2度目はなかった…有名俳優キム・ソンミン、ついに実刑確定へ

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裁判所は、2度目の麻薬犯に寛容はなかった。同じ容疑で2度目の裁判を受けている俳優キム・ソンミンに対して、検察の控訴を棄却し、懲役10ヶ月を確定した。

11日、京畿道(キョンギド)水原(スウォン)地方裁判所法廷棟第210号法廷では、第3刑事部の主管で麻薬買収と使用の疑いで逮捕・収監されているキム・ソンミンに検察の控訴を棄却し、原審を確定した。

キム・ソンミンは3月11日、ソウル瑞草(ソチョ)区の自宅で検挙された。同月26日、水原地方警察庁城南(ソンナム)支庁刑事3部はキム・ソンミンを麻薬類管理違反の疑いで逮捕・起訴した。

その後、7月から9月まで3回にわたって行われた第1審裁判でキム・ソンミンはすべての犯罪を自供し、裁判所に善処を求めた。しかし、検察は執行猶予期間中に同種の麻薬犯罪を犯したキム・ソンミンに懲役2年を求刑した。これについて裁判部は、キム・ソンミンが反省して自供していることを認め、検察の求刑より低い懲役10ヶ月を下した。検察はこれを不服とし、9月10日に控訴した。

キム・ソンミンは10日に開かれた控訴審の裁判でも反省しているという最終陳述をして、裁判部に善処を求めた。これについて裁判部は、11日に開かれた宣告期日で検察の控訴を棄却し「執行猶予期間中に同種の犯罪を犯し、量刑に不利な要素もある。しかし、キム・ソンミンが反省と自供をしており、犯行が単純な買収と使用にとどまっており、他の人に売買・伝播していないため、原審で下した懲役が決して軽くない」とし、原審を確定した。

裁判所はE-Sensに続き、キム・ソンミンに実刑を宣告した。二人とも、最初の犯罪では執行猶予が下されていた。しかし、裁判所は2度も許すことはできないという立場を明らかにしたものとみられる。

記者 : パク・パンソク