故シン・ヘチョルさんの妻ユン・ウォニさん、裁判所が証人出席を要請

OSEN |

裁判部が故シン・ヘチョルさんの妻ユン・ウォニさんに対し、次回の公判に証人として出席するように要請した。

ソウル東部地方裁判所刑事11部は18日午後、第1号法廷で業務上過失致死の疑いで起訴されたK院長に対する2回目の公判を開いた。

この日の裁判で検察は、ユン・ウォニさんを含むマネージャー、医師たちを含む11人の証人と大韓医師協会、韓国医療紛争調停院で関連の意見を出した人々を証人として申請した。これに対して、裁判部は順次証人を召喚すると明らかにし、一番先に故人の妻ユン・ウォニさんを証人に決定した。

これによると12月16日、3回目の裁判でユン・ウォニさんが証人として出席するとみられる。

10月21日に開かれた1回目の公判で、K院長側は検察の主張を全面的に否定し、国民参加裁判も拒否した。

検察は8月にK院長を業務上過失致死と業務上秘密漏えいで在宅起訴した。1つ目の容疑はK院長が手術時に過失により小腸と心嚢(心臓を包む結合組織性の膜)に穿孔(穴)を発生させ、シン・ヘチョルさんを死に至らせたということだ。2つ目の容疑は、K院長が手術後に自身の無罪を証明するためにあるサイトに医師として取得した故人のセンシティブな個人情報を掲示して、医師の義務に違反した点だ。

故シン・ヘチョルさんは昨年、腸の癒着剥離術から20日経った10月27日、低酸素虚血性脳損傷のため死亡した。故人の妻ユン・ウォニさんは、同手術を行ったS病院に業務上過失の可能性を提起し、病院長のKさんを警察に告訴した。

記者 : パク・パンソク