“新人歌手”Cando「ロールモデルは同じ高校出身のSE7EN先輩」

MYDAILY |

写真=FORTUNEエンターテインメント
今年で30歳になった新人歌手Candoが、不屈のチャレンジ精神で音楽界にデビューした。

20歳から歌手という夢を育ててきたCandoは約10年で歌手の夢を叶えた。このような彼に対して周りの友達や知人は「30歳でもできるということを見せてくれ。よりかっこよく見える」と応援してくれた。

Candoはここ10年間の時間を“辞表”だと表現した。彼は「普通の会社員たちが大変な時に辞表の提出を悩むでしょう。20歳から今までこれと同じ気持ちでした。結局30歳になってデビューすることになりましたが、まだ夢のように感じられます」と笑った。

それでも諦めることができなかった夢だったからCandoは耐えることができた。しかしもっとも大変だったのはそのような自身を見る親だった。「僕が働いていた会社が潰れてしまって職場を失いましたが、親にそれを話すのが本当に辛かったです。また28歳の頃、悪い人に会った時、僕の夢を叶えるために周りの人々を苦労させたが、それでストレスをたくさん受けました。僕だけではなく親を始め知人たちを苦労させたのです」と伝えた。

しかし夢のために練習し、努力する時には辛い気持ちもなくなった。辛かったが、辛い気持ちを忘れることができた。そのように10年間を休まずに努力し、親しかったグループ超新星のソンジェの紹介で歌手Nassunに会った。そしてCandoの夢は叶えられた。

「偶然にNassun兄さんに会い、お酒を飲みながら話し合いました。兄さんは優しくて社交性も良かったです。それで泣きながら話しました。音楽がやりたいって。それを聞いてNassun兄さんが『やってみよう』と話してくれました。そしてその後、たった数ヶ月でこれまでの練習と努力を認められてデビューすることになったのです」

Candoの名前は言葉通りに「CAN DO」、英語では“できる”という意味だ。これに対してCandoは「上手い、最高ではなく『できる』という意味でしょう。より発展できるという意味が含まれていて個人的には好きです。愛着が湧く名前です」と説明した。

Nassunがプロデューサーを務めたシングル「All about You」でデビューしたCandoはこの曲に対して「僕と一緒にいる時にNassun兄さんが即座に作った曲です。『All about You』の対象が愛や女性にこだわらず、僕が叶えたかった夢です。歌自体も僕にとっては希望です」と伝えた。

デビュー曲をリリースしたCandoは自由奔放で親しい姿で人々に近づいていきたいと明かした。彼は「自由奔放でお茶目な姿が本物の僕です。しかしステージでは真剣な30歳。芸能人ではなく親しい人だと思ってほしい」と微笑んだ。

ロールモデルとしては同じ安養(アニャン)芸術高校出身の歌手SE7ENを選んだ。Candoは「僕が学校に通う時、とても有名でした。本当に特別な才能を持っている先輩です」と語った。

歌手だけではなくラジオDJ、演技など多様な分野で活動したいと話すCandoは、今回の活動を通じて自身の存在を知らせたいと話した。「Candoがこのように成長し、努力しました。Candoという歌手の存在を知っていただければ嬉しいでしょう。これから期待してください」

記者 : チェ・ジイェ