KBS、二大労組のストライキに対する公式立場を明かす「違法行為に対する民・刑事責任を問う」

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写真=TVレポート DB
KBSの二大労組(第1労組、新労組)が本日(29日)朝5時からストライキに突入したことに関連し、KBS側が「極端な選択をしたことに対して懸念を示す」と公式立場を明かした。

KBSはこの日の午前、報道資料を通じて「会社はすでに何度も今回のストライキが目的や手順などすべての面で労組法が求める正当なストライキの要件を満たしていない違法ストライキであることを明かしてきた。今回のストライキは勤労条件と関係のない社長退陣を目的とした明白な違法ストライキだ」と主張した。

また、KBS側は「会社は違法行為に対して妥協や寛容がないことを明確に宣言し、社規違反による懲戒責任と違法行為による民・刑事上の責任を厳しく適用する」とし、「労働組合は破局への道にこだわらず、労働組合法と団体協約が保障する制度の中で理性を持ってKBSの発展と未来を議論してほしい」と求めた。

これに先立ち、KBS理事会はキル・ファンヨン社長の解任提請案を巡り28日から29日の未明まで激論を繰り広げたが、結論を出せず議決を来月5日に延期した。これを受け、解任提請案が否決あるいは延期される場合はストライキに突入すると予告したKBSの二大労組は、29日からストライキに入った。KBS職員の80%が所属した二大労組が共同ストライキに入るのは、今回が初めてである。

記者 : イ・ウイン