f(x) クリスタルが明らかにした涙と20代、そしてf(x)

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写真=MBC FM4U 公式Twitter
ガールズグループf(x)のクリスタルが、これまで明かしたことのなかった自身の率直な話について語った。

クリスタルは韓国で最近放送されたMBC FM4Uのラジオ番組「青い夜、ジョンヒョンです」にゲスト出演し、気の知れた間柄であるDJのSHINeeのジョンヒョンと率直な対話をした。

最近、f(x)として4thフルアルバム「4walls」でカムバックしたクリスタルは「私たちは、普段は散らばっていて、アルバムがリリースされる時に一つになって、とても短く、太く活動する方だ。睡眠もとらずに活動している」と言いながら笑った。

写真=KBS 2TV放送画面キャプチャー
f(x)は今回の新曲で“ヴォーギング(Vogueing)”と呼ばれるダンスを披露しているが、「ダンスが優雅だ」というリスナーの評価に対してクリスタルは、「このような言葉を聞くと気分が良い。今回のアルバム準備を、メンバーたちみんなで熱心にやった。振り付けは2ヶ月以上練習した。多くの大変な時間があった。だから、こういう言葉を聞くと満たされる」とした。

また「4walls」に対して「正直に言って、私の好みにとても合う曲だが、『人々は好きだろうか』という心配もたくさんあった。収録曲をレコーディングする時も、メンバーみんなが苦労した。曲が難しくもあった。心配が多くて不安なこともあった。ところが実際に反応が良いから、とても気分が良くて、感謝の気持ちが一番大きかった」と感謝を述べた。

写真=MPD公式 YouTube
抽象的なイメージの配列で、様々な解釈を産んだミュージックビデオに対しては、「内容は解釈の仕方次第」と言いながら、「4人で踊るダンスシーンが入らなかったのが特異な部分」と説明した。

それと共に「撮影はとても簡単だった。全体のダンスシーンがないので午後の7時には終わったと言われ、メンバー全員が『ええ?帰ってもいいんですか?』と言った」と撮影秘話を明らかにして、「済州島(チェジュド)の森と、あるペンションで撮影した。とても気楽に撮影して、これがミュージックビデオなのかと思うほど心配にもなった。幸いにも、とても良いものができた」と満足した。

写真=Mnet放送画面キャプチャー
最近音楽番組で「4walls」を通じて1位受賞後に、ビクトリア、エンバ、ルナなどのメンバーたちとみな一緒に涙を流したことに対しては「嬉しかった。そして誰も予想できなかった」と語った。

「1位を受賞して、または賞を受けたためというよりは、何かご褒美を受けた感じだった。メンバーがみんな熱心に取り組んで、みんな固く団結してしたが、そのご褒美を受けた感じだった。また1位になると、ファンの方々も気分が良いそうだった。待ってくれたファンの方々もご褒美を受けたようで、色々な感情が沸いた」

1994年10月24日生まれで満21歳であるクリスタルは、自身の20代に対しても率直に話した。

「とても若い頃にデビューして、20代が本当に遅く来るだろうと思った。“20”という数字がとても遠く感じられた。『20代になったら結婚するだろうな?』というように考えた」と笑って、「20代になると20代がとても早く来たし、30代もすぐに来そうだと思った。夢見てきた22歳とはちょっと違った」とした。

写真=「4 Walls」ミュージックビデオ
歌手になった後の人生も隠すことなく打ち明けた。

「正直に話すと、練習生になってSMエンターテインメント(SM)に入ったのもとても自然で、水が流れるようにそうなった。スカウトされて、とても幼かった時だったので、デビューもそのまますることになった」というクリスタルは、「練習生の時も両親が学業もとても重要だと考えて、練習生生活だけに没頭させなかった。SMには塾に通う感じだった。ものすごい情熱があって、夢が大きかったわけではない」と率直に告白した。

ただし「だが(歌手活動を)やってみると欲も出てきた」というクリスタルに対し、ジョンヒョンもやはり「クリスタルが、ますます情熱が沸いてくるのが見えた」と付け加えた。

実際にクリスタルは来年1月に、f(x)としてデビュー7年目に初め開催するコンサートに対する意欲を表わした。

「コンサートは本当にメンバー全員が待っていたこと」と言いながら、「曲もとても多くて、お見せしたいことが多い。4枚のフルアルバムにミニアルバムが2枚だ。熱心に準備するつもりだ」と覚悟を見せた。

歌手としての強い欲も見せた。

「常にアルバムをリリースしたりアルバムの作業をする時に私が思って、また事務所に話すのが『アルバムを出した時に、恥ずかしくなかったら嬉しい』ということ。満足できなくてもそう話す。それが欲であるようだ。完璧にできたら嬉しい」

最後にクリスタルは、ジョンヒョンに対して「本当に実のお兄さんのようだ」とし、「姉妹の中で男がいないので、お兄さんの役割をするお兄さん」と格別の愛情を告白した。ジョンヒョンもやはり、「僕の携帯電話に『妹』と登録されている。実の妹のように思っている」と返した。

特にジョンヒョンは、そばで見たクリスタルに対して「多くの人々には冷たいイメージがあるという。1位になって涙を流すのを見て、『あの子も泣くの?』という反応だった。僕が知ってるスジョン(クリスタルの本名)は、弱くて涙もろくて、感受性が豊かだ。外では冷たいイメージが多いだけで、人見知りする性格だ。人々に知ってもらえたらという物足りなさがある」という切ない心を表わした。

また、この日クリスタルは、リスナーのために自身が好きな歌を推薦した。

◆クリスタルが明らかにしたリクエスト曲のリスト

ファイスト(Feist)「Inside And Out」

「ビージーズ(Bee Gees)の『Love You Inside Out』をリメイクした曲だ。とても上手にリメイクしたし、本当に長い間聞いてきたアルバムの中で好きな曲だ。本当に長く聞いてきて、たくさん聞く歌」

トニー・ベネット(Tony Bennett)&エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)「Body And Soul」

「今年頭にニューヨークに旅行に行った時、ジャズクラブにたくさん行った。ジャズにさらにハマるようになった。そうするうちに、発見した歌だ。2週間ニューヨークにいたが、ほとんど毎日ジャズクラブに行った」

ジェイムス・ブレイク(James Blake)「A Case Of You」

「(ジョンヒョンの「『青い夜、ジョンヒョンです』にとてもよく合う選曲だ」という言葉に)『青い夜、ジョンヒョンです』で、(夜の)12時で、ジョンヒョン兄さんがDJなのでリクエストの予想がついた。いつもよく聞く曲だ」

MY Q「僕、君がすきみたい」(withコン・ヒョジン)

「MY Qの歌は本当に幼い頃から聞いた。この前偶然レストランで会って、挨拶をした。f(x)のファンだと言われたので『私もファンです』と言って、『いつか曲を一度歌おう』と言われたので、『いいですよ!』と答えた記憶がある」

記者 : イ・スンロク