キムチビンタに続きスパゲッティビンタ登場!韓国の朝ドラは衝撃シーンの連続

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写真=MBC放送画面キャプチャー
韓国MBCの朝ドラマが衝撃の連続で話題を呼んでいる。

韓国で先日放送されたMBC「イヴの愛」(脚本:コ・ウンギョン、演出:イ・ゲジュン)では、女優クム・ボラがキム・ミンギョンの顔にスパゲッティを投げつける“スパゲッティビンタシーン”が登場した。

悪役である嫁カン・セナ(キム・ミンギョン)は、姑モ・ファギョン(クム・ボラ)の指示で会社役員夫人の食事を準備した。しかし、セナはファギョンの幾度にもわたる指示に背き、こっそりケータリング業者を呼んだ。

そんな中、料理を食べた客の一人に「料理代行サービス呼んだんじゃないの?」と疑われ、結局セナの計略はバレてしまった。嫁の料理の腕前を自慢しようとしていたファギョンは客の前で恥をかくことになってしまった。

それでもセナは、図々しく「お母様、最近の私ぐらいの年頃の嫁たちはケータリングサービスよく利用しますよ。家で作るよりも安くつきますし、時間が節約できるますから。それに専門家が作るから、味も良いじゃないですか」と話した。

するとファギョンは、激しい怒りをあらわにして「その口でよくもそんなことを言えるわね! そんなに美味しいというなら、あなたが食べてみたら!」と大声を張り上げ、すぐにセナのところに行って、顔にスパゲッティを浴びせ、皆を驚かせた。

このシーンに対してネットユーザーは面白いという反応と、刺激的すぎるという反応に分かれた。

これまでにもMBCの朝ドラマは“ジュースシーン”や“キムチビンタシーン”などがネットユーザーの間で話題になったことがある。特に“ジュースシーン”が登場する「愛してたみたい~すべてを奪われた女~」も、“キムチビンタシーン”が登場する「みんなキムチ」も「イヴの愛」のイ・ゲジュンPD(プロデューサー)が演出していることで注目を浴びている。また、2作を共同演出したキム・フンドンPDは、MBC毎日ドラマ(月~金まで放送されるドラマ)「偉大な糟糠の妻」を演出している。

“ジュースシーン”とは「愛してたみたい」でパク・ドジュン(パク・ドンビン)が衝撃的なニュースを聞いて、飲んでいたジュースを口からダラダラと流したシーンのことだ。放送後に各種オンラインコミュニティで話題を呼びた。さらに俳優パク・ドンビンまで注目され、MBCバラエティ「黄金漁場-ラジオスター」に出演して“ジュースシーン”の後日談を告白した。

一方、“キムチビンタシーン”は、「みんなキムチ」でナ・ウニ(イ・ヒョチュン)がイム・ドンジュン(ウォン・ギジュン)の元を訪れ、キムチから異物が見つかった事件の真相を問い詰めるシーンで登場した。

このシーンでキムチを持ってきたウニは、ドンジュンがウニの娘ユ・ハウン(キム・ジヨン)について「あの女、誰かに似ていると思ったら、無知なのは母も娘も全く同じだな、完全に!」と言ったことに怒りを堪えられず、すぐにキムチを袋から出してドンジュンの頬を強く引っ叩き、「何なの! そうよ、私は無知よ!」と叫んだ。

当時ネットユーザーはこのシーンに驚き、「平手打ちの新時代」「ドラマのタイトルが『みんなキムチ』」などの反応を見せた。

そんな“ジュースシーン”と“キムチビンタシーン”についてイ・ゲジュンPDは「イヴの愛」の制作発表会で「話題を意図したことではなかった」と明らかにしている。また「イヴの愛」については「6ヶ月にわたり、どんなシーンが登場することになるかは見守らなければならないだろう」と話していた。

記者 : イ・スンロク