組織暴力団出身の「チング 永遠の絆」脚本家、違法賭博場の運営により懲役判決

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チュ・ジンモ主演の映画「愛 サラン」とユ・オソン、キム・ウビン主演の映画「チング 永遠の絆」の脚本家である組織暴力団出身のハン氏(41)に懲役刑が宣告された。

6日、釜山(プサン)地方裁判所の刑事4単独イ・サンム裁判官は、会員を募集して違法賭博場を運営した容疑(賭博場開張図利罪)で起訴された映画「チング 永遠の絆」の脚本家ハン氏に対して懲役1年2ヶ月に追徴金1億7千万ウォン(約1668万9738円)を言い渡した。

また、賭博場の運営に参加したムン氏(39)に懲役1年と追徴金1億ウォン(約981万7493円)、イ氏(38)など2人にそれぞれ懲役8月に執行猶予2年と追徴金2500万ウォン(約245万4373円)や社会奉仕120時間を言い渡した。

イ・サンム裁判官は「ハン氏とムン氏は過去に同じ罪で処罰されたことがあり、犯行を主導するなど加担の程度が大きい」と明らかにした。

ハン氏は昨年5月から今年1月まで約8ヶ月間、広安里(クァンアンリ)海岸路(ヘビョンロ)のある建物の地下でボードゲーム場に見せかけた違法賭博場を経営し、7000万ウォン(約678万2245円)相当の不当利得を得た疑いで取り調べを受けた。

ハン氏は組織暴力団の犯行における特別取調べが行われた1992年、釜山最大の組織暴力団である七星(チルソン)派の忘年会に出席するなどの疑いが摘発され、1994年に懲役1年6ヶ月の判決を受けて服役したことがある。

ハン氏はこの経験に基づき、映画「友へ チング」の脚本に参加し、2007年には自身の経験を脚色した映画「愛 サラン」のシナリオを執筆した。その後、様々なテレビドラマの脚本に参加し、昨年公開した映画「チング 永遠の絆」のシナリオを書いて組織暴力団出身の脚本家として名を馳せた。

記者 : キム・グァングク、翻訳 : ナ・ウンジョン