“セウォル号オーナーの側近”とされる女優、本日(10日)検察召喚

TVREPORT |

検察が旅客船セウォル号の実際のオーナーであるユ・ビョンオン元セモグループ会長の側近として知られた、国際映像代表の女優チョン・ヤンジャ(本名:キム・ギョンスク)を10日召喚調査する。

9日、仁川(インチョン)地検特別捜査チームはチョン・ヤンジャに10日午後3時までに出席することを通知したと伝えた。セモグループの系列会社である国際映像とノルンジャショッピングの代表取締役を務めているチョン・ヤンジャは、キリスト教福音浸礼会(いわゆる救援派)の宗教施設である京畿道(キョンギド)安城(アンソン)の「クムスウォン」の代表も兼ねている。

救援派の信者として知られているチョン・ヤンジャは年初からグループの持株会社と言えるアイワンアイホールディングスの取締役にも就任した。検察は2010年、国際映像の2大株主だったユ元会長が同会社の持ち分を処分しながら主要系列会社が実際の価値よりずっと高い値段でこれらを買い取るようにする方式で利益を得たと見ている。

検察は同日、モレアルデザインと国際映像ビルのコンサルティング会社などユ元会長一家が経営する系列会社6ヶ所も追加で家宅捜索した。モレアルデザインはユ元会長の長女ソムナ氏(48)が代表を務めているインテリア会社であり、系列会社のインテリアなどをこの会社に発注するようになっていたのではないかという疑惑が浮上している。

また検察は同日、清海鎮(チョンヘジン)海運のキム・ハンシク代表を業務上過失致死罪の疑いで拘束した。

記者 : イ・ヒョニ