「第41回韓国放送大賞」ドラマ「鄭道傳」が3冠達成…スターの欠席が残念だった(総合)

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写真=MBC「第41回韓国放送大賞」スクリーンショット
昨年1年間、放送現場で汗を流しながら視聴者を楽しくさせてきた放送人のための祭りが開かれた。放送人たちの苦労を労うための場であるが、拍手を送らなければならないスターの不参加が物足りなさを残した。

「第41回韓国放送大賞」の授賞式がソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)KBSホールでKBSのト・ギョンワン、MBCのイ・ジン、SBSのペ・ソンジェアナウンサーの司会で行われた。

トロフィは様々な作品とジャンルに与えられた。国家情報院の査察疑惑を報じたSBSが審査委員賞を、KBS 2TVドラマ「グッド・ドクター」が作品賞を受賞した。

また、SBS「ニュー!日曜日は楽しい-K-POPスターシーズン3」がそうそうたるライバル番組をおさえて芸能娯楽TV部門で受賞し、視線を引き付けた。MBC「僕らの日曜の夜-パパ、どこ行くの?」とKBS 2TV「ハッピーサンデー-スーパーマンが帰ってきた」は受賞できなかった。SBS時事番組「それが知りたい」のキム・サンジュンがTV進行者賞を、キム・ビョンマンがコメディアン賞を、SBSドラマ「星から来たあなた」のチョン・ジヒョンは演技者賞を受賞した。

特に、KBS 1TVの大河ドラマ「鄭道傳(チョン・ドジョン)」の善戦が際立った。この日、「鄭道傳」のカン・ビョンテクプロデューサーとチョン・ヒョンミン脚本家は制作部門プロデューサー賞、脚本家賞を受賞した。また授賞式のラストを飾る大賞を受賞し、3冠を達成した。

チョン・ヒョンミン脚本家は「このすべては“演技の神”のおかげだ」と俳優たちに花を持たせた。しかし、プレゼンターとして参加したパク・ヨンギュを除く多くの主演が欠席し、物足りなさを残した。演技者賞を受賞したチョン・ジヒョンもスケジュールを理由に参加しなかった。

他にもアナウンサー賞:ハ・グンチャン(CBS ハ・グンチャンの朝の総合ニュース)、文化芸術人賞:キム・ヒョンジュン、パク・ウンソク(EBS「スペース共感」企画および諮問)の授賞式が行われた。

作品賞はドキュメンタリーTV部門:KBS「儀軌、8日間の祭り」、文化芸術TV部門:全州MBC「パンソリ名人サバイバル広大戦II」、中・短編ドラマ部門:KBS月火ドラマ「グッド・ドクター」、バラエティ部門: EBS「集めろピーンポン」「再び訪れたジョイランド」などが選ばれた。

それだけでなく芸能娯楽TV部門:SBS「K-POPスターシーズン3」、芸能娯楽ラジオ部門:TBS「ペ・チルス、キム・セアの9595ショー」、生活情報ラジオ部門:MBC「それはこうです。イ・ジェヨンです」、社会公約ラジオ部門:PBC「ヤン・ミギョンの私たちが虹のように」の29番組が賞を受賞した。

個人賞は、功労賞:ファン・ソンギル(「ドッコ・タック」「モトル導師」などの韓国産アニメーション制作)、アナウンサー賞:ハン・サングォン(KBS「何でも聞いてください」)、TV進行者賞:キム・サンジュン(SBS「それが知りたい」)、ラジオ進行者賞:ペ・ミヒャン(CBS「ペ・ミヒャンの夕方スケッチ」)が選ばれた。

今年で41回を迎える「韓国放送大賞」は優秀な番組制作を図り、放送人の創作意欲と士気を上げるために1973年から開催されている授賞式だ。

記者 : キム・ジヒョン