、幼かった頃から家族のように共に育ったパク・リファン(イ・ドンウク)とのけんか腰の友情から甘いピンク色のロマンスにいたるまで、微妙な感情の動きを行き来しながらロマンチックなときめきムードを形成した。チョン・リョウォンは愛らしい天真燗漫なラブコメクィーンとしての姿から、感性に響く切ないメロクイーンとしての姿まで、状況に応じて眼差し、表情、呼吸までを調節するきめ細かい演技を通じて、彼女ならではのカラーで魅力的なキム・ヘンアを完成させた。

特に「メディカル・トップチーム」以来2年ぶりのテレビドラマ復帰であることが信じられないほど、吸引力のある演技を披露して視線を引いた。現実の中の物語をそのまま紐解くように共感を引き出すチョン・リョウォンの演技は、視聴者たちの没入度を高めて、毎回深い余韻を残した。それと共に、20~30代女性のワナビースターらしく、ドラマの中のファッションもまた見る楽しみを倍増させ、連日話題を呼び集めた。特有のナチュラルながらも感覚的なスタイルがキャラクターに自然に溶け込んで、魅力をより一層豊かにしたという評価だ。

15日の「風船ガム」最終回放送直後、チョン・リョウォンは所属事務所であるキーイーストの公式YouTubeチャネルを通じて、視聴者たちに感謝の挨拶を伝えた。チョン・リョウォンは、「多くの方々に新しく会えて、楽しく始めた時が数日前のようだが、もうこのように最後となると、ドキドキする一方で名残惜しい」としながら、「素晴らしい文才の脚本家の先生と演出が優れた監督、そして魅力がさく烈するドンウクと、その他の綺羅星のような先輩たちと呼吸を合わせることができて幸せな時間だった」という所感と共にキュートに手を振って挨拶をして見る人々を微笑ませた。

チョン・リョウォンは、慎重に次期作を検討する予定だ。

記者 : シン・ソウォン