Tiny-G ドヒ「理想のタイプのソ・イングクと共演?緊張しすぎて無理です」

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かわいいとだけ思っていたTiny-Gのドヒがベネフィット(benefit)と行ったグラビア撮影を通じて様々な魅力をアピールした。魔法のようなベネフィットの新製品ティントバームとティントを塗ったら、それぞれ異なる顔のドヒとなった。時には清楚に、時には愛らしく、時にはセクシーに見えるTiny-G ドヒの3つの顔に会ってみよう。

多くの人が覚えているドヒ(19)は、よどみなく方言を使っていた麗水(ヨス)少女ユンジン(「応答せよ1994」で演じた役名)だが、実はドヒは女性3人組グループTiny-Gのメンバーだ。先日韓国で公開された映画「トンネル 3D」ではミステリーな少女として登場し人々を驚かせ、今は韓国版のだめカンタービレ「ネイルもカンタービレ」で音楽少女として登場する予定だ。歌手と女優、バラエティまで境界なく活躍している彼女は21世紀版のおやゆび姫に違いない。見えている姿は小さいけれど、存在感だけは確実な彼女に出会った。

―9ヶ月ぶりにTiny-Gとしてカムバックした。近況は?

ドヒ:音楽やバラエティに出演して、イベントにも出演しながら忙しく過ごしています。以前は個人活動が多かったのですが、久しぶりに歌手としてカムバックしてアイドル生活をしたら楽しいです。

―ミョンジが女優への転向を宣言して脱退し、4人組から3人組になった。残念ではなかったか?

ドヒ:最初はとても残念でした。でも、私たちも会社もみんなミョンジの意見を尊重して結局脱退を決めることになりました。残念な一方で、心配でもありました。私たちはメンバー数が多くないチームであるため、一人の穴が大きく感じられると思いました。それで「私たちがもっと頑張って、その穴を埋めよう」という思いでさらに頑張りました。

―チームで一人で注目されることにプレッシャーはないか?

ドヒ:気持ちよかったのは事実でしたが、それはほんのしばらくで、とてもプレッシャーを感じました。メンバーたちに悪い気もしますし。でも、前向きに考えようと思います。ただ、私が先に名前を知らせただけで、他のメンバーにも順番が回るはずだと。みんな十分に魅力的で才能がありますから。初期にはメンバーたちにとても申し訳ない気持ちでした。「私のことが嫌いになったらどうしよう」と心配して、一人でメンバーの顔色を伺いました。しかし、メンバーたちはまったくそういう風に思っていませんでした。それをとてもありがたく思います。

―メンバーのミントはタイ人だ。コミュニケーションは難しくないか?

ドヒ:ほとんどの方はミントが韓国語が下手だと思っていますが、まったくそうではありません。普段私たちといる時はうまく意思疎通できますが、放送に出るとまだ怖いみたいです。それで口数が少ないだけで、普段コミュニケーションが難しいとか、そういうのはまったくありません。

―tvN「応答せよ1994」の前と後、どれほど変わったか?

ドヒ:ドラマに出演して以来、私を覚えて気づいてくれる方が増えました。以前は認知度が低くて気づいてくれる方があまりいませんでした。テレビでだけ見ていた、あるいは夢見ていたことが実際に起きているのです。今日のようなグラビア撮影のようにです。本当に嬉しいです。外へ出かけると、人々がたくさん気づいてくれます。実は、最初はどうすればいいかわからなくて、きまり悪かったのですが、以前に比べると幸せで感謝しなければいけないことだと感じています。

―相手役だったキム・ソンギュンさんとはよく連絡を取り合っているか?

ドヒ:はい。でもお互い忙しくて、以前ほど頻繁には連絡していません。でも連絡が途切れてはいません。たまにスケジュールがかぶって会う場合もありますが、久しぶりに会っても嬉しいそんな仲です。

―「応答せよ1994」でサムチョンポとのキスが生涯初めてのキスだと聞いた。それでキム・ソンギュンさんの奥さんが「最初のキスがうちの主人だなんて。ドヒが可愛そうで、一度ご飯でもおごる」と言ったそうだが、おごってもらったか?

ドヒ:いいえ。でも気持ちだけで十分だと思います。赤ちゃんも育てていますし、ソンギュンさんの内助もしなければいけないし、とても忙しいと思います。

―「応答せよ1994」出演者の団体“カカオトークルーム”があると聞いたが、よく連絡を取っているか?

ドヒ:はい、とっています。よく話す言葉は「会いたい」「会おう」です。でも、それぞれスケジュールがあるので、会うのが言うほど簡単ではありません。それでみんな残念に思っています。お互いに面白いことがあればやり取りして、お互いにいいことがあれば祝ってあげたりします。

―韓国版「のだめカンタービレ」にさくら役で出演する予定だ。正劇は初めてだが、感想は?

ドヒ:光栄でもありますし、プレッシャーも感じます。人々に見てもらう私の最初の正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)で最初の標準語演技ですから。また「のだめカンタービレ」は原作があるので、さらにプレッシャーがあります。初めての正劇演技がそれでもっと難しく感じられます。

方言演技で大きな人気を集めた。演技変身をする上で不便なところはないか?

ドヒ:人々がどのように考えてくれるかわかりませんが、個人的には難しくありませんでした。もちろん、簡単だとも思いませんでしたが、思ったより難しくはありませんでした。実は私は自信の問題だと思います。以前は「私にはできない」「まだ訛りが残っている」と思いながら前もって怖がって心配していました。今はそんな気持ちは捨てて自信を持とうと思います。間違ってもいつでも指摘してくだされば、その場で直していけばいいので。そういうものについては怖がっていません。もちろん、まだ人々にとって完璧な標準語ではないかもしれませんが、それでも頑張っています。

―さくらはコントラバスの奏者だ。ドラマのためにどんな準備をしているか?

ドヒ:最近コントラバスを学んでいます。楽器を学ぶのは初めてでとても難しいです。でも、当然やらなければいけないことだし、頑張って最善を尽くしています。

―コントラバスがドヒさんより大きそうだが。

ドヒ:本当に大変です。でも、私がコントラバスに勝ってみせます!

―さくらは食いしん坊でぐいぐい食べる。モッパン(食べる番組)を期待してもいいか?

ドヒ:まだキャラクターについてはっきりとは決まっていない状態です。どうしても原作があるドラマですから、似たようなものになるんじゃないかと思います。

―普段グルメツアーが好きだと聞いた。どんな食べ物が好きか?

ドヒ:実際に食べるのがとても好きです。おいしいレストランを探す時は、鉄板焼きのような即席料理を検索するほうです。また、女性ですので、デザートも好きです。デザートをたくさん食べるほうではありませんが、グルメツアーをすると、当然寄らなければいけないコースです。最近は暑い夏ですので、かき氷とアイスクリームが好きです。

―ダイエットはどうしているか?

ドヒ:ダイエットは当然しています。でも食べるのが好きでそれが難しいです。ダイエットをしなければいけないという強迫観念はありますが、本能的に食べ物を探します。何も考えずに食べて太って減量して、また食べて太って減量して、それの繰り返しです。ちゃんと食事調節をしなければなりません。最近たくさん食べてまた太ってしまったので、今急いでダイエットしています。

―ホラー映画「トンネル 3D」の公開を控えている。感想は?

ドヒ:実はホラー映画を見られません。撮影しながらとても怖かったです。もちろん、映画ほど怖くはないと思いますが、雰囲気が怖くてとても緊張していました。もっと正直に言うと、映画をどのように撮ったか覚えていません。

―最初の映画デビュー作としてホラー映画を選んだ理由は?

ドヒ:私がもらった最初のシナリオでした。もちろん、ホラー映画なので抵抗感もありましたが、シナリオを読んだら本当に面白かったです。そして、韓国最初の3Dホラー映画ということに惹かれました。私はホラー映画を怖がる人なので、「3Dはまたどれほど怖いんだろう」「本当に完璧なホラー映画になりそう」と思って出演を決めました。

映画「トンネル 3D」で、既存に見せてきたイメージとは異なるミステリアスな少女役を演じた。演技するのはどうだったか?

ドヒ:セリフよりは眼差しの演技が多かったです。眼差しで語るのは本当に難しいことでした。それで監督とたくさん話し合って、最善を尽くして撮影しました。人々がどのように見てくれるか心配で、また楽しみです。

―ホラー映画は見られないと言ったが、どんなジャンルの映画が好きか?

ドヒ:家族愛を描いたサッドムービーやラブコメディが好きです。また、犯罪映画も本当に好きです。最近「最後まで行く」を楽しく見ましたし、「悪い奴ら」と「新世界」のようなジャンル映画をよく見ます。

―歌手より女優だと思っている人も多い。どっちが自分に合っているか?

ドヒ:そうですね。自分ではっきりとは言えませんが、両方とも異なる魅力があります。今は興味と関心を持っていて、楽しくなろうとする段階です。「これが私にぴったり」とまで感じたものはまだありません。両方とも楽しくて逃したくありません。これからもずっと並行したいです。

―スケジュールがない日は何をして過ごしているか?

ドヒ:ほぼ家にいます。家が好きなのもありますが、少し面倒くさいのもあります。また、かわいそうだと思われるかもしれませんけれど、ソウルに親しい友だちがあまりいません。ほとんど地方にいます。主に家で休みながら、それまで考えていたことをやります。しかし、最近は考え方を少し変えました。以前は家で休んでいるのがただ好きでしたが、今は時間を無意味に過ごしているような気がします。それで先日自転車を買いました。でも最近梅雨で外に出かけられませんね。

―これから挑戦してみたい作品や役があるとすれば?

ドヒ:以前、tvN「応答せよ1994」に出演した直後こんな質問を受けた時は、シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)をやりたいと答えました。それが今回MBC every1のシットコム「恋する下宿24番地」に参加して叶いました。そして地上波ドラマもやってみたかったけれど、今回韓国版「のだめカンタービレ」に出演してまた叶いました。これからはラブコメディドラマに出演してみたいです。まだ主人公は無理だと思いますし、主人公の友だち役をやってみたいです。もちろん、主人公もやってみたいけれど、出演する量が重要なわけではなく、面白くて魅力的な役をやってみたいです。

―共演したい男性俳優も気になる。

ドヒ:他のインタビューでも話したことがあるけれど、ヨ・ジングさんと共演してみたいです。年齢は下だけれど、先輩なので学ぶことがたくさんあると思います。そして、私がヨ・ジングさんの作品がとても好きですが、格好いい役もよく似合っていて、かわいい演技も上手です。個人的にファンでもあるので、共演してみたいです。

―「応答せよ1994」の後、告白してきた男性芸能人はいるか?

ドヒ:正直一人くらいはいると思っていました。でも、本当に一人もいませんでした。私にファンだと話す方はたくさんいましたが、女性としての魅力は足りなかったようです。それで、私がもっと頑張って活動して魅力をアピールしなきゃと思いました。私は早く彼氏に会いたいです。実は、こんな話もたくさん話したけれど、時間が経ってかえって急がなくなっているようです。

―以前、事務所の社長から恋愛を禁止されたと聞いたが、まだ有効か?

ドヒ:最近は、かえって恋愛をしなさいと勧めるほうです。会社の許可も得たことだし、良い縁を待っています。

―恋愛のスタイルはどうか?公開恋愛に対する考えは?

ドヒ:まだ恋愛をしたことがなくて、私の恋愛スタイルは私もわかりません。今私がしたい恋愛は、喧嘩もしたり、友達のような楽な関係ってあるじゃないですか。そんな感じの恋愛をしたいです。

―理想のタイプは?

ドヒ:センスがあって礼儀正しい人です。芸能人の中ではソ・イングク先輩が好きです。オーディション番組に出た時からファンでした。その時から今まで応援しています。

―共演すればいいですね。

ドヒ:いいえ、緊張しすぎて無理です。ただ、遠くから見守るファンとして残りたいです。

―まだ叶えられなかった今年のバケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことのリスト)があるとしたら?

ドヒ:私は計画が多いほうです。レーシック手術もしたいし、運転免許も取りたいけれど、何よりしたいのは友だちと海外旅行へいくことです。特に、日本にぜひ行ってみたかったんですが、今年も少し難しそうとは思います。友だちと初めての海外旅行に行ってきて、両親と一緒にきちんとした旅行にまた行きたいです。来年は叶えられるでしょうね。

記者 : ハン・ヘジ