SM、EXO元メンバークリス&ルハンに続きタオを正式提訴「専属契約は有効」

OSEN |

SMエンターテインメント(SM)がEXOを離れたタオ(本名:黄子韜)の中国での活動に待ったをかけた。

SMは22日「クリスとルハンのマネジメント会社で中国における違法な芸能活動に対して正式に訴訟を提起した。タオについても違法的な芸能活動を試みるアルバム制作会社に対して訴訟を提起し、18日に北京裁判所に正式に立案された」と明らかにした。

また「裁判所で最終的な判決を下すまで、SMとタオ間で締結した専属契約は引き続き有効である。タオ本人は専属契約の権利と義務を誠実に履行しなければならず、一切の違法な芸能活動を行ってはならない」と強調した。

以下、全文。

EXOのメンバーであるクリス、ルハン、タオの適法なマネジメント会社として、2015年2月と7月にそれぞれルハンとクリスの中国内における違法な芸能活動に対して、中国の裁判所に正式に訴訟を提起したことに続き、タオとその違法な芸能活動を試みるアルバム制作会社に対して訴訟を提起し、2015年9月18日に北京裁判所に正式に立案されました。

今後、タオの違法な芸能活動による当社及びEXOの権利利益を保護し、より多くの善意を持つ会社が被害を受け、またタオの違法な芸能活動に関与されることがないよう、SMは以下の通り公式立場を明らかにします。

タオは2015年4月、既に他の会社と手を組んで芸能活動、アルバム制作を行うなど、無断で会社とチームを離脱し、さらには同年7月にミニアルバムを発売した後、違法なソロ芸能活動を続けています。このように、タオはEXO活動で得た認知度を利用して広告、放送などに無分別に出演していた中、2015年8月24日に突然、韓国ソウル中央地方裁判所に一方的に当社を相手取って訴訟を提起しました。裁判所で最終的な判決を下す前まで、SMとタオ間で締結した専属契約は引き続き有効であり、タオ本人は専属契約の権利と義務を誠実に履行しなければならず、一切の違法な芸能活動を行ってはなりません。

2015年9月15日、中国放送映画TV社会組織連合会及び中国出版協会は共同で「新聞出版放送映像業界従事者の職業倫理自律公約」締結式を主催し、新聞出版放送映像業従事者は職業倫理の面で「契約精神を尊重し、業界の信義と秩序に影響を及ぼす違約行為をしないこと」を明確にしました。クリス、ルハン、タオ3人の契約精神を遵守せず、信義よりも短期的な金銭的利益だけを追って一方的に契約を破棄する行為は、明らかに本公約内容に違反し、韓中両国間の民間部門における活発な文化交流と協力に悪い影響を及ぼしており、善意の第3者たちにも多大なる損害をもたらしています。

SMは「新聞出版放送映像業界従事者の職業倫理自律公約」を積極的に支持し、こうした契約遵守の精神に基いて、健康かつ発展的な韓中文化交流と協力・合作のために継続的に努力してまいります。

当社は今後、中国及びその他の地域でも当社とEXO及び善意の提携会社の権利利益を保護できるよう、あらゆる法律的な措置を取る予定であり、韓中両国の健全な文化産業の発展のために努力することを改めて申し上げます。

記者 : パク・ソヨン