俳優イ・ミンホとキム・レウォンが映画「江南(カンナム)1970」(監督：ユ・ハ、制作：モベラピクチャーズ)で披露するリアルなアクションに期待が集まっている。

「マルチュク青春通り」「卑劣な街」に続くユ・ハ監督の街シリーズ3部作の完結編に当たる「江南ブルース」が、爆発的な反響を呼んだ予告映像第1弾に続き、欲望に向かって熾烈に走ってきた二人の青春の姿を確認できる予告映像第2弾を公開した。

今回公開された予告映像第2弾では、第1弾で女心を揺さぶったキム・ジョンデ役のイ・ミンホとペク・ヨンギ役のキム・レウォンのより一層大胆でリアルなアクションが公開されて、注目を浴びた。代役なしで展開する“生物”に近いアクションが、命がけで走って転ぶ男たちの凄絶な姿を届け、「江南ブルース」が盛り込んでいる感情をそのまま表した。

「今諦めても、死ぬのは一緒です。僕をただほっといてください」と伝え、成功への欲望に従い、すべてを投げ捨てる男キム・ジョンデと、「こんなくず屋のまま、人生を終わりにしたくない。僕は昔のペク・ヨンギじゃない」とトップになるためには何でもやる覚悟のできているペク・ヨンギの姿が対比され、観客の好奇心をくすぐった。

持っているものがないからこそ全てを手にしたかった二人の青春、キム・ジョンデとペク・ヨンギの最後まで行く姿をリアルに描き、関心を高めた予告映像第2弾。より一層強烈になったアクションの他にも、序盤には1970年代の江南地域の土地をめぐって展開されるストーリー、後半にはスピーディな音楽を背景に多彩な事件やキャラクターが登場し、「江南ブルース」が届ける豊かな物語に観客の関心を呼び寄せている。

特に、元中間ボスのカン・ギルス(チョン・ジニョン)のキム・ジョンデへの強烈な叫びや、キム・ジョンデの命よりも大切な妹カン・ソネ(AOA ソリョン)の姿も盛り込まれ、「江南ブルース」への関心を高めた。

「江南ブルース」は韓国で来年1月27日に公開される。