このままで大丈夫?「私たち結婚しました」出演者の相次ぐ熱愛報道に揺らぐ信頼

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写真=TVレポート DB
熱愛説を防ごうと誓約書まで作成したが、役に立たなかった。MBCのバラエティ番組「私たち結婚しました」が出演者の相次ぐ熱愛説で頭を悩ませている。プロデューサーが直接釈明に乗り出したものの、信頼には傷がついてしまった。

俳優ホン・ジョンヒョンに続いて今回は女優キム・ソウンだ。わずか1ヶ月の間に二人の出演者が熱愛説に巻き込まれた。ホン・ジョンヒョンとAFTERSCHOOLのナナの熱愛説が治まった直後に、キム・ソウンの熱愛説が報道されたのだ。今回は写真まで撮られて、議論がさらに大きくなった。

制作陣は前回のように直ちに熱愛説を釈明した。ソン・ヘユンプロデューサーは9日、TVレポートに「キム・ソウンが俳優ソン・ホジュン、ユ・ヨンソクと親しくて何度か会ったことを知り、確認をしたことがある。しかし、(本人が)絶対に違うと言った」と明かした。

続いて「事件以来、スキャンダルに巻き込まれてはいけないということを出演者本人がよく知っている。『私たち結婚しました』に出演したら、多くの人々の関心が集まり、普通にしてきた行動でも大きく目立つと思う。気軽な行動に意味が付与される気もする。『私たち結婚しました』は女性として、男性として魅力的な姿をアピールする番組であるため、異性の関心を集める対象になるのかもしれない」と説明した。

しかし、ネットユーザーは冷たい反応を見せている。熱愛説の報道直後、ソン・ホジュン側が出した立場も冷たい世論を煽った。報道直後、慎重に沈黙したキム・ソウン側と違い、ソン・ホジュン側は「よい感情は持っているが、熱愛ではない」という公式立場を明かした。解釈によっては熱愛説に対する肯定とも、否定とも受け取れる曖昧な答えだ。

制作陣は先月、ホン・ジョンヒョンとナナの熱愛説が浮上すると、「出演者に『恋愛をしない』という内容の念書を書かせる」と明かしながら世論を治めるために努力してきた。制作陣と所属事務所の素早い対応のおかげで「私たち結婚しました」は危機を無事に乗り越えることができた。

しかし、今回の熱愛説は違う。タイミングが良くないだけでなく、制作陣の釈明パターンも前回とあまりにも似ている。ソン・ホジュン側の曖昧な答えも議論に火をつけている。

もちろん、制作陣も悩ましいだろう。出演者に念書まで書かせながら熱愛説を防ぐために努力しているが、彼らの私生活をすべて取り締まることはできないからだ。制作陣の立場としては、出演者の良心に任せるしかない状況だ。

制作陣によると「私たち結婚しました」の出演者たちは、キャスティング段階で、相手以外の異性と交際しないという条件に合意すると知られた。番組の特性上、このような約束をするしかないのだ。出演者たちが慎重に行動しなければならない理由である。

「私たち結婚しました」は「放送を超え、プライベートでも交際する可能性のある関係」という暗黙的な前提が最も大事な番組だ。視聴者たちに、クールに「バラエティだから」と言えないバラエティが、「私たち結婚しました」なのだ。そのため、第3者との熱愛説は「私たち結婚しました」の存廃にかかわる重要な問題だ。慎重じゃない出演者の態度は、番組に良くない影響を及ぼすしかない。出演者個人の慎重な態度が求められる時だ。

記者 : キム・ジヒョン