ZE:A シワンからカン・ソラまで、シンクロ率100%!「ミセン-未生-」撮影現場を初公開

OSEN |

写真=CJ E&M
tvN金土ドラマ「ミセン-未生-」が実際のオフィスを連想させる撮影現場を初めて公開した。

「九厄少年」の後番組として10月に韓国で放送スタートする「ミセン-未生-」(原作:ユン・テホ、脚本:チョン・ウンジョン、演出:キム・ウォンソク)は、名実ともに最高の漫画家であるユン・テホの同名ウェブ漫画を原作にしたドラマである。ウェブ漫画「ミセン-未生-」は新米社会人の目でサラリーマンの姿をリアルに描き、“サラリーマンの教科書”という愛称を得て人気を集めた。特に仕事に閉じ込められ、毎日泣いたり笑ったりする平凡なサラリーマンたちの生活とその中の人間関係を具体的かつ感動的に描いたことですでに多数のマニア層を確保しており、今回のドラマ化にも視聴者の期待が高まっている。

12日、tvNが公開した画像には「ミセン-未生-」の主役であるZE:Aのシワン、イ・ソンミン、カン・ソラ、カン・ハヌル、キム・デミョン、ピョン・ヨハンなどが活躍する主な舞台である総合貿易商社のオフィスが写っている。スタジオではなく、実際のオフィスであるかのように細部を生かした事務環境と、実際の職員になったような俳優たちの熱演が激しい職場の現場を連想させ、視線を引きつける。

シワンは、劇中でプロの囲碁棋士になる手前で挫折し、厳しい仕事を転々としてから総合貿易商社の研修社員になるチャン・グレ役を演じる。根気強く勝負強い人物だが、高卒認定試験をパスして手にした高校卒業という学歴が全てという、今の時代にはなかなか珍しいスペックを持っている。公開された画像を見ていると、これから会社で展開される彼の奮闘記が目の前でリアルに繰り広げられるものと思われる。

イ・ソンミンはオ・サンシク課長に扮し、勝負師の気質を持ったワーカホリックを演じる。多少充血しているものの、鋭くて強烈な眼差しで上司の威厳をアピールしている。イ・ソンミン特有の安定して重厚な演技が総合貿易商社内で中心を取る役割をうまくこなすだろうと評価されている。

新入社員アン・ヨンイ役のカン・ソラは、落ち着いて安定した姿を見せており、堂々としていて思慮深いOLを立派にこなすだろうと期待が高まっている。カン・ハヌルは完璧なスペックを持った模範新入社員の典型を演じるため、エリートのイメージを披露している。8:2のぴっちりとした髪の分け目に縁なし眼鏡をかけ、仕事に集中しているような演技が入社したばかりの新人社員の緊張した姿を見ているようだ。

シワンの先任キム・ドンシク役を演じるキム・デミョンは“ヒット作の名脇役”という愛称を得ているだけに、持ち味の穏やかな印象とウィット感溢れる後任チャン・グレに愚直さと義理を見せる2年目の代理の姿を披露している。また、現実世界に入った理想主義者ハン・ソクリュルを演じるピョン・ヨハンは、実際のウェブ漫画のキャラクターをそのまま反映したかのようなヘアスタイルと服装で視線を引く。ルックスだけでなく、演技でもハン・ソクリュルをそのまま見せる予定だという。

「ミセン-未生-」のある制作スタッフは「集中度を高めるため、スタジオのディテールにも心血を注いだ。撮影のためスタジオに集まる俳優たちは、まるで初出勤する新入社員のように悲壮な覚悟が滲み出るほどだった。しかし、俳優たちは仲が良く、休憩時間には休み時間を楽しんでいるサラリーマンのように和気藹々とした雰囲気だ。俳優たちも会社員の気持ちを満喫することができて、非常に満足している」と撮影現場の雰囲気を伝えた。

「ミセン-未生-」は韓国で17日午後8時40分に第1話を放送する。

記者 : チョン・ユジン