元See Ya キム・ヨンジ、ソロ歌手として第一歩を踏み出す「後悔しないための時間を過ごした」

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写真=TVレポート DB
2006年、ボーカルグループSee Yaのメンバーとしてデビューした。5年の間に多数のヒット曲をリリースした。2011年にSee Yaが解散するまで、リードボーカルとしてSee Yaのセンターを守った。それから4年間、独り立ちを準備した。2015年4月、ソロ歌手キム・ヨンジとして第一歩を踏み出した。


4年ぶりのカムバック

こんにちは。キム・ヨンジです。この4年間、OST(劇中歌)やプロジェクトアルバムにしか参加していませんでした。See Yaのメンバーとしてたくさんステージに立てば立つほど、空っぽになっていくような気持ちになりました。これ以上お見せできるものがないと考え、何か学びたいという渇望もありました。だから大学に復学し、学科の勉強に集中しました。

いつかまた歌を歌うだろうと思っていましたが、これまでは休んでいました。もちろん、独り立ちするためのたくさんの準備も必要でした。私はあまり若くないので、ただ好きだから歌うというわけには行かないじゃないですか。細かい感情表現、ボーカルの実力も備えていないとダメなので。だから学校生活を一生懸命がんばりました。

See Yaで活動していた時、大学の学園祭のステージに立つたびに共感できませんでした。私が分からなかったので学生たちとのコミュニケーションができませんでした。そのたびにキャンパスに対する憧れも抱くようになりました。学生の時間を満喫して卒業し、その中で多くのことを学びました。キム・ヨンジという人を見つけました。大変なこともありましたが、絶対に必要なことでしたし、後悔しないための時間でした。

新曲「忘れたの」は別れの直後に女性が感じる気持ちです。「私はまだあなたのことが消せないのに、あなたはもう私のことを忘れたの?」と聞くのです。従来のバラード曲の雰囲気は違いがあります。春に出しますが、季節の色は盛り込んでいません。代わりに歌い方を変えて新しい面を見せたかったです。


デビュー10年目の独り立ち

子どものころから歌が好きでした。上手くなりたかったです。偶然応募したオーディションでSee Yaのメンバーになりました。歌手になるとは思いもしませんでしたが、実際になってみるとさらに上手くなりたいと思うようになりました。生きていく上で大変な時期があったので、あの記憶が歌うことに役立ちました。

若い頃にデビューして恋愛の経験がなかったため、感情移入するものがありませんでした。そのたびに曲の雰囲気や歌詞の解釈に集中するしかありませんでした。しかし今は歌を歌っていると自然に私の経験がにじみ出てきます(笑) 一つに没頭すると他のことはできません。久しぶりのカムバックなので当分の間恋愛はできなさそうです。

できるだけたくさんのステージに立ちたいです。JTBC「最後まで行く」に出演して、たくさんの方々が関心を持ってくれました。まったく予想していなかった熱い反応でした。いつも歌の練習に多くの時間を費やしますが、あの日は特に好きな歌と出会ったので、本当に良かったです。グループSee Yaの元リードボーカルですが、今は歌手キム・ヨンジです。ソロ歌手としての地位を確立できるようにもっとがんばって歌います(笑)

記者 : キム・イェナ