チャ・スンウォン、衝撃の女装姿を初披露!…“女になりたい男”に扮した映画「ハイヒールの男」

OSEN |

写真=ロッテエンターテインメント
映画「ハイヒールの男」(監督:チャン・ジン)が、女性になりたい男“ジウク”の衝撃的な写真を公開した。

公開された写真は、女性になりたい自分を見つめながらメイクを受ける“ジウク”の切実な眼差しが盛り込まれたメイクシーンである。

自身が本当に求める新しい人生を歩みたいという本心が込められた“涙の写真”と、イヤリングをしてクラッチバッグを持ち、驚くほど完璧な女性の姿をした“イヤリング写真”まで、衝撃的なビジュアルで映画に対する好奇心を掻き立てる。

特に“男の中の男”に代表されるチャ・スンウォンが女性の姿に変身したシルエットは、その衝撃的な演技に対する関心をさらに刺激する。

「ハイヒールの男」は、男としての条件を完璧に揃えているが、女性になりたい欲望を隠したまま生きてきた強力班の刑事“ジウク”の、後戻りできない運命を描いた映画だ。

写真=ロッテエンターテインメント
チャ・スンウォンと6年ぶりに再会したチャン・ジン監督は「“ジウク“が心の中に隠してきた女性性を劇的に表現するため、より男性的で強力なカリスマ性を持つ俳優が必要だった。それがチャ・スンウォンだった」とし、「女になるためにメイクをしなくても、無言で見つめるその悲しい眼差しだけで“女性”を見つけることができた」と伝えた。

チャ・スンウォンが演じる“ジウク”は、心の奥にある女性性を隠すため、よりタフな男として生きてきた衝撃のキャラクターだ。彼は「人は誰もが心の中に女性と男性の性向が両方とも存在すると信じている。おそらく100%理解することはできないと思うが、心を込めて理解しようと努力した。アクションや外見の変化も重要な映画だが、なによりも『ジウク』が経験する感情変化に集中するため、努力した」と説明した。

「ジウクは極端な男性性と女性性を同時に持つ複合的なキャラクターだ。演技人生において二度と経験できない、特別な経験だった」と明かしたチャ・スンウォンは、心が女性であることにより苦痛と傷を抱いたまま生きてきた人物の濃いパトスを盛り込むため、激しいアクションから極限の感情表現まで、渾身の力で作品に臨んだという。韓国で6月4日に公開。

記者 : チェ・ナヨン