「西部戦線1953」ソル・ギョング“ヨ・ジングのキャスティングが出演条件だった”

OSEN |

写真=クァク・ヨンレ
映画「西部戦線1953」の主演俳優ソル・キョングが「ヨ・ジングのキャスティングが僕の出演条件だった」と話した。

ソル・ギョングは25日、ソウル紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店で開催された映画「西部戦線1953」(監督:チョン・ソンイル、提供/配給:ロッテエンターテインメント、制作:ハリマオピクチャーズ)の制作報告会でこのように話した。

同日の懇談会で、ソル・ギョングとヨ・ジングの相性を聞く質問が出た。これに対し、ソル・ギョングは「僕が父親ぐらいの年だ。でも、劇中ではヨ・ジングがタメ口のレベルを超え、悪口まで言う」と語った。

続けて「台本をもらってサインせず、ヨ・ジングをキャスティングすればサインすると提案した。ヨ・ジングはその役にぴったりだった。先にサインしたら僕もサインすると言った。それが僕の条件だった」と語った。

「西部戦線1953」は畑仕事中に連れてこられた韓国の兵士と、戦車は本でしか学んだことがない北朝鮮の兵士が、戦争の運命を握っている秘密文書をめぐり、危険な対決を繰り広げる内容を描いた映画で、決められた場所、決められた時間までに秘密文書を伝えなければならない韓国軍兵士ナムボク(ソル・ギョング)と、偶然秘密文書を手に入れた北朝鮮軍ヨングァン(ヨ・ジング)が西部戦線1953で出くわし、それぞれ家に無事に帰るためのミッションを遂行するストーリーを愉快に描いた作品だ。

1千万人の観客を動員した「シルミド/SILMIDO」「TSUNAMI-ツナミ」から「監視者たち」「ザ・スパイ シークレット・ライズ」「ソウォン 願い」など、様々なジャンルで代替不可能な演技を披露する、韓国を代表する俳優ソル・ギョングと「ファイ 悪魔に育てられた少年」で青龍映画賞の新人男優賞を受賞し、スター性と演技力の両方を認められた次世代スターヨ・ジングの共演で早くから期待が高まっている。

「西部戦線1953」は、韓国で9月に公開される予定だ。

記者 : チョン・ジュンファ