“本日(1日)放送開始”スターとファンのトークショー「星に願いを」…プロデューサーが明かす3つの視聴ポイント

OSEN |

カン・ホドンが進行するMBCパイロット番組(レギュラー編成に先立ち、1~2回テストとして放送した後、編成を決定する番組)「カン・ホドンの星に願いを」の第1回が本日(1日)午後11時15分から韓国で放送される。旅客船セウォル号沈没事故を哀悼する意味で、当初計画されていた放送開始日の2週間後である今日、ついにお茶の間を訪れる。改編と同時に数多く始まるパイロットバラエティ番組の中でも変わったコンセプトと共に、カン・ホドンという“スターMC”を前面に出した「カン・ホドンの星に願いを」は無事にレギュラー番組になれるだろうか。

「カン・ホドンの星に願いを」を演出しているファン・ギョジンプロデューサーは最近、OSENに「収録を無事に終えた。一般人が出演する従来の番組の場合、一般人出演者の極端な面を強調することに力を入れていたけれどこの番組は様々なタイプの一般人ファンたちが登場する」と、同番組の強みについて語った。

「カン・ホドンの星に願いを」はスターとスターを愛するファンたちが一緒に出演するトークショーで、スターのファンの話を通してスターの新しい魅力を再発見することを目標としている。カン・ホドンをはじめ、SUPER JUNIOR シンドンとお笑い芸人のソン・ウニがMCを務め、クォン・オジュン、SISTARのソユがパネラーとして参加した。また第1回にはタレントのイ・フィジェ、歌手ウン・ジウォン、ソン・ジニョン、女優ユ・イニョン、グループINFINITEがファンと対面するスターゲストとして出演した。

ファン・ギョジンプロデューサーが強調するのはフレンドリーで和気藹々とした雰囲気だ。彼は「ファンたちはやはり芸能人が好きで生きてきたので、彼らは強い共感を覚えている。まるでプライベートで友達に会って話をするような雰囲気が作られた」と言い、愉快だった収録現場の雰囲気を伝えた。以下はプロデューサーの言葉をもとに考えてみた「カン・ホドンの星に願いを」の3つの視聴ポイントである。


1.カン・ホドン+スターゲスト“抜群の相性”

なんと言ってもカン・ホドンは「黄金漁場-ヒザ打ち導師」を数年間率いたトークショーのベテランMCである。MCのカン・ホドンとスターゲストの相性は特別だったという話だ。ファン・ギョジンプロデューサーは「勘を掴んだ」という短く強い言葉でカン・ホドンの活躍を説明した。彼によると、カン・ホドンは特有の活気溢れる姿で一般人ゲストたちとやり取りするだけでなく、芸能人のゲストたちとも面白い雰囲気を作ったという。特に、ゲストとして出演した古くからの仲間イ・フィジェは、12年ぶりにテレビでカン・ホドンと出会ってトークの腕前を披露した。カン・ホドンとは互いに暴露戦を繰り広げ、爆笑を誘った。

2.ファンだけが知っているスターたちの驚くべき過去“暴露戦”

「カン・ホドンの星に願いを」に出演したファンは、ほとんどが長い間一人のスターを好きでいる人々だ。そのため、彼らが持っているスターに関するデータベース(?)は、テレビ局にも劣らないほどだ。彼らが集めてきたビデオテープ、写真など、スターたちに関する貴重な資料は番組で全て公開され、スターやファンのみならず、視聴者も思い出を振り返られるようにする予定だ。ファン・ギョジンプロデューサーは「本当に色々なタイプのファンを見ることができた。イ・フィジェの場合、ファンクラブが出来て20年にもなる。そのためなのか、スターとファンの関係がまるで隣のお兄さんと妹、友達のような感じだった。気楽に話して普段よく会うような仲睦まじい様子だった。それだけに、イ・フィジェだけでなく、ユ・ジェソク、チョン・ジュナなどの過去が彼らの口からすらすらと明かされた。そういう部分が本当に面白かった」と明らかにした。

3.個性満点一般人ゲストの“大活躍”

前述したように、ファンとして出演した一般人ゲストの活躍が目立った。昔からのファンから最近ファンになった人まで、誰かを熱烈に好きになったという点で一般人ゲストの間には強い共感が形成されていた。ファン・ギョジンプロデューサーは「実は、一般人ゲストたちが、番組でどんな反応を見せるのか全く予想がつかなかった。だから、カン・ホドンには『雰囲気が沈まないように努力してくれ』と注文までしたけれど、予想外にも出演者たちは本当に愉快で収録が楽しかった。すでに彼らは第1回の収録後、SNSでチャットルームを作ってとても仲良くしている」と話した。それと共に、ファンはスターたちに向けた長年の義理と友情で感動を与えた。また、「カン・ホドンの星に願いを」でユ・イニョンと率直な会話を交わしたユ・イニョンのファンは、好きなスターが今までファンが送った応援と愛情表現を一つ一つ覚えている様子を見て非常に感動したという。

一般人とスターたち、そしてMCカン・ホドンの組み合わせで期待を集める「カン・ホドンの星に願いを」は、果たして低迷しているMBC木曜深夜のバラエティ番組を復活させることができるだろうか。蓋は開けてみないと分からないと言われるが、「カン・ホドンの星に願いを」だけのユニークなコミュニケーション方法が観察バラエティ一色である現在のバラエティ番組に新鮮な刺激を与えるのではないかと期待させるのは事実だ。特別なユーモアのポイントを持った新概念のトークショー「カン・ホドンの星に願いを」が視聴者の心を掴むことができるのか、今後が注目される。

記者 : チョン・ユジン