イム・グォンテク&ホン・サンス監督、第71回ベネチア国際映画祭進出“快挙”

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写真=TVレポート DB
イム・グォンテク監督とホン・サンス監督の作品が第71回ベネチア国際映画祭に進出する。

イム・グォンテク監督の新作「ファジャン」の制作会社ミョンフィルムは24日午後、「『ファジャン』が今年のベネチア国際映画祭の非コンペティション部門であるガラ上映作として招待された。『シバジ』『下流人生~愛こそすべて~』『千年鶴』に続く4度目の招待だ」と伝えた。

ベネチア映画祭のプログラマーであるエレナ・ポラチは「ファジャン」を選択した理由として「本当の映画マスターでなければこのような難しい題材をこれほどの自信を持って描くことができないと思う。人生の様々な段階で出会う人間関係について、豊かに語る素晴らしい映画だ」と評価した。

イム・グォンテク監督の102本目の作品「ファジャン」は、作家キム・フンの第28回イサン文学賞大賞作「ファジャン」を原作にした映画で、死んでいく妻と恋心を抱いている若い女性の間で悩む中年男性の物語を描いた作品だ。アン・ソンギ、キム・ギュリ、キム・ホジョンが出演した。

続いてホン・サンス監督の新作「自由が丘で」の広報会社ホホホビーチも、同日「ホン・サンス監督の新作『自由が丘で』がベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門に上がった」と伝えた。

ホン・サンス監督の「自由が丘で」は日本の俳優・加瀬亮や韓国を代表する女優ムン・ソリ、新星チョン・ウンチェが出演する作品で、昨年6月ソウル華陽洞(ファヤンドン)、鐘路(チョンノ)などで1ヶ月間の撮影を終えた。

今年ベネチア映画祭の公式部門はコンペティション部門(Venezia 71)、非コンペティション部門(Out of Competition)、オリゾンティ部門(Orizzonti)、ヴェニス・クラシック(Venice Classics)の4つのセクションで構成されており、このうち競争部門としてコンペティション部門とオリゾンティがある。

今年のベネチア国際映画祭は8月27日から9月6日まで開かれ、開幕作はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「BIRDMAN」が選ばれた。

記者 : チョ・ジヨン