デビュー1周年を迎えたWINNER「目標は東京ドーム。国民的歌手になりたい」

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BIGBANG、2NE1、PSYら多くの実力派アーティストが所属するYG ENTERTAINMENTが約8年振りに放つ第2のボーイズグループ「WINNER」。現在、自身初のホールツアーで全国をまわり、前日の東京・中野サンプラザ公演では、デビュー1周年のサプライズ演出に涙する場面も見られた。

昨年リリースされた1stアルバム『2014 S/S -Japan Collection-』の楽曲や、先輩であるBIGBANGの楽曲、「恋しくて」(BEGIN) のカヴァーなどバラエティ豊かなセットリスト。メンバー考案という楽しいコントコーナーやトークなど、クールさとキュートさが共存しているのがWINNNERの魅力と言えるだろう。今回は、ツアーの為来日した彼らに、デビュー1周年について、今後の展望についてなど話を聞いた。

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―まずはデビュー1周年おめでとうございます。それぞれのお気持ちを伺えますか?

カン・スンユン:ありがとうございます。時間が経つのは本当にはやいですね。でも“まだ”1周年、僕達は新人だという気持ちが強いです。でもこの一年の中で色々な出来事があって、成長しました。今回日本でツアーをやらせていただきましたが、公演のパフォーマンスとか、歌うこと、ラップすること、全部頑張って行きたいし、成長していきたい。もっと練習して、研究して、リーダーとして頑張りたいという想いです。

イ・スンフン:昨日、東京の最後の公演が終わったんですが、アンコールの後にファンの皆さんがシークレットな演出をしてくれて、ビックリしました。「アンコールの後の挨拶は短めで」と言われていたのは、記者の方が来ているから「押せないんだな」と思っていたので(笑) 本当に驚いたし、嬉しかったです。

ナム・テヒョン:韓国でも同じく1周年を迎えて、日本でも韓国でも成長出来るWINNERでありたいなと思っています。

キム・ジヌ:時間が経つのは早かったけど、日本でも韓国でも5人で集まって活動した事は少なかった。でもこのツアーをきっかけで5人の活動がはじまって、今後はアルバムを出して活動の幅を広げたいなと思います。

ソン・ミノ:回答するのが最後だと、皆が言いたい事を言ってしまうので難しいですね(笑) ソロ活動がメインの1年でしたが、やはり5人揃うと5人にしか出来ない表現も出来るのでとても嬉しいです。もっと活動を充実させていきたいです。

―自身初となる日本でのホールツアーも滋賀、東京公演が大成功のうちに終了しましたが、今のお気持ちはいかがですか?

イ・スンフン:東京2days公演が1周年の日と重なっていて、ファンの皆さんに感謝を感じました。韓国での1周年では、メンバーで集まって小さいパーティを開いたのですが、日本ではこうしてファンの皆さんと過ごせて忘れられない思い出になりました。

ナム・テヒョン:はやく日本に行って活動したいなと思っていたので、東京で公演できてスッキリした気持ちもあるし、寂しい気持ちもあります。もうちょっと滞在したいなという気持ちもあります。

カン・スンユン:最初は正直4回も公演出来るかなあと思ったんです。体力的な問題もありますし。本当の正直に言うと、初日の1、2回目の公演終わった後は本当に疲れてしまって、この後3、4回出来るかなと思いました。2日目の朝、体の調子がすごく悪くて「これ危なくない?」と思った(笑) でもファンの皆さんの姿を見て、そんな疲れは吹っ飛びました。いつも忘れられない思い出が出来ます。

キム・ジヌ:韓国から日本に来る時に、最初に滋賀に着きますが、ファンの方が来てくれるのかなと心配になってしますんですが、たくさん来てくれて嬉しいです。これからももっと頑張ります。

ソン・ミノ:新しい振りも覚えないといけない歌詞も多くて、最初の公演の前までずっと不安でした。今終えて、皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。

―2014年にもデビューライブを日本で行いました。日本でのパフォーマンスが板についてきたな、という実感はありますか?

カン・スンユン:前よりは楽になった部分もありました。でも新しいカヴァー曲などもあったので大変でした。

ナム・テヒョン:そうなんです。カヴァー曲の歌詞は大変でしたけど、僕たちの曲は去年の公演からずっと覚えているので、逆に韓国でも日本語歌詞が出てきて大変でした。

カン・スンユン:でも、日本語の歌詞のほうが歌いやすい部分もあるんです。韓国語の歌詞で作ったのに不思議です(笑)

ソン・ミノ:男性のファンの皆さんが多くなって、本当に幸せです。ハイタッチしたり、「Whats Up」したり。

カン・スンユン:父親やおじいさん世代の方も来てくれていて、本当に驚きましたし、嬉しかったです。今回のツアーでは皆さんに聴いていただく新しい曲が無かったので、皆でアイデアを出し合ってスペシャルステージを用意しました。『恋しくて』のアコースティックカヴァーは、「もっと格好良いWINNERを見せたい」という気持ちで歌いました。

カン・スンユン:「恋しくて」のカヴァー、テヒョンの声が終わっても皆シンとしていて、ありがとうと言った瞬間、キャーッとなって感動しました。

ナム・テヒョン:「恋しくて」は本当に歌詞がキレイだと思います。

キム・ジヌ:僕とスンフン君とミンホ君で、公演前日まで悩みました。でもスンホン君がシャワーをあびて、アイデアを思いついてくれました、ありがとうございました(笑)

イ・スンフン:女装をしたステージの後に、ちょっとしたコントをやりましたが、ここが、ライブの中で一番笑えるコーナーだと思ったので、色々と考えました。

―ジヌさんが女装で気をつけていることとは?

キム・ジヌ:お化粧を一番気をつけていて、チークとリップにこだわって、カツラにもこだわっています。

カン・スンユン:何度女装姿を見ても慣れません。準備して出て来るといつもビックリします。後ろ姿が、女性の様でヤバいと思います(笑)

ナム・テヒョン:FANTASTIC BABYというBIGBANG先輩の曲をカヴァーしましたが、大ヒット曲ですし、僕等も大好きな曲なのでとても緊張しました。

イ・スンフン:このツアーでは、ダンスや歌、トークなどWINNERの新しい一面を見せられたかなと思います。新しい振りは、クシャミをする様にどんどん出て来ました。

―デビューして、それぞれのソロの活動が充実した一年でもあったと思います。ソロ活動についての状況を教えていただけますか?

ソン・ミノ:僕は韓国でラップバトルに参加させていただきました。一人でバトルするのはすごく寂しかったんです。でも今はこうして5人で活動出来て安心します。

キム・ジヌ:ドラマに出演したり、俳優としての活動をさせていただきました。演技のお仕事も好きですし、こうしてライブをするのも大好きです。それぞれの経験がお互いの仕事にも生きていると思います。

カン・スンユン:事務所の先輩たちとドラマの撮影をしたのですが、お久しぶりの個人の活動だったので、演技も一人でいることも新鮮で。でも終わった後はやっぱり寂しくて、皆に会いたいなと思います。WINNERがWINNERになって嬉しいと思う瞬間でした。

ナム・テヒョン:僕はWINNERの休止中、ドラマを三本ほど撮って、色々言われた事もあったけど、それは今となっては良い経験になっています。個人の活動はメンバーと一緒にいるのとは違う驚きもあって、これからも新しいドラマが放送される予定ですので、それも楽しみにしていてください。すごく怖いドラマです。

イ・スンフン:僕は日本で個人活動したいです。握手会したいです(笑)

カン・スンユン:握手会いいですね(笑) WINNERとしての大きな目標は東京ドームですが、日本でも韓国でも、国民的な歌手になりたいです。

―握手会が実現する事をファンの皆さんはとても楽しみにしていると思います! その他に、日本でやってみたい事はありますか?

カン・スンユン:僕らがこれまでファンの皆さんにもらった元気やパワーを、返したい。例えばファンの皆さんがご飯を食べていなくて公演をみていたとして、最後の曲が終わって、アンコールまで終わって、出口でご飯をあげたりとかそんなイベントでやりたいですね。

キム・ジヌ:僕もスンユン君と同じ様な話ですけど、公演が全部終わって、スクリーンにエンドロールが出ている時間に、「今日は皆さんに食事を用意してます!」と告知して、驚かせたい。公演の前に僕達が自分で料理を作りたいです。

―ファンの皆さんの食事の心配をしてくださるなんて、とても優しいですね。それは皆さん自身も食いしん坊という事も影響している?

カン・スンユン:今日これから仙台に行きますが、牛タンが有名なところだと聞いて、トライしたいですね。

ナム・テヒョン:仙台は牛タンも楽しみですが、「宮城」という発音がすごくキレイだと思います。ペッパーランチは毎日食べて、そろそろ飽きました(笑) 夜になると「今日もやぱりペッパーランチでしょ?」という感じで、東京のペッパーランチ、たくさん行きました。

キム・ジヌ:札幌で手羽先を食べたいです。

イ・スンフン:札幌で手羽先!?

キム・ジヌ:間違えました、名古屋です(笑) デビュー前に名古屋に行って、味わったことがあったので、また食べに行きたいです。

ソン・ミノ:冬の札幌に行きたいです。景色も素晴らしいし、サッポロビールを飲みたいです。

―今回お話を伺って皆さんのそれぞれ個性的で、タイプが違うのに息が合っているというのがWINNERの魅力だなと感じました。それぞれのメンバーについての個性や性格を説明する“他己紹介”をしていただけますか?

ソン・ミノ:ジヌさんは、時にはお兄さんのようで、時には弟のようで、時には友達のようで、カメレオンみたいに変化します。

キム・ジヌ:スンユンくんは、WINNERにとってなくてはいけない人です。いつも引っ張っていってくれてありがとう。

カン・スンユン:テヒョンくんは僕をやる気にさせてくれる人です。色々な好きな物を持っているし、僕とは違う個性を持っていますから、刺激になります。

ナム・テヒョン:スンフンさんは、観ているだけで楽しいし、エンターテインメントな姿をみせてくれる“映画館”みたいな人だと思います。

イ・スンフン:ミンホくんはわんちゃんみたいですね。ご主人が家にかえってくると、しっぽをふってむかえてくれる、そんな存在です。でもそのわんちゃんは知らない人が来てもしっぽをふっちゃうんです(笑)

ライター:中村梢

■ツアー情報
「WINNER JAPAN TOUR 2015」
・9月6日(日) 滋賀・びわ湖ホール 大ホール 開場17:00 / 開演18:00
・9月8日(火) 東京・中野サンプラザ
1回目:開場14:00 / 開演15:00 2回目:開場18:00 / 開演19:00
・9月9日(水) 東京・中野サンプラザ
1回目:開場14:00 / 開演15:00 2回目:開場18:00 / 開演19:00
・9月12日(土) 宮城・仙台市泉文化創造センターイズミティ21
1回目:開場14:00 / 開演15:00 2回目:開場18:00 / 開演19:00
・9月20日(日) 広島・広島文化学園HBGホール 開場14:00 / 開演15:00
・9月21日(月・祝) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール
1回目:開場13:00 / 開演14:00 2回目:開場17:00 / 開演18:00
・9月23日(水・祝) 神戸・神戸文化ホール 大ホール
1回目:開場14:00 / 開演15:00 2回目:開場18:00 / 開演19:00
・9月27日(日) 神奈川・神奈川県民ホール 開場14:00 / 開演15:00
・10月9日(金) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール 開場18:00 / 開演19:00
・10月12日(月・祝) 大阪・大阪国際会議場 メインホール(グランキューブ大阪)
1回目:開場13:00 / 開演14:00 2回目:開場17:00 / 開演18:00
・10月25日(日) 北海道・ニトリ文化ホール 開場14:00 / 開演15:00

【チケット料金】
全席指定:¥7,900-(税込)
年齢制限: 3歳以上よりチケット必要。3歳未満は入場不可。

■イベント情報
『WINNER SPECIAL LIVE IN OKINAWA』
2015/10/31(土) 沖縄県 ナムラホール 開場13:00 / 開演14:00
2015/10/31(土) 沖縄県 ナムラホール 開場17:00 / 開演18:00

席種 / チケット料金:スタンディング 7,500円(税込)
年齢制限:3歳以上よりチケット必要。3歳未満は入場不可。
お問い合わせ:キョードー西日本 (092-714-0159)

※詳細についてはWINNER オフィシャルファンクラブ「INNER CIRCLE JAPAN」をご確認ください。

WINNER オフィシャルファンクラブ「INNER CIRCLE JAPAN」:
http://fc.avex.jp/winner/

記者 : Kstyle編集部、撮影 : 朝岡英輔