“王の帰還”JYJ、彼らとの2時間が完璧だった3つの理由

OSEN |

JYJが4年ぶりに単独コンサートを開催した。10年間変わらずJYJを愛してくれたファンたちは、この日も赤い光と熱い声援で蚕室(チャムシル)総合運動場メインスタジアムを満たした。

JYJは9日午後、ソウル蚕室メインスタジアムでコンサート「THE RETURN OF THE KING」を開催した。夜の涼しい空気は直ちに熱気に包まれ、長い間JYJを待っていた3万人のファンたちは心から熱狂した。個別活動で忙しかったJYJの3人は見事に復帰し、約2時間のコンサートを完璧にこなしてファンたちに感動を与えた。

“4年ぶりのコンサート”再び集まった3人

JYJが3人揃って蚕室メインスタジアムに立ったのは約4年ぶりのことだ。ジュンスはミュージカル、ジェジュンはドラマ、ユチョンは映画など、先日まで多忙なスケジュールをこなしていた3人だっただけに、彼らのカムバックはファンたちにとってさらに意味深かった。コンサートの途中にJYJは「僕たち3人がこのように一緒にステージに立っている姿を見るのも久しぶりですよね?僕たちもとても会いたかったです」と言って、ファンたちへの愛情を表した。

そして、JYJの健在さを証明でもするかのように、3人はいつも一緒に居たかのような完璧なコンサートを披露した。コンサート開始早々「Creation」「Be the One」「BABO BOY」でダイナミックなステージを披露し、その後は「Let Me See」「In Heaven」で変わらない歌唱力と甘いハーモニーで観客たちの心を掴んだ。

ファンたちも赤いペンライトを振りながら一緒に歌を歌って、JYJの情熱に答えた。メンバーたちは「久しぶりのコンサートなのに、多くの方々に来てもらって本当に感謝します」と言って、何度もファンたちに感謝の気持ちを伝えた。.


“3人で、そしてソロで…”様々な魅力が詰まったステージ

この日、長年培ってきたJYJの実力も遺憾なく発揮された。JYJの3人で歌う楽曲は、ほとんどニューアルバム「JUST US」の収録曲だった。また、それとは別に1人ずつ3曲のソロステージを披露した。この日のコンサートは3人だからこそ輝くステージだったが、ソロステージもそれに引けを取らないほどエネルギーに溢れていた。

ジェジュンは「Dear J」「Butterfly」「Mine」を歌い、彼ならではのロックスピリッツを誇った。情熱で満ちたステージは会場をさらに盛り上げた。そして、ジュンスは「七歳」「Tarantallegra」「Turn it Up+Incredible」でステージを飾り、多様な魅力を発散した。ユチョンはナチュラルなステージマナーで「三十」「彼女と春を歩く」「 I Love You」を熱唱した。

“「BACK SEAT」放送禁止?”ここでしか見られない

この日のコンサートのクライマックスは、断然「BACK SEAT」だった。ニューアルバムのタイトル曲でもある「BACK SEAT」は、6日にKBSの歌謡審議会から放送不適格判定を受け、話題となった。コンサート以外にJYJの「BACK SEAT」のステージが見られるところが他にあるだろうか。

JYJは「放送禁止曲ぐらい一つは持っておかないと。放送よりもこのようなコンサートで皆さんに会えることの方がもっと特別なことです」と言ってクールな態度を見せた。敏感な話題にも余裕を見せたJYJは、完璧なラストステージを披露した。この日の観客たちにとっては最高のプレゼントだったのではないだろうか。

記者 : キム・サラ