ドラマ制作発表会、一部正常化…芸能界も活気を取り戻すか

OSEN |

全面的に中止となっていたドラマ制作発表会に再開の動きが見えてきた。これにより、止まってしまった韓国の芸能界が再び活気を取り戻せるのかに関心が集まっている。

MBCの新水木ドラマ「弁護士の資格」とSBSの新月火ドラマ「ドクター異邦人」は、29日午後2時に制作発表会を開く。この日程が予定通り進行される場合、16日に珍島(チンド)沖合で発生した旅客船沈没事故から中止となっていたドラマの制作発表会が再開されることになる。

「弁護士の資格」は30日に第1話の放送を控えているが、その前日の29日に急いで制作発表会を開催する。制作陣の内部で、23日に制作発表会を開こうという意見もあったが、全国民が悲しみに暮れている状況であることを考慮し、慎重に延期した。

5月5日にスタートする「ドクター異邦人」は「弁護士の資格」のように放送日が迫ってきたわけではないが、制作発表会の開催をめぐって苦心の末、このような決定を下したことが分かった。

現在KBS 2TVの新月火ドラマ「ビッグマン」、SBSの新週末ドラマ「気分の良い日」、SBSの新水木ドラマ「君たちは包囲された!」などの制作発表会は、延期もしくは中止となった状況だ。そんな中、2本のドラマが予定通り発表会を行えば、全面中止となったドラマの制作発表会に再開の糸口が見える見込みだ。

これにより、広報と哀悼の間で悩んでいたドラマの関係者たちは「弁護士の資格」「ドクター異邦人」の動きを注視すると見られる。しかし、この日程も確定したものではないため、果たして計画通り制作発表会が開かれるかどうかに関心が集まっている。

「弁護士の資格」は、巨大なローファームのエース弁護士キム・ソクジュ(キム・ミョンミン)が偶然の事故で記憶を失った後、自身が生きてきた人生を振り返り、事件を受任して新しい人生を送ることになるヒューマン法廷ドラマで、キム・ミョンミン、パク・ミニョン、キム・サンジュン、チェ・ジョンアンなどが出演する。

「ドクター異邦人」は韓国で生まれ、北朝鮮で育てられた天才医師パク・フン(イ・ジョンソク)と韓国最高のエリート医師ハン・ジェジュン(パク・ヘジン)が巨大な陰謀に立ち向かうメディカルスパイメロドラマでイ・ジョンソク、パク・ヘジン、チン・セヨン、カン・ソラなどが出演する予定だ。

記者 : パク・ジョンソン