“音源の寿命は短い”という言葉は、これ以上通じなさそうだ。

非常に異例のケースを除けば、長くて1～2週間の天下で終わった音楽配信チャートでのランキングが、最近“根強い”ロングヒット曲を相次いで登場させ、音源の短命現象を主張していた人たちを困惑させている。

5日午後、MelOnで7位にランクインしているBIGBANGのSOLの「EYES, NOSE, LIPS」の場合、すでにリリースから2ヶ月が経った曲である。6月3日にリリースされた同曲は、2ヶ月経った現在も、MelOn、genieなど主な音楽配信サイトのリアルタイムランキングでトップ10入りしている。SOLがパフォーマンスを減らしてボーカルに集中した同曲は、リリースと同時に音楽配信サイトを総なめし、マンスリーチャートまで席巻したほか、2ヶ月の間トップ10入りをする“とんでもない”底力をアピールしている。

6月にはロングヒット曲がもう1本誕生した。San EとAFTERSCHOOLのレイナのデュエット曲「真夏の夜の蜂蜜」だ。今年初めに音楽配信ランキングを席巻したSISTARのソユとジョンギゴの「Some」に続き、「真夏の夜の蜂蜜」も2ヶ月近く音楽配信ランキングで上位にランクインしている。夏の夜のほろ苦い雰囲気を上手く生かした曲に、レイナの甘いボーカルとSan Eの印象的なラップが加わり、6月12日にリリースしてから今まで上位にランクインし、ロングヒットに成功している。

これらの曲は今までもたまに1位に返り咲き、新曲をリリースした歌手たちを驚かせている。

それだけではない。これに先立ち5月27日にリリースした歌手ジョンインとLeessangのケリの「人の匂い」は、未だにトップ20入りしている。現在、MelOnで13位、genieで15位だ。そのほか歌手ホ・ガクとApinkのチョン・ウンジの「喧嘩はもうやめよう」、IU(アイユー)の「お前の意味(Meaning of you)」などもトップ20に名を連ねている。

最近はSISTARの「TOUCH MY BODY」がロングヒットの兆しを見せている。先月21日にリリースされた同曲は、14日目の今月3日にも、MelOn、Mnet、genieなど、主な音楽配信サイトのリアルタイムチャートで1位をキープし、パワーを見せつけている。