ナム・ジュヒョク「“第2のキム・ウビン?”僕はただ“ナム・ジュヒョク”として成功したい」

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「かっこいい~かっこいい~」向かいに座っているナム・ジュヒョク(20)を見ていると、CMソングが頭に浮かんだ。昨年、モデル業界に彗星のように現れ、数々のグラビアやショーに出演した。デビューしてちょうど1年になった彼だ。楽童ミュージシャンのミュージックビデオに出演して知名度を高め、CMにも抜擢された。JTBCバラエティ番組「学校に行ってきます」では、女子生徒のみならず男子生徒まで魅了し、tvNドラマ「インヨ姫」の放送を控えている。ドラマが終わった後ははるかに成長しているであろう“純粋な青年”ナム・ジュヒョクに、少し早めに会ってみた。

―まだナム・ジュヒョクを知らない人のために簡単な自己紹介をしてほしい。

ナム・ジュヒョク:KPLUS所属の新人モデル、ナム・ジュヒョクだ。モデルとして活動しており、ちょうど演技とバラエティを始めた。

―デビューのきっかけは?

ナム・ジュヒョク:もともとモデルになるのが夢だった。学校に通っていた頃はただの夢だったけど、昨年、今の所属事務所であるKPLUSで一日モデル体験イベントがあり、参加した。そして、3ヶ月間のコースを奨学金をもらって修了した後、事務所と契約して、モデルとしてデビューすることになった。

―学生時代にはスポーツをしていたと聞いた。

ナム・ジュヒョク:中学校3年生までバスケットボールをやっていた。バスケが面白くて始めたけれど、その時に背も伸びた。中学生の間に30cmも伸びた。今も伸びていると思う。もっと小さい頃は水泳もしていた。小学生の時には町内のプールセンターで開かれる大会で金メダルまで取った。

―見れば見るほどかっこいい。自分の身体(顔を含めて)の中で一番気に入っている部分はどこか?

ナム・ジュヒョク:眉だ。もともと形がきれいだ。

―ファンがすごく増えている。ファンの管理はどうやっているか?

ナム・ジュヒョク:特にやっていることはない。SNSやファンカフェ(コミュニティサイト)に書き込んだりする。ファンに会ったら写真もたくさん撮る。でも、盗み撮りはあまり好きじゃない。撮ろうと言われれば撮るので、おっしゃって欲しい。

―SNSを頻繁に更新している。

ナム・ジュヒョク:Facebookは僕を名乗る人が多くて、つい最近止めた。今はInstagram(写真共有SNS)だけをやっている。SNSは僕のことをより広く知らせる良い宣伝手段だと思う。でも、Facebookにはナム・ジュヒョクのページがあって、そこに友達の写真も公開されるので、友達にも申し訳なかった。プライバシーが保護されないところが良くないと思う。僕の写真を掲載して頂くのはありがたいけれど、友達まで写っている写真は避けて頂きたい。

―モデルをしながら一番記憶に残っている撮影やショーは何か?

ナム・ジュヒョク:楽童ミュージシャンのミュージックビデオの撮影! グラビアやショーはあえて言わなくても全て記憶に残っている。

―ミュージックビデオの撮影で記憶に残っているエピソードは?

ナム・ジュヒョク:ミュージックビデオは日本で撮影した。それが僕の初めての海外だった。それ自体が不思議だった。あ! 急に思いついたんだけど、2回目の海外旅行はマイアミに行きたい。来年3月に計画している。ちょうどマイアミでウルトラ・ミュージック・フェスティバルが始まる頃だ。だけど、よりによってちょうどその時がソウルコレクションの期間だから、フィッティングの日付を見て、ぜひその時期に行ってみたい。

―マイアミに行けるよう願っている。再びミュージックビデオの話に戻ろう。楽童ミュージシャンのミュージックビデオに登場する男は誰だ?とインターネット上で大騒ぎになった。予想していた反応か?

ナム・ジュヒョク:本当に予想できなかった。プレッシャーになるほど反響を呼んだ。それでも本当に気分が良かった。もっと頑張れる気がしたし、前に進む力を与えてくれた。

―楽童ミュージシャンとの共演はどうだったか。皆、演技は初心者だったと思うが。

ナム・ジュヒョク:良く息が合ったと思う。僕は初めてだったので何も分からないままやった。喧嘩しろと言われれば喧嘩したし、踊れと言われれば踊った。

―役者になりたいと思ったことは?

ナム・ジュヒョク:最初はまったく思わなかった。でも、モデルを始めてから、周りに「演技するのもいいんじゃないか?」とよく言われるようになった。それで、自然に演技に関心を持つようになった。今は演技したいという夢があり、機会が与えられれば上手くやれると思う。歯の矯正をしているので発音がうまくできないけど。発音練習をたくさんしなきゃ。

―女性ファンが多い。みんなが気になっていることだと思うが、彼女はいるのか?

ナム・ジュヒョク:いない。ずいぶん前に別れた。

―理想のタイプは?

ナム・ジュヒョク:話がよく合う人がいい。外見だけで言えば、丸々した女性がいい。芸能人でいうと、パク・スジン先輩のようなタイプ!

―20代前半だが、恋愛はしたくないのか?

ナム・ジュヒョク:恋愛しなきゃ! これ以上待てない!

―役者として成長すれば“第2のキム・ウビン”“第2のイ・ジョンソク”と呼ばれるかもしれない。プレッシャーにならないか?

ナム・ジュヒョク:そんなふうに呼ばれたくない。その方々も嬉しくないだろう。

―最近JTBCの新しいバラエティ番組「学校に行ってきます」に出演した。撮影の初日はどうだったか?バラエティ番組への恐怖はなかったか?

ナム・ジュヒョク:リアリティ映像「ナムTV」を撮ったことがあるので緊張するよりはわくわくした。高校で撮影したので大丈夫だった。

―tvNドラマ「インヨ姫」で演技に初挑戦することになった。かなり緊張していると思うが。

ナム・ジュヒョク:演技はかなり緊張する。「本当に駄目だ」と思うほどたくさん緊張した。でも、演技を学んだこともない僕がここまできた以上、どうしようもないだろう。ベストを尽くして、僕にできることをすべて出し切って、精一杯頑張らなきゃ!

―ミュージックビデオ、ドラマ、バラエティ、CMにまで出演している。デビュー前の目標と比べるとどうか?

ナム・ジュヒョク:デビュー前の目標はまだ叶っていない。認められるモデルになろうということだったけれど、まだダメだ。ファッションウィークももう二回やってみたし、これからもモデルとしてお見せできる部分がたくさん残っている。

―“○○ナム・ジュヒョク”、自身の名前の前につけたい言葉はあるか?

ナム・ジュヒョク:“誰が見てもナム・ジュヒョク”! 誰に似ていると言われることが多いけど、それよりもただ“ナム・ジュヒョク”として成功したい。

1.コーディネートにアクセントを与えられるブレスレットとネックレス。2. 夏にいつも持ち歩く日焼け止め。3. 頻繁に使ううがい薬。4.ファンにいただいた手紙。

記者 : チェ・スジ、写真 : イ・ジェハ