「プロデューサー」キム・スヒョン、コン・ヒョジンとIUのどちらに向かうのか?

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS「プロデューサー」放送画面キャプチャー
キム・スヒョンとコン・ヒョジンが映画館でのデートを約束した。「決済」という名前が付けられたものだったが、キム・スヒョンはコン・ヒョジンとプライベートで会うことでなり、大喜びしていた。

韓国で6日午後に放送されたKBS 2TVのバラエティドラマ「プロデューサー」(脚本:パク・ジウン、キム・ジソン、演出:ピョ・ミンス、ソ・スミン)でスンチャンは、イェジン(コン・ヒョジン)に「決済を酒、飯、映画チケットでやってほしい」と提案した。

イェジンと映画館デートの約束を果たしたスンチャンは運転しながらも喜びを隠しきれなかった。しかし運命のいたずらなのか、イェジンの携帯の充電が切れてしまい、シンディは「話があってプロデューサーの家の前です。待っています」と、雨が降る中でスンチャンを待っていた。イェジンは電話が繋がらず、シンディは自分を待っている状況。果たしてスンチャンはどんな選択をするのかに好奇心が高まった。

この日シンディはスンチャンにキスをした後、驚いて話を続けない彼に「少し時間をあげます。今は少し驚いているでしょうし、戸惑っているでしょうから。今すぐ答えてもらうことは違うと思う。時間をあげるので、気持ちが落ち着いたら話してください。待っています」と話した。

その後シンディはスンチャン、ジュンモ、イェジンと一緒に花火を見て、カラオケで楽しい時間を過ごした。カラオケはまさに嫉妬の戦場だった。スンチャンはジュンモとイェジンがCOOLの曲を一緒に歌う姿にやきもちを焼き、イ・スンギの「僕の女だから」を歌いながらイェジンへの気持ちを表した。そんなスンチャンを見てやきもちを妬いたシンディは、ユンナの「待ちながら」を歌いながら自身の気持ちをアピールした。

翌日シンディはイェジンとジュンモの家から出た。2日間休んだシンディはスンチャンの連絡を待ちながら、胸を痛めた。彼女は街を通りすぎたところ、たまたまスンチャンを見かけ「たまにこんなことを思う。今すぐに自分の恋人が私のもとに来ていると、次の角を曲がると、次の窓で私を呼ぶと」という「デミアン」に出てくる文章を口ずさみ、自身の気持ちを表した。

しかし、スンチャンの気持ちはイェジンの方に傾いた。イェジンが男を紹介されるとの話を聞いた彼は「男は男が見なきゃ」と密かに反対の意思を表した。また、イェジンの気持ちを知っているにもかかわらず知らないふりをするジュンモに「先輩は大丈夫ですか?イェジン先輩が他の人を紹介されても、先輩は大丈夫かな、と思ってですね。イェジン先輩のそばに誰がいても構わないのか、それが気になります」とストレートに言った。

さらにジュンモは「僕は先輩が少し卑怯に感じています。イェジン先輩の気持ちを分かっていて放っておくこと。もっと近寄ることも、遠く離れることもできないように柵をめぐらすこと、本当にずるいと思う。人の気持ちというのは無視し合えるものではないです」と批判するスンチャンに「君、俺が会社に入って8年間、たったひとつだけ悟ったことがあるけど、何だか分かる?良い気持ちが必ずしも良い結論にたどり着くものではないということだ。誰かの人生に良い思いで介入したとしても、結論が悪かったら、その責任は誰がとる?勝手に入り込むんじゃないぞ。最後まで見守れないなら」と答えた。

待ちに待っていたシンディに、スンチャンの気持ちが聞けるチャンスが来た。「1泊2日」の撮影のため、スンチャンが自分の家を訪れたのだ。撮影が終わった後シンディに「話がある」と2人だけの時間を求めたスンチャンは「正直に言わせてもらいます。僕はシンディさんが良い人だと思っていますが、シンディさんは自分のことをそう思っていないみたい。それで、ある瞬間に本気さえ演技をしてしまうのではないですか」と、シンディの気持ちを遠回しに断った。

シンディは「プロデューサーの言う通り、私は自分がそれほど良い人だと思っていないし、愛してもいないし、こんなによく分からないのに、誰が私のことを思ってくれて、誰が私を好きになってくれるでしょうか。誰が私のことを分かってくれるでしょうか。プロデューサーの答えはよく分かりました。さようなら」と話し、部屋に入って号泣した。

「プロデューサー」は残業や徹夜漬けの日常を送り、体力や雰囲気を察するセンスまで身に着けているKBS芸能局のプロデューサーたちのリアルバラエティドラマだ。毎週金、土曜午後9時15分から韓国で放送されている。

記者 : チョン・ユジン