アジアのスターが「第20回釜山国際映画祭」に大集合…日本からは佐藤健と長澤まさみが参加

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写真=TVレポート DB、釜山国際映画祭
第20回釜山(プサン)国際映画祭のアジアフィルムマーケットで、今年から本格的に拡張運営されるアジアキャスティングマーケット(Asian Casting Market)を通じてアジアのスターが大集合する。

国際共同制作活性化の一環として、アジアを代表する俳優たちと世界の映画産業の関係者をつなげる“ビジネスの職人”アジアキャスティングマーケットは、韓国、中国、日本など世界最大の映画市場に浮上したアジアのスターを国際的に紹介するイベントである。

2006年に開催されたスターサミットアジアを基盤にして、2014年にテスト運用されたアジアキャスティングフォーラムとスターラインナップ、セールスブースを通じて国際ビジネスの端緒を設けたことに続き、今年はアジアを代表するスターたちが参加する他、韓国芸能マネジメント協会及び所属事務所の大規模な参加でその規模や存在感がより一層グレードアップする予定だ。

最も目立つイベントは、アジアの映画を世界に広め、世界的な名声だけでなく、韓国内外の市場で興行力を誇るベテラン俳優を一人選定し、トリビュート舞台を設けるカーテンコールだ。

毎年アジアを代表する一人を選定する予定であり、初年度である今年は「スノーピアサー」「弁護人」「渇き」などで多数の受賞履歴を誇り、海外進出を通じて韓国内外の観客の高い反響を得ている韓国のソン・ガンホが選定された。ソン・ガンホはカーテンコールのトリビュート舞台の主人公であるだけでなく、釜山国際映画祭20周年を記念する開幕式の司会も務める。

若く将来有望な俳優であるだけでなく、今後の価値がさらに注目を浴びているスターたちの祭りであるキャスティングボードでは、日中韓で演技力だけなく、多くのファンを有し、国際舞台に進出できる才能と安定した演技力を持つ若手男女俳優が一人ずつ選定された。

韓国からは演技力と誠実な姿勢でアジアのスターに浮上したキム・ウビンと、新人であるにもかかわらず安定した演技力と華やかな中国語の実力を誇るキム・ゴウン、中華圏からは中国語、英語が流暢であるだけでなく多彩な演技力と多くのファンを確保しているマーク・チャオ(趙又廷)、魅力的な美貌だけでなく演技力でも人々の声援を一身に受けている台湾とフランスのハーフのサンドリーナ・ピンナ(張榕容)、日本からは「るろうに剣心」などで若年層の高い支持を得ている佐藤健、国際的なラブコールを受けている長澤まさみが選定され、映画祭に参加する。

釜山を訪れる映画ファンに最も楽しいイベントは上記の俳優の他、映画祭に参加するスター監督と参加作品の俳優たち、共同主催の韓国芸能マネジメント協会が推薦した韓国のスターたちが大勢出席するスターロード(レッドカーペット)イベントだ。海雲台(ヘウンデ)の映画の街からスターネットワーキングリセプションが開催される会場まで、約150mの長さで展開されるスターロードは、釜山を訪れたスターたちが全世界から集まった観客と近くで触れ合える機会となると見られる。

アジアキャスティングマーケットは、アジアフィルムマーケット期間である10月3日から6日までの間に開催され、スターロード及びイベントは10月5日に海雲台映画の街とBEXCOで開催される。

第20回釜山国際映画祭は10月1日から10日までの10日間、釜山一帯で盛大に開催される予定だ。

記者 : チョ・ジヨン