ムン・ソリ「加瀬亮の眼差しには、経験しないと分からない魅力がある」

TVREPORT |

女優ムン・ソリが映画「自由が丘で」(監督:ホン・サンス、制作:映画製作チョンウォンサ)で共演した俳優加瀬亮を絶賛した。

ムン・ソリは最近、ソウル八判洞(パルパンドン)のあるゲストハウスで行われたTVレポートとのインタビューで「加瀬亮は特定カテゴリーの中に入れることができない独特な人だ」と言及した。

彼女は「加瀬亮はとてもユニークだ。もちろん人はみんな異なる個性を持っているが、加瀬亮はどのカテゴリーにも入らない人だ。加瀬亮はただ加瀬亮だ」と話を始めた。

「加瀬亮の眼差しには相手に感情をフィルタリングせず、そのまま出させる力があります。だからといって眼差しのエネルギーが強いわけでもありません。すっと入ってくる感じがあります。最初は慌てましたけど、後にはその明確な感じがすごくよかったです。その眼差しは経験しないと分かりません(笑)」

写真=映画「自由が丘で」スチール
「ハハハ」(2010)、「他の国で(IN ANOTHER COUNTRY)」(2012)ですでにホン・サンス監督の特別な作品世界に身を投げたことのあるムン・ソリだが、「自由が丘で」はいつもとは異なる、もう少し特別な現場だった。初めて息を合わせる日本人俳優と英語のセリフでやり取りし、カメラがオフになった後も英語でコミュニケーションする、経験したことのない生硬な経験だったのだ。

「現場で加瀬亮と故エイミー・ワインハウスの歌を聴きながら演技をしたことがありますが、最近もエイミー・ワインハウスの歌のYouTubeリンクをEメールで送ってくれるんです。プライベートラジオみたい(笑) 面白い動画、映画などのいろんな動画を送ってくれます。ちょっとオタクの気質があるようですし…加瀬亮は普段文化芸術、映画をたくさん見ていました。目に浮かびます。家でずっとそれだけを見ているでしょう(一座爆笑)」

「自由が丘で」は人生において大切だった一人の女性を見つけるために韓国を訪れたモリがソウルで過ごした数日間を描いた作品だ。加瀬亮、ムン・ソリ、ソ・ヨンファ、キム・ウィソン、ユン・ヨジョン、キ・ジュボン、イ・ミヌ、チョン・ウンチェらが出演した。今月4日に韓国で公開され、静かな興行ブームを続けている。

記者 : キム・スジョン、写真 : キム・ジェチャン