「ああ、私の幽霊さま」チョ・ジョンソク“パク・ボヨンの初キスシーンの相手役、本当にありがたいこと”

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写真=文化倉庫
俳優チョ・ジョンソクがラブコメディのキングに浮上した。コミカルなイメージを超え、ラブストーリーでも爆発的な存在感を誇った。

チョ・ジョンソクは最近韓国で放送終了となったtvNドラマ「ああ、私の幽霊さま」(脚本:ヤン・ヒスン、ヤン・ソユン、演出:ユ・ジェウォン)で冷たいイケメンシェフのカン・ソヌ役を熱演した。内気な厨房アシスタントに扮したパク・ボヨン(ナ・ボンソン役)とロマンチックな恋人を演じ、お茶の間をバラ色に染めた。

ドラマの放送終了後、休息をとっているチョ・ジョンソクに出会い、「ああ、私の幽霊さま」のエピソードやビハインドストーリーを聞いてみた。

―高くなった人気を実感していますか。

チョ・ジョンソク:翼を手にしたような気分でした。本当に嬉しかったです。「ああ、私の幽霊さま」は僕の友人たちの圧倒的な関心があったドラマでした。ある企業の課長として務めている友人が、放送が終わると「狂ってる」と携帯にメールをしてきたんです。次のストーリーを何回も聞いてくるほどでした。身近な人たちからフィードバックがあったので、人気の実感ができました。

―「ああ、私の幽霊さま」の出演は神の一手だったのでは。

チョ・ジョンソク:シナリオの序盤を読んだ時に、本当に面白かったです。乙女の幽霊や憑依という題材が面白いですよね。また、「高校世渡り王」の制作陣と一緒なのが嬉しかったです。この作品を選んだ最も大きな理由でもありました。パク・ボヨンさんとの共演というのも嬉しかったです!

―相手役の俳優たちに恵まれていますよね。

チョ・ジョンソク:本当にありがたいことです。僕が思っても女優さんたちに恵まれています。パク・ボヨンさんは存在そのものが愛らしい人です。見ているだけで微笑ましいです。仕事の時はきちんとこなしますよ。言葉通りのプロです。撮影現場では末っ子に接するような気持ちで親しく過ごしました。

―パク・ボヨンさんの初キスシーンの主人公となりましたね。

チョ・ジョンソク:ついでに僕もすごく緊張しました。どちらかと言うと初キスシーンだから綺麗なシーンにしないとというプレッシャーが大きかったです。一度は爆笑してしまいました。軽いキスだったけど、まるで実際のもののようで嬉しかったです。恋人同士ならそうするだろうという感じでした。おかげで愛らしく綺麗なシーンに仕上がりました。監督も満足していました。

―カン・ソヌはナ・ボンソンにいつから惚れていたんでしょうか。

チョ・ジョンソク:外からも分かるように魅力を感じたのはシン・スネが憑依した瞬間でした。けど、その前からカン・ソヌはナ・ボンソンが気になっていたんです。彼女を見ながら、自身の辛かった過去を思い出しました。ナ・ボンソンとシン・スネの中で、実際の僕のタイプを挙げることはできません。二人を混ぜたらいいのに。ハハハ。

―劇中でのナ・ボンソンの留学、実際のチョ・ジョンソクならどうしたでしょう?

チョ・ジョンソク:行かせて当然です。心を引き締めて待ちますよ。彼女の人生なんだから、僕が邪魔をするわけにはいきません。夢を叶えるようにサポートしてあげるのは当然です。

―“乙女の幽霊”キム・スルギとの演技で、視線の処理が難しくはなかったですか?

チョ・ジョンソク:NGが何回かありました。キム・スルギさんが突然現れるシーンだったけど、どうしてもあっちを見てしまいまして。本能的なものでした。それ以外は大きな問題はありませんでした。とても努力しました。

―ロマンチックなラブシーン、実際の恋人(歌手GUMMY)が嫉妬したのでは。

チョ・ジョンソク:全くそんなことはありません。逆に愛聴者に近かったです。モニタリングもよくしてくれて、応援してくれました。撮影で忙しくてデートもまともにできていないけど、これから忙しくなくなったら会います。

―シェフ役を演じましたが、最も難しかった部分は何ですか?

チョ・ジョンソク:料理が上手いように見せることでした。そのスキルを身につけるのが鍵でした。チョン・ホギュンシェフに教えてもらって、包丁の使い方がかなり上手になりました。できるレシピも多くなりましたよ。パスタを作るのは自信があります。恋人や母に作ってあげられるようになりました。ハハハ。それから、シェフという職業が本当に大変だというのも分かりました。厨房で何時間も立って仕事をするのは簡単ではありません。厳しい作業です。熱気もものすごいですよ。カッとならずにはいられません。

―「ああ、私の幽霊さま」が大きな人気を博した理由はなんでしょうか。

チョ・ジョンソク:三拍子が揃ったと思います。早い展開と緻密な構成、そして俳優たちの好演でした。素敵なアンサンブルでした。この作品に出演したというプライドが持てるほどです。

―下半期の作品の予定はありますか?

チョ・ジョンソク:僕にどんな時間が与えられるか分かりません。近付いてくる作品に専念したいです。映画「あの日、兄貴が灯した光」も頑張って撮りたいです。正直、特別な計画はありません。今の気分を楽しみながら休みたいです。ジムにも通って、ゴルフにも行きたいですし、家族と旅行にも行きたいです。

「ああ、私の幽霊さま」は“憑依ロマンス”という異色のコンセプトを掲げ、視聴者の間で大きな人気を博した。視聴率が6%(ニールセン・コリア、有料プラットフォーム基準)を超え、巡航を続けてきた。「ああ、私の幽霊さま」の後番組としてはチェ・ジウ、イ・サンユン主演の「2度目の二十歳」が放送される。

記者 : キム・プルイプ