「イニョプの道」1ヶ月のブランクにも視聴率は上昇、その理由があった

OSEN |

「イニョプの道」が撮影セット場での火災により放送が中断され、1ヶ月のブランクがあったが、放送再開後に視聴率が上昇し続けている。

JTBC金土ドラマ「イニョプの道」(脚本:チョ・ヒョンギョン、演出:チョ・ヒョンタク)第6話は自己最高視聴率3.4%(ニールセン・コリア、首都圏有料世帯、広告除外)を記録した。

「イニョプの道」が人気を得ている一番の理由は、何より一時も目が離せない練りこまれたストーリーと演出だという評価だ。堂々とした両班(ヤンバン:朝鮮時代の貴族)クク・インヨプ(チョン・ユミ)が濡れ衣を着せられ死刑となった父のため下女に転落し、本格的な門屋生活を始めることになり、ストーリーへの集中度が高まったためだ。

その中でも下女になったチョン・ユミを諦められない両班キム・ウンギ(キム・ドンウク)は、彼女をそばで守るために心にもないホ・ユンオク(イ・シア)との結婚を決め、彼女と叶えられない現実に対する怒りを増幅させている状況だ。

ここに朝鮮最高のタフな男ムミョン(オ・ジホ)は、密かに彼女を守るあしながおじさんのような姿を見せており、3人の入り組んだ関係が視聴率上昇の要因になっている。

また、チョン・ユミの父チョン・ノミンの死と王イ・バンウォンの隠された血縁に対するミステリーも次第に浮上しており、恋愛と楽しさ、ミステリーまで逃さない緻密な展開は「イニョプの道」が愛される一番大きな理由とされている。

このようにそれぞれの事情を持つ立体的なキャラクターや吸引力の強いストーリーが会い、一度見ると絶対にファンになるドラマ「イニョプの道」という評価だ。

前回の放送ではチョン・ユミが父の死に対する謎を解くために王イ・バンウォンに近づくシーンでエンディングを迎え、明日の放送に対する期待感を高めた。「イニョプの道」は毎週金曜日と土曜日午後9時45分に韓国で放送される。

記者 : カン・ソジョン