ソ・イングク、ミニアルバム「hug」本日リリース“ハグしたくなる瞬間…実は多いです(笑)”

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今年2月、第28回日本ゴールドディスク大賞「ベスト3ニュー・アーティスト(アジア)」を受賞したソ・イングク。昨年の日本デビューから、これまでに2枚のシングルと1枚のフルアルバムをリリースしているが、今回6月25日にリリースするミニアルバムには自身が作詞・作曲した曲を収録。日本では初めて自作曲を収録したミニアルバムとなり、“今回本当に特別なアルバム”と語る彼に、アルバムについて聞いた。

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【PHOTO】ソ・イングク、1stミニアルバム「hug」“今回本当に特別なアルバム”

―第28回日本ゴールドディスク大賞「ベスト3ニュー・アーティスト(アジア)」受賞(2014年2月)おめでとうございます! この賞の受賞を聞いた時、どうでしたか?

ソ・イングク:ありがとうございます。「本当に僕が?」って思いました。驚きましたし、気分もとても良かったです。そして、モチベーションにも繋がりましたし、この賞を受賞できたのはファンの皆さんが僕の曲を愛してくださったからだと思いますので、これからもっともっと素晴らしい曲を通して皆さんに恩返しをしていきたいと思いました。

―6月25日にリリースするミニアルバム「hug」は、どのようなアルバムでしょうか?

ソ・イングク:「hug」というアルバムの中には悲しい曲がたくさん収録されています。近くにいる時にはその人の大切さがよく分からなかったけれど、その人がそばにいなくなった後にその大切さを感じるという内容が多く含まれているミニアルバムです。「hug」という言葉にはすごく素敵な意味が含まれていますが、その逆で<hug>することができなくなった時の気持ちを表しています。

―なるほど、その「hug」というタイトルはどのように決まりましたか?

ソ・イングク:僕が決めたわけじゃないんですが、いろいろな意見がある中で、もちろん僕も意見を出して、そしてみんなで話し合って決めました。


「ハグしたくなる瞬間…実は多いです(笑)」

―ソ・イングクさん自身は、<hug>という言葉にどういう印象を持っていますか?

ソ・イングク:<hug>というものは、すごく親密な間でなければできない行為じゃないですか。ですから、人と人とを繋いであげるというような感じがしますし、人だけじゃなくて動物とかもそうですし、大好きな人形とかもそうですよね。

―日本ではまだそこまで馴染みはないのですが、韓国は<hug>を日常的にしますか?

ソ・イングク:例えば知り合い同士久しぶりに会ったりすると、“懐かしい、久し振りだね”という意味では抱き合ったりしますよね。僕自身は元々スキンシップは好きな方ですが<hug>をよくする方ではないと思います。

―では、ソ・イングクさんが<hug>したくなる瞬間はありますか?

ソ・イングク:実は多いです。例えばワンちゃんを見ると抱き締めたくなります。うーん、あと、おかしなことなんですけど、僕は布団とか枕を見ると抱き締めたくなるんです(笑) 変な人と思わないでくださいね?(笑)

―これまでジャケット写真では、衝撃的な上半身ヌード(笑) や蜷川実花さんとのコラボレーションなど、様々な姿を見せてきましたが、今回の「hug」では1stシングル「Fly Away」の時のような、原点に返ったように思いました。ご自身ではいかがですか?

ソ・イングク:そうですか? 僕はいつもそうなんですけど、写真を撮ってもそれがよく撮れているのかそうでないのか、よく分からないんです。でも今回のこの写真はすごくいい人という感じが出ているのでアルバム自体の雰囲気にも合って、なんかいいなって思っています。

―女心をくすぐっちゃうんじゃないでしょうか?

ソ・イングク:え! 一度もそんなことを考えたことはないんですが……(笑) そういう風に刺激ができればいいなと思います。

―では、今回のリード曲となる「もう、会えなくて。」は、どのような曲でしょうか?

ソ・イングク:このアルバム全体と一緒なんですが、この曲の内容というのが、そばにいる時には感じることができなかったけど、その人がいなくなって初めてその人の大切さを悟り、後悔して心を痛めるというような内容です。


「曲の雰囲気から切なく、後悔している内容がいいと思った」

―今回、ご自身で作詞・作曲した楽曲「遠ざかる」が収録されていますが、この曲を制作したきっかけを教えて下さい。

ソ・イングク:若い頃から歌を歌っているので、いつかは自分が歌う曲を自分で作りたいという気持ちを持っていました。韓国では、そうして実際に自分で作った曲も多いんですが、日本でこのようにリリースするのは今回初めてなんです。もちろんオリジナルの歌詞自体は韓国語なんですが、とにかく日頃から作曲をしたいなという気持ちを抱いていたので、自然と曲を作ることになって、それが今回アルバムに収録されたということです。

―日頃から作詞・作曲をされているんですね。

ソ・イングク:(一緒にいたスタッフさんを指して)「君の色」という曲も一緒に作業しました。一緒に作曲をやったのですが、その曲についてはほとんどリードしてもらいました。

―では、この「遠ざかる」という曲はどのような曲ですか?

ソ・イングク:この曲も同じような感じなんですが、恋愛している時には気づくこともできなかったんですが、でも別れてしまった後に自分が相手に対して“優しくできなかった”“その人のことをきちんと見守ってあげることができなかった”ということを悟って後悔をして心を痛めるという曲です。

―切ない内容ですね。その歌詞は実体験から書いているものですか?

ソ・イングク:自分自身の経験をこの中に織り込もうとしたわけではないです。曲自体を聞いて曲の雰囲気を考えて、こういった歌詞が似合うんじゃないかなと、後悔しているようなそういった歌詞が似合うんじゃないかなと思い書きました。

―曲を作るときは、メロディが先ですか?

ソ・イングク:そうですね。メロディを先に作って歌詞をイメージしながら作っていきます。

―それでは、今回のミニアルバム「hug」をどのように聞いてほしいですか?

ソ・イングク:収録されている曲が非常に感性をくすぐるような曲になっていますので、雨が降っている日ですとか、あるいは夜に聞いていただきたいと思います。また、曲自体にはたくさんの意味が込められていて、近くにいた時には分からなかったけど、別れた後に相手の大切さを悟って後悔する……という内容が込められている曲なので、そういったメッセージが皆さんにうまく伝わったらなと思います。


「女装?…頑張ります、約束は約束だから(笑)」

―ドラマへの出演も決まったと聞きましたが、韓国での活動を含めて近況を教えてください。

ソ・イングク:はい、ドラマ「ナイショの恋していいですか!?」への出演が決まりました。まだ撮影は始まっていないので、今は準備期間です。ここ最近はプライベートの時間が多くて、実家に帰ったりとか、友人に会ったりしていました。忙しいというよりもゆっくりできる時間が多かったです。だから、今回のアルバムは僕自身も実際に一緒に参加することができたんです。(ドラマ撮影開始前の取材)

―今作は本当にリフレッシュしながら時間をかけて作ることができたんですね。前回お会いした時のグッタリ疲れていた様子を今でも覚えています。(2013年10月掲載インタビュー)

ソ・イングク:はい、あの時はそうですね(笑) 食べるものも食べて、休みながらゆっくりじっくり作業することができました。

―あの時はドラマ「主君の太陽」と映画「君に泳げ!」の撮影やプロモーション活動が重なっていてかなり大変そうでしたが、撮影に入ってしまうと歌手活動と並行していくのは大変ではないですか? 切り替えなどはどのようにしているんでしょうか?

ソ・イングク:役者と歌手をすることに、切り替えはないと思っています。とにかく歌を歌う時には歌を一生懸命歌わなければという思いでいるので、演技のことは考えなくなります。そして、演技の時には演技に集中しなきゃと思うので、歌のことについては考えなくなるので、自然とそうやって切り替わっていきます。

―出演後、役に引きずられることはないですか?

ソ・イングク:そんなにひどいわけではないですが、少し引きずられる部分はあります。すぐにその役柄から抜け出すというのは難しいです。

―2作品を同時進行で撮影した場合に、役が重なってしまうなんてことはないですか?

ソ・イングク:重ならないようにたくさん努力しました。そうしないと2つの作品における僕のキャラクターがおかしくなってしまいますので、現場ではものすごく考えて集中しながら撮影をしていました。僕に与えられた仕事だから、自然とそういう努力をするようになりました。

―素晴らしいですね。ドラマも楽しみです。それでは、今回ミニアルバム「hug」を心待ちにしている日本の皆さんにメッセージをお願いします。

ソ・イングク:今までのアルバム同様ですが、今回のアルバムは僕にとって本当に特別なアルバムです。今回は僕自身がプロデュースした曲もありますし、また「もう、会えなくて。」という曲のように、曲自体に非常に深い意味が込められている曲もあります。久しぶりのリリースになりますが、皆さん今まで待ってくださってありがとうございます。皆さんに聞いていただければありがたいです。

―待望のリリース、待っていた方も多いと思います。これからの活動に期待が膨らみますが、日本でしてみたい活動はありますか?

ソ・イングク:そうですね、コンサートをやりたいです。韓国では前回初めてやりましたが、日本ではまだコンサートはやったことがないので、やってみたいです。

―前回のショーケースで女装を見せると約束していましたが、期待していいですか?

ソ・イングク:ええ……はい、頑張ります。約束は約束だから(笑)




■リリース情報
ソ・イングク 1st mini album「hug」 2014.6.25 release!

Type-A/Type-B/Type-C
【Type-A(CD+DVD)】
CRCP-40375 / ¥2,593+税
<CD収録曲>
1. もう、会えなくて。
2. 君の色
3. Good-Bye Dear
4. 瞳の中のフォトグラフ
5. 遠ざかる(韓国語Ver.)
6. 美しい絶望
<DVD収録内容>
・もう、会えなくて。(Music Video)
・もう、会えなくて。(Music Video Making & JK Shoot Making)

【Type-B(CD)】
※フォトページ付豪華ブックレット全24P仕様
CRCP-40376 / ¥2,222+税
<CD収録曲>
1. もう、会えなくて。
2. 君の色
3. Good-Bye Dear
4. 瞳の中のフォトグラフ
5. 遠ざかる(韓国語Ver.)
6. 美しい絶望

【Type-C(CD)】
CRCP-40377 / ¥2,037+税
<CD収録曲>
1. もう、会えなくて。
2. 君の色
3. Good-Bye Dear
4. 瞳の中のフォトグラフ
5. 遠ざかる(韓国語Ver.)
6. 美しい絶望
7. 遠ざかる(日本語Ver.)(Bonus Track)

【発売記念イベント】
●6月28日(土) 13:00
ミニライブ&ハイタッチ会+当日会場限定特典有り
会場:阪急西宮ガーデンズ4階スカイガーデン・木の葉のステージ
※CD販売受付時間10:00~15:00(終了予定) 予定枚数に達した場合、販売終了となります。
※CD販売受付場所:阪急西宮ガーデンズ スカイガーデン内CD販売特設カウンター
※ミニライブ:優先観覧エリア有り

●6月29日(日) 13:00
ミニライブ&ハイタッチ会+当日会場限定特典有り
会場:東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ
※CD販売受付時間11:00~15:00(終了予定) 予定枚数に達した場合、販売終了となります。
※CD販売受付場所:東京ドームシティ ラクーアガーデンステージCD販売特設カウンター
※ミニライブ:優先観覧エリア有り

イベント詳細:http://www.crownrecord.co.jp/artist/seoinguk/whats.html

■ファンミーティング情報
タイトル:『SEO IN GUK Fan Meeting 2014 “IMPACT”』
日 時:2014年8月10日(日) 開場 15:30 / 開演 16:30
会 場:日比谷公会堂
出演者:ソ・イングク
チケット:前売り券:9,500円(税込) 当日券:10,800円(税込)

ソ・イングク オフィシャルWEBサイト:http://www.seoinguk.jp/

記者 : Kstyle編集部、撮影 : 朝岡英輔