今年の“時代劇大戦”の火蓋を切る映画「王の涙－イ・サンの決断－」(制作：チョイスカットピクチャーズ)が、華やかなキャスティングを誇るキャラクター映像と制作記の映像を公開した。

キャラクター映像には韓国最高の名優が総出動し、注目を浴びている。今までにない正祖(チョンジョ)の姿を見せると期待されているヒョンビン、サンチェク役でスクリーンを圧倒する演技を見せるチョン・ジェヨン、朝鮮最高の殺手(サルス)役でカリスマ性溢れる変身を遂げるチョ・ジョンソクなど、3人の俳優の爆発的なエネルギーを予告している。

また宮廷最高の野心家である貞純(チョンスン)王后役のハン・ジミン、正祖の母・恵慶宮洪氏(ヘギョングンホンシ)役のキム・ソンリョン、殺手を育てる秘密組織の主人クァンベク役のチョ・ジェヒョン、禁衛営(クムウィヨン、朝鮮時代の中央軍)隊長ホン・グクヨン役のパク・ソンウン、洗踏房(セダプバン)の宮中女官ウォルへ役のチョン・ウンチェまで、最高の俳優たちが映画の完成度を高めた。

共に公開された制作記の映像も、イ・ジェギュ監督はもちろん、“忠武路(チュンムロ：韓国の映画界の代名詞)”最高のスタッフが誕生させた完成度の高いプロダクションに対する信頼を高めてくれる。

まず、チョ・ファソン美術監督が撮影のために2ヶ月半かけて全羅南道(チョンラナムド)潭陽(タムヤン)に再現した正祖の書庫かつ寝殿である尊賢閣(ジョンヒョンガク)は、その堂々とした威容だけで「王の涙－イ・サンの決断－」の美術的なクオリティを予測させる。

映画「悪いやつら」「観想」のコ・ラクソン撮影監督とMBCドラマ「チェオクの剣」、映画「ランニングマン」のヤン・ギリョン武術監督も、各キャラクターの心理表現に心血を注いだ。さらに、映画 「恋の罠-淫乱書生-」「春香秘伝 The Servant 房子伝」を手がけたチョン・ギョンヒ衣装デザイナーの古風な衣装、映画「王になった男」のチョ・テヒ扮装室長のきめ細かい作業を経て「王の涙－イ・サンの決断－」のハイクオリティなプロダクションが仕上がった。

「王の涙－イ・サンの決断－」は朝鮮時代、王になった正祖の暗殺をめぐり、殺そうとする者と生かそうとする者、生きなければならない者のすれ違う運命を描いた作品だ。ヒョンビン、チョン・ジェヨン、パク・ソンウン、チョ・ジョンソク、チョ・ジェヒョン、キム・ソンリョン、ハン・ジミン、チョン・ウンチェなどが出演し、MBCドラマ「チェオクの剣」「ベートーベン・ウィルス～愛と情熱のシンフォニー～」「キング～Two Hearts」を演出したイ・ジェギュ監督のスクリーンデビュー作だ。韓国で30日に公開される。


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