キム・ムヨル“美しい妻”ユン・スンアへの愛情を語る「いつかは共演することになるだろう」

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俳優キム・ムヨルが妻である女優ユン・スンアに言及した。キム・ムヨルにとってユン・スンアはまさに“福”そのものだ。彼の愛を湧き上がらせるユン・スンアの魅力は、キム・ムヨルの目をハートにさせた。

最近、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)のあるカフェでキム・ムヨルに会った。韓国で今月放送終了となったケーブルチャンネルOCNドラマ「美しい私の花嫁」の撮影を終えたばかりだという彼は、まだ劇中で演じたキム・ドヒョン役から抜けられていない状況。ドラマ終了後、ずっと自宅で寝ていたという彼は「昨日は妻(ユン・スンア)と一緒に映画『ベテラン』を見てきた」と絶えず妻について言及した。

―コ・ソンヒとの感情シーンからは愛情が感じられた。妻がやきもちを焼かなかったのか?

キム・ムヨル:同じ仕事をしているし、俳優だから、演技をどのように考えているのかを誰よりもよく知っている人だから、それはなかった。編集と音楽と映像の勝利ではないかと思うくらいだ。音楽もすごく良かったし…演技だけが良かったとは言えない。編集と撮影も良かったと思う。

―撮影期間中、ユン・スンアの支えがあった。

キム・ムヨル:彼女もよく眠れなかった。僕が撮影が終わった深夜に帰宅すると、うちの犬が2匹吠える。ドアの音がすると2、3回吠える。それを聞いて起きるし、翌日に僕が出る時にまた起きる。お弁当をたくさん作ってくれた。スタッフの分まで作ってくれた。申し訳なかった。朝も夜もよく眠れないから。僕より妻のほうがもっと痩せた。周りの人たちに会うたびに、顔が消滅しそうだと言われたそうだ。これからは僕が支えようと思っている。

―どうやって支えるつもりなのか。

キム・ムヨル:お弁当はちょっとあれだけど、掃除や洗濯などの家事を僕がやるつもりだ。もともと家事はしてこなかった。親、弟と一緒に暮らしていたから、仕事しかしなかった。これからは結婚してやるべきことが生じ、役割分担があるから。今回は仕事で長時間出かけていたため、妻がたくさんやってくれた。僕のせいであまり眠れなかったことが申し訳ない。

―バラエティ番組「スーパーマンが帰ってきた」のファンだと聞いた。出演したい気持ちはあるのか?

キム・ムヨル:それには必要なことがある。子どもを早く産まなければならないけど、いろんなことも考えなければならないから簡単ではない。とにかく、結婚した人々もそうだし、ロマンがある人々の“Wanna be”だから。自分の子どもとか。でもそんなに幸せになるためには準備が必要だ。妻とちゃんと話し合っている。僕はたくさん産みたいけど、それは罪なことだと思う。

―子どもを作る計画はあるか?

キム・ムヨル:僕は息子が良いけど、最近人気なのは娘だ。子どもが大きくなり、僕も年を取った時、お互いに何も求めないのが良いと思う。僕は幼いころから、自分の子どもが大学生になったら経済的支援を切ろうと思っている。まだ産んだことも、育てたこともないから分からないけど、そう思う。独立できる子に育てて、険しい世の中で育てたい。僕もそんな風にして大きくなった。自分の意志さえあれば、十分に可能だと思う。だから息子がほしい。娘はそれができないと思う。娘が産まれたら親ばかになりそうだ。小さい時からそうやって育てた自分の子ども、自分の娘を送ると思うと泣きそうになる。だから娘はだめだと思う。娘ができたら仕事もできず、妻を疑う夫のように随時電話し、誰と一緒にいるのかと聞きそうだ。MT(メンバーシップトレーニング:仲間内で出かける小規模旅行)もOT(オリエンテーショントレーニング)も絶対に行かせないと思う。

―結婚して仕事がもっとうまく行っているという話もある。

キム・ムヨル:そうだ。記事にもなった。周りの人々が送ってくれた。結婚してうまく行っていると。本当に結婚した後の二人の姿をよく見てくれて感謝している。かつて韓国では、俳優の結婚は俳優生活の岐路になり、俳優生活にピリオドを打つきっかけになったが、認識がたくさん変わることも良いと思う。俳優にとっても良い。仕事ができる範囲も広い。長所になるきっかけになった。そういうものを見てもらえる力をもらったような気がする。

―憧れの夫婦と言われている。

キム・ムヨル:妻のおかげだ。僕はもともとファッショナブルだったり、トレンディなこととは程遠いタイプだった。むしろ避けたこともある。自分に似合わないと思ったから。でも妻と一緒に写真を撮ると、綺麗に見える花束のような効果があるようだ。妻があまりにも童顔なので、昔はおじさんみたいと言われたこともある。なのに最近は二人とも童顔だと言う方もいる。僕のことも童顔だという。不思議だ。気にはしない。気にすべき時は、妻が気にしてくれるから。僕は短いパンツにスリッパ。NIKEのジャージーを着る。妻にいつもNIKEはもう着ないでと言われる。最初は僕が生きてきたスタイルもあるし、自分が考えているスタイルもあるから少し反抗したけど、その過渡期が過ぎて、今は楽になっていると思う。

―妻バカとも言われるのか?

キム・ムヨル:言われている。親友たちが同じ時期に結婚して、夫婦同伴で会ったり、旅行にも行った。そうなると友人たちに優しすぎるとぶつぶつと言われる。でもそれは分からない。優しくしてあげる時はやってあげるし、妻が犠牲になる部分もあるからだ。

―妻と共演することもありそうか?

キム・ムヨル:いつかは妻と共演することになると思う。ただ二人でそれを計画しているわけではない。二人が同じ作品に出演することに対する違和感もない。いつかはやれるようになるだろうという可能性を開いているくらいだ。

記者 : ムン・ジヨン、写真 : イ・ソンファ