YG ENTERTAINMENT(YG)のヤン・ヒョンソク代表が、TEDDYの新しいレーベル設立に対する自身の見解を初めて打ち明けた。これに先駆けて、YGの関係者はプロデューサーTEDDYを軸に、KUSHなどが加わる新しい独立レーベルを立ち上げる予定であることを知らせた。

ヤン・ヒョンソク代表は22日午前、TEDDYの新しいレーベル設立を進めているのかというOSENの質問に対して「TEDDYは年齢差とかと関係なく、僕の一番古い友達であってパートナーだ。TEDDYが自身の新しいレーベル設立を進めているのは事実だ。しかし、YGを離れて仕事をするという意味ではなく、EPIK HIGHのTABLOのようにYGの仕事をしながら、新たな協力関係を構築する形で進めている」と答えた。

また「私が今後引退すれば、YGの音楽的な部分を引き継いでいく後継者はTEDDYになるはずだ」とし、TEDDYへの愛情を表現した。

これに先駆けて、YGの関係者は「(ヤン・ヒョンソク代表が)近く、TEDDYをKUSHと一緒に自分の手元から離すと認識している。既存のYGの音楽とは異なるカラーになると思うし、HIGHGRNDのように新しいミュージシャンを迎え入れて作業をするのではないだろうか」と伝えた。ヤン・ヒョンソク代表は側近たちに「(TEDDYは)最高の製作者になるはずだ」と褒めちぎり、後輩たちに対する強い自信を見せた。

TEDDYとKUSHの組み合わせは、音楽ファンだけではなく、一般の人々にも有名なヒットメーカーである。彼らはBIGBANG、2NE1のアルバムプロデュースを担当し、作曲・作詞・編曲に参加して、「LOLLIPOP」「FIRE」「I Don't Care」「ONLY LOOK AT ME」など数々のヒット曲を作り出した。また、最近BIGBANGの「MADE」アルバム全般を手がけた。YGのミュージシャンたちに優れた音楽的な結果を与えて、YGの音楽的なカラーを作る上で多大な影響を与えた人物と言える。

特に、TEDDYは1TYM(ワンタイム)時代の1998年から17年間YGと共にしてきたYGの代表的なプロデューサーであり、ヤン・ヒョンソクの音楽的な仲間で親友である。ヤン・ヒョンソク代表は「TEDDYは練習生時代から見てきた本当に古い友達だ。僕がやってあげられることをやって上げている」とし、TEDDYとKUSHの新しいレーベルのために、多方面で支援する予定であることを明かした。

大衆性に芸術性を加えたのではなく、芸術性に大衆性を加えたYG特有の音楽的スタイルがこのような新しいレーベルの設立を通じて、さらに強化されるものと見られる。ヒップホップをベースにしたYGが大型事務所を超えて、”音楽を作る会社”として徐々にその領域を拡大している。