「Heart to Heart」チェ・ガンヒからチョン・ジョンミョンまで、初の台本読み合わせ現場を公開

OSEN |

写真=tvN
ケーブルチャンネルtvNドラマ「ミセン-未生-」の後番組「Heart to Heart」が、今月4日に行われた和気藹々とした台本読み合わせ現場を公開した。

「Heart to Heart」は“注目されてこそ生きる”精神科医のコ・イソク(チョン・ジョンミョン)と“注目されると死ぬ”対人恐怖症の女チャ・ホンド(チェ・ガンヒ)の恋愛ドラマだ。治療にかこつけた出会いでチャ・ホンドとコ・イソクが、それぞれのトラウマを克服する過程を描く。人気ドラマ「コーヒープリンス1号店」のイ・ユンジョンプロデューサーが、フリーランサーを宣言してからtvNと手を組んで作る初の作品で、熱い関心を集めている。

4日、CJ E&Mセンターで行われた初の台本読み合わせ現場にはチェ・ガンヒ、チョン・ジョンミョン、イ・ジェユン、元Wonder Girlsのソヒなどの出演者とスタッフが一堂に会した。実際の撮影を思わせる主演俳優たちの熱演とアドリブで常に笑いが絶えず、雰囲気が盛り上がったという。制作スタッフによると、イ・ユンジョンプロデューサーも笑いを堪えきれず、しばらく台本読みを中断したほどだと伝えており、熱かった現場の雰囲気を推測できる。

チャ・ホンド役のチェ・ガンヒは、“ラブコメクイーン”に相応しく、愛の前でどこまでもはにかむ少女のようなときめきを表現する一方、きびきびしたお婆さんの演技まで、幅広い演技で二重生活を完璧に演じこなし、周りを感心させた。チェ・ガンヒはしっかりした演技力で、お婆さん特有の訛り、言葉遣いや行動をリアルに表現し、情熱的な姿で臨んでいるという。

精神科医のコ・イソクを演じるチョン・ジョンミョンは、前作とは一風変わった魅力を見せた。患者たちを慰める温かい共感の声から、大声で怒鳴る姿まで、多彩な演技を披露して現場を盛り上げた。特に、チェ・ガンヒと完璧な相性を見せ、2人の人物の間に流れる妙な緊張感をつくり、ドラマをよりリアルかつ面白くした。

イ・ジェユンは、チャ・ホンドの“あしながおじさん”であり、正義感の強い暴力犯係の刑事チャン・ドゥス役として男前なオーラを発散した。他人にはぶっきらぼうだが、チャ・ホンドにだけは終始温かい姿で3人の間の妙な三角関係を暗示した。初めて正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)にチャンレンジしたソヒも、女優を夢見る多彩な才能を持つ美女のオムチンタル(勉強ができて性格も良く、何でもできる完璧な人)コ・セロ役を演じ、溌剌とした魅力をアピールして期待を高めた。

「Heart to Heart」の演出を務めたイ・ユンジョンプロデューサーは「主演や助演俳優たちのキャラクターに対する愛情が強く、役者同士の相性もまた期待以上のため、良い作品が出来るだろう」と本格的な撮影を前に感想を伝えた。

2015年を開くtvNの金土ドラマ「Heart to Heart」は「ミセン-未生-」の後番組として韓国で1月9日午後8時40分から放送をスタートする。

記者 : パク・ヒョンミン